コラム大全集

昨年の終わり頃、現米国大統領選挙の結果が出るまで、ドラブルがあってなかなか決まらなかった時、私は,思った「アメリカ国民が本当に指示している大統領ではない・・・」。だから、何が起こってもおかしくないのではなかろうか。小泉首相の「靖国神社参拝問題」に対する近隣諸国の反応に対する日本政府の対応などを考えると「いつかきた道」と感じるのは、私だけだろうか。 アメリカの大統領が変わり軍事的関わりが、軍事拡大の方向に行こうとしている気がしてならない。挑発的な態様を感じる環境問題でもアメリカだけが、世界の流れに反して自国の経済優先の対応をしていると思われる。大統領の地元は、軍事産業が多いのだといわれている。昨年の暮れから アメリカ経済の景気が悪くなっていると言われていて、その打開策として「戦争でもはじめよう・・・」と言う働きかけがあったのかもしれない。それに対して、日本政府はこのような、アメリカの動向に追随し、振り回されるだけでいいのだろうか・・・。 
2001年10月

 緊急声明
  法と理性による平和的解決を

9月11日にアメリカで起こった同時多発テロによって、多くの市民が生命を奪われ、行方不明になっています。テロは、どのような政治的見解、宗教的信条によるものであろうと、許されることのない野蛮な行為です。私たちはこの行為を強く糾弾し、犠牲になった人々に心から哀悼の意を表します。

 アメリカ政府は、今回のテロに対して大規模な軍事力による報復を準備しています。このような行為は、新たなテロに絶好の口実を与え、悪循環を引き起こします。1970年の国連総会で採択された、「武力行使をともなう復仇行為」を禁止する宣言もそのことを警告しているのです。テロを根絶するためには、国連憲章と国際法にもとづいて容疑者とその支援者を逮捕し、法によって厳正に処罰すべきであり、彼らを包囲し捕捉することに、国際社会の粘り強い努力が向けられなければなりません。

 小泉内閣は、国際法上の根拠をもたないアメリカの軍事報復を支援するために、自衛隊の海外派遣を対米公約しました。これは「周辺事態法」などの法律をもってしても合理化することのできない憲法違反の参戦行為です。私たちはこれを断じて許すことができません。

 20世紀は、戦争とテロの惨禍が繰り返された時代でした。原子爆弾、枯葉剤、有毒ガス、対人地雷などの無差別兵器が使用され、20世紀後半だけでも戦争による死者は19世紀の2倍におよび、その90%以上は一般の市民だったとされています。戦闘終了後も、多くの人々は後遺症に苦しんできました。まさに、障害発生のもっとも大きな原因は、戦争による暴力だったのです。

 私たちは、テロと戦争を防止し、法と理性の力による平和的解決を強く求めます。

2001年9月27日
全国障害者問題研究会常任全国委員会

WB01514_.gif (256 バイト)東京都教育委員会は2002年度に都立盲・聾・養護学校で使用する教科書として「新しい歴史教科書をつくる会」の教科書「中学歴史・公民」(扶桑社)を採択する方向で動いています。この教科書は歴史の真実を隠蔽したり歪めたりしている、日本国憲法の理念を否定しているなど、強い批判を国内外からあびているものです。障害児教育諸学校の教育は、憲法・教育基本法の精神に立脚し、子どもたちに真理・真実を伝え、それによって子どもたちが豊かな感性と知性を身につけるのを指導・援助する営みであり、この点において通常の教育と何ら変わらない普遍性をもつものです。その上で障害児の教育は、子どもたちの障害や発達の状態を科学的に把握し、その状態に対応する教育内容をよく吟味して選び、適切な方法によって取り組まれなければなりません。教育委員会のこのたびの動きは、このようなことについて全く考慮せず、もっぱら公立学校に「つくる会」の教科書を押しつけるための端緒とすることをねらったものとしか考えられません。

採択問題は8月6日ごろに決着すると伝えられています。私たちは都教委が「暴挙」と言うべきこの行為を止め、教科書の採択に当たっては子どもと教育のことをよく知っている教職員・父母の意見を最大限に反映させることを強く望みます。


全国障害者問題研究会常任全国委員会
                      
 2001年8月2日


小泉内閣は、マスコミの世論操作とも言える高い支持率を維持しているようですが、90%の国民が支持しているなとど言う事は、文明国家・民主的国家にはあるべき姿ではない。これまでの政策の矛盾に国民のストレスとして現れたものだといえるでしょう・・・。「何かをやってくれそう・・・」と言うだけで小泉首相が言っているように「痛み」については、派手なイメージ戦略の後ろにサボタージュされているのだと思います。国民が「好印象」と受け止めている1番目に「ハンセン病訴訟の控訴取り下げ」なのだと報道されていますが、こんな事は司法の専門家に言わせれば当たり前のことなんだと言われています。タウンミーティングで「障害者の声を聞く場を設けたい・・・」と言ってたけど、私は思った「聞くだけならサルでもできる・・・」世界的に見ても社会保障予算を小川から大河にしてくれるとか目に見えなければ、選挙前のアドバルーンでしかないと思っている。世界の流れは,基本的な生活保障・人権保障を行った上で経済を動かす方向なのに日本は,公共事業関係に50兆円の枠組みは変わらないようだし,不良債権に100兆円も使われるなんて話を聞いたら信じられるわけがないのだ、と言うのが最近思ったこと・・・。

IT基本法について
 2001年1月3日付け、日刊紙「赤旗」1面特集記事「ITの世紀」で私が紹介されています。この記事の最後の方で新年度から「音声合成ソフト」が限度額10万円まで助成する事になったと書かれています。しかし、内容を詳細に聞いたところでは、個人負担3万円、国と地方で7万円なのだそうです。さらに5年間の期限付になっています。
最近では、ワープロ専用機は、製造を中止するメーカーが相次いでいて、障害者の多くがパソコンを使っているのが現実です。だからこそパソコンを日常生活用具として認める事や「音声合成ソフト」によって重度障害者の入力手段の可能性を拡大する一つとして、要望が多かったのです。国は,これらの要望を一様受け入れた形にはなっていてますが、関係者から、厚生労働省に抗議のメールをおくらねばと言う声が多くなるように話されています。5年間の期限付と言うのはあくまでも「IT戦略」と言う政策的なものだと言う事です。ITと言えばそれとは無関係な施策にまで予算が付くと言われ各省庁が予算の奪い合いをしているとも言われています。
日本の社会福祉は、基礎構造改革の名のもとに根本から変えられようとしている事からすれば当然の流れなのだと言えます。しかし、「IT基本法」(高度情報通信ネットワーク社会形成基本法)が2000年11月30日与党3党と民主党の賛成で可決し2001年1月8日に施行されました。ご承知の方もいるかも知れませんが、この基本法には,「民主主義と言う言葉が一言もないと言われています。誰もが使える環境整備を行う事が国民の願いなのではないかと、全国障害者問題研究会の事務局長・薗部英夫さんがIT基本法策定委員会で意見を述べた事は、殆ど入っていないようです。


 2000年4月1日ある大手の介護事業者の出発式がテレビで放映されました。その数日後の報道でもスタート日、厚生省への苦情が数百件で大きなトラブルもなくスタートしたかのごとく報道されました。厚生省に苦情を言える人は数百人しかいなかったと言う事だけで、言えない人の方が多いのだと思います。私は、4月3日に、いつもの特養を短期入所を出る日でした。今まで、これほど利用者が少ないと感じた事は特別な日を除けばありません。これは、明らかに利用者が減ったのです。短期入所の利用日数に制限があるからだと思います。連休や農家の忙しい時に利用することを考えて控えているのだと思います。それは、幾度も言うように利用日数を増やせばお金がかかることもあるだろうと思います。


政府・厚生省の見通しの甘さは、いろんな所で露呈しています。現場の苦しい実態を言うようにもなりました。厚生省などの言ってきた「介護の社会化」と矛盾する事件は、介護保険の中身だけではありませんでした。4月5日報道されたところによると4月1日に介護疲れで、2人のお年寄りが亡くなっています。自宅で介護していたおじいちゃんが寝たきりのおばあちゃんを殺害し、自分も自殺を図ったと言うものです。この町は、私が住んでいる隣町にあたり、新潟市とも隣接している町です。この町は、従来からホームヘルパーが仕事がなくて毎日お茶のみをしていると言ううわさがあったところで、本当かいなかはともかく、第三者を家に入れたくない等の昔ながらの感情があって、公的介護・社会福祉を利用したくないと言う人もまだ多くいると言うことです。だからと言って「受け入れないのが悪い・・・」などと言ってしまう事も何の解決にもならないと思います。私が利用しているヘルパーも以前は、利用者の掘り起こしを行ったり、利用者の側に立った手順で行っているそうです。家族などの介護に対しても経済的・技術的な社会的保証の裏づけを地域や個人の自主性を損ねることなく行えばいいことなのだと思います。


一年前の話ですが、介護保険の準備が遅れている所へ「厚生省の指導が入る」と聞いた時、私は「それって厚生省の枠に嵌めること・・地方の事情を無視した圧力きゃないか・・・」と言った覚えがあるのです。もともと、社会保障の遅れた環境へ介護の「社会化」などと言うのもおかしいことだし、片方で地方分権と言いながら、地方のやり方に口を出したりしているのが、多く感じます。ある市で、一割負担の全額負担や半額負担をする所に対して県は、「それは、認められない・・・」と障害者団体などとの交渉の席で言っていました。もちろん、私達の代表は、「地方の最良県」を主張しています。

WB01514_.gif (256 バイト)川に落ちた事

子供の頃、家の前の川で魚釣りをすることがありました。と言ってもえさを付けられない私は,誰かがいないと、つまらないものでした。ところが「ザリガニ」を釣るときのえさは,ほしざかなで出来るのです。時には、するめイカでもいいのです。仲間と一緒に遊ぶのは,放課後のことが多かったとおもいだします。田んぼの間の小川には、着いていけず土手の上を着いて事もあったのです。私は、子供の頃記憶しているだけで、5回ぐらい川に落ちています。5回とも誰かがいたわけではなく、一人の時もあったと思いますが、運良く生きてこれたのは,なんなのか・・・。だからと言うわけでは,ないけど雑草の如く生きねばと、時々思う今日この頃です。

「介護保険」の施行8ヶ月の経過について
私は、親亡き後も「1人暮し」を続けてきたことは、このホームページに書いています,
これには、多くの人の理解と介護体制を取ってきたからです。
私の5年間の事は、私にとって長年住み慣れた自宅で生活出来ることは、心休ま
る快適な毎日です。ただ快適だと言うのは、大きなトラブルもなく、やってこれたと言
うことです。介護体制の不十分な所や経済的な苦しみは、今もなお続いています。

これらは、措置制度によって負担は、ほとんどありません。
しかし、今の「介護保険」が、私のような障害者にも該当する事になった時、介護を必
要とする者から考えると利用しにくい事が多すぎます。利用料と保険料を払えません。

年金で生活している者から考えると、障害が重くなればなるほど、介護サービスが必要
になるわけで、生活費が減ることになります。介護を必要とする人は同時に、医療行為
も必要になります。

在宅介護は、介護だけにとどまらず生活全体にわたる介護体制が取られなければなりま
せん。 私は、不十分ながらも、これらを介護日程の中に入れてきたのです。これは、ほ
とんどが、自己負担がないから生活水準を落とさずに出来ているのです。これ以上の年
金や福祉手当が目減りするような事があっては困ります。
今後も、自立した豊かな生活を送れるよう切に願うものです。

今年の雪

今年は、27年ぶりの大雪とか報道されています。積雪量は、当時に比べれば近年減っている事は確かで、半分ぐらいでしょうか・・・。数十年ぶりと言うのは、1月12日から1週間降り続いた事です。私の家も、水道が凍結して御風呂に入れませんでした。
低温注意報が20日まで解除されなかったのです。私の部屋の室温は、一年中20度から23度ぐらいに設定していますが、この寒さに耐え切れなかったのか故障してしまいました。
24時間寒い部屋で震えていました。電気屋さんから石油ストーブを借りたのですが、空気が悪くて体に良くないです。エアコンに替えたのは、15年ぐらい前だけど、空気を汚さないことを含めた「安全性」だったのです。現代人は、文化的生活になれてしまうと、昔に戻った時、対応できないのでしょうか。雪の少ないところで暮らしている人には、分からないかも知れないけど「ホームヘルパーや訪問看護」の人達も雪が様々な形で障害になっているようです。例えば、訪問先へ行く時間も長く見て出かけます。訪問先の家が目の前なのに、道路から家までが除雪してなければ雪を掻き分けて家まで辿り着く事もあるそうです。訪問介護をする人達の労力は、普段に無いものです。高齢者や障害者などの家の周りの除雪を行ってくれるボランティアなどがあったとしても、即応体制が取れていない事が多いものです。もう一つ、私の家の水道が凍結し、御湯が使えなくなった時、いつもなら瞬時にお湯が出るのに沸かすことになり、仕事が増えます。今回、一日だけ一時間ホームヘルパーを一人追加派遣してくれました。このような事は、私の様に一人暮しをしている人に対して今回のような対応は、当然あるべきだと思っています。しかし、介護保険には、このような事は、加味されているのか疑問です。もちろん、エアコンの故障で3万円かかっても何の保障もありません。自分がやりくりするしかないのです。と言うわけで、この1週間の出来事です。 


2004年 
1月22日、障害8団体(日身連、JD、DPI、日盲連、ろうあ連盟、脊損連合、育成会、全家連)は、厚生労働省障害保健福祉部村木企画課長と懇談した。
 これは、1月16日に塩田障害保健福祉部長から「介護保険と障害者施策の統合化に向け団体と定期的な意見交換の場を設け、施策に反映させたい」との提案があり、団体としての態度を明らかにする場としての話し合いであった。
 村木課長もこの日「介護保険は法律で見直し規定があり、被保険者の対象など、検討していかなければならないことになっている。障害者を含むかどうかも検討課題となっており、障害者団体の意思を聞かなければ進めることは難しい」とした。

各団体とも、介護保険への統合に賛成あるいは反対の姿勢は現時点では示していないものの「不安である」「財政が厳しいからこのような提案があるのではないか」などと指摘し、様々な角度からの意見が出た。
 しかし、「情報交換は必要」や「脱施設など障害者施策全体の見直しにつなげていく機会になれば」という考え方で、定期的に団体と厚労省が勉強会をしていくことで合意した。

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〜作業班がつくられる〜
 
この同じ日第14回障害者(児)の地域生活支援の在り方に関する検討会が午前中開かれた。
 
冒頭高原障害福祉課長から来年度の予算説明と、社会保障審議会障害者部会の報告、村木企画課長からは昨年暮れ発足した省内の介護制度改革本部の主旨について説明があった。
 介護制度改革本部については「制度横断的に関連施策を検討するものであり、連絡調整の場」とした。さらに質問に答えるかたちでこの検討会の役割について「障害者(児)の地域生活支援に焦点をあて、中長期的な施策の在り方を検討し、障害者部会に反映させるもの」と述べた。
 
今後の進め方について高原課長より提案があり、作業班を設置し3月くらいまで作業班の活動を行い、2月に検討会を開催し、「平成16年度の事業運営上の工夫について」を議論し、4月以降6月にかけ、作業班の報告、そして「ホームヘルプサービスの国庫補助基準の必要性の検証について」などを話し合っていきたい、と述べた。

 作業班のメンバーは以下の通りである。
(1)全身性障害者等長時間介護が必要な者に対する支援の在り方
有留委員、板山委員、太田委員、大濱委員、高橋委員、谷口委員、中西委員、森祐司委員、山路委員
(2)視覚障害者・聴覚障害者に対する支援の在り方
有留委員、安藤委員、板山委員、笹川委員、高橋委員、山路委員
(3)知的障害者・障害児に対する支援の在り方
有留委員、板山委員、高橋委員、村上委員、室崎委員、山路委員、知的障害者本人(2名:ピープルファースト、全日本手をつなぐ育成会本人部会から各1名(代理出席も可能))
*有留委員、板山委員、高橋委員、山路委員の4委員は、各作業班の調整役として運営のマネージメントをするために、全ての作業班に出席する。
有留委員の代理として、東京都福祉局障害福祉部の芦田在宅福祉課長が出席する。

 質疑によって、作業班も公開していく方向性が確認された。ピープルファーストの佐々木さんから「ピープルファースト1名だと発言しにくいので、東京都の委員会と同じように2名にしてほしい」との要望が出された。
 高原課長はこれについて「効率的な議論を求めたいので理解してほしい」とした。
 これに対して太田は「課長の提案を受けざるを得ないが、効率的にという言い方はよく考えてほしい。もともと障害者政策と効率性とは相容れない」と発言した。
 
 次回の検討会の課題である「平成16年度の事業運営上の工夫について」が高原課長より提案されたが、多くの委員から疑問の声があがった。「厳しい財政状況が続いていく中で」などと前書きしながらも、"適切"という言葉を使いながら「支援の必要度に応じたサービス内容を適切に評価する視点」や「適切な利用者負担を求める視点」などという検討項目、"客観性"という言葉を使って「支援の必要度に対する客観性を確保する視点」という項目などがあったからである。
 一方「納税者の立場に立てば、適切や客観性が重要であり、そうでなければ市民の支持は得られない」とする意見もあった。
 さらに、「これらを次回検討会一回で議論するのは無理」とする発言もあり、これに対して高原課長は「16年度にできるものに関して具体案を出してほしい。すべて論じようとは思わない」と答えた。

 次回の検討会の日程は決まらなかった。

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太田修平 ota@imail.plala.or.jp
tel 障害連 03-5296-8028
fax 03-5256-0414
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