水曜ロードショー (シネシャモ日記2007年2月2日)
沈黙 3点
Tystnaden (スウェーデン、1963)
イングマル・ベルイマン作品。NHK教育が映画を放映しなくなってから、地上波しか映らないうちのテレビでこういうのを見る機会がなくなってしまいました。
風の無法者 2点
Al di la della legge (Beyond
the
Law)(伊、1968)
リー・ヴァン・クリーフ主演。私が初めて映画館で見た洋画が彼主演の「西部悪人伝」だったし、「夕陽のガンマン」でもイーストウッドと対等の活躍だったので、けっこう気に入っている俳優だったのですが、これは期待ほどじゃなかったようです。邦題は好きですけど。双葉さんは白星3つで、わりと良い採点。共演者は、アントニオ・サバト、ゴードン・ミッチェル、ライオネル・スタンダー、バッド・スペンサー。監督は知らない名前だけど、音楽はリズ・オルトラーニ。
続・黄金の七人・レインボー作戦 4点
Il Grande colpo
dei sette uomini
d'oro (伊、1967)
傑作「黄金の七人」の続編。前作と同じく、マルコ・ヴィカリオ監督、ロッサナ・ポデスタ、フィリップ・ルロワ、ガストーネ・モスキン主演。「黄金の七人」よりずっと落ちると思っていたんだけど、4点つけているので、このときはけっこう楽しめたんだと思います。双葉さんは前作が白星3つ黒星3つ(75点相当)で、今回が白星3つ(60点相当)。「新・黄金の七人7×7」は、ロッサナ・ポデスタもフィリップ・ルロワも出ていなくて、これらと関係ないお話だけど、けっこう面白くて、白星3つ黒星2つ(70点相当)。ちなみに10点満点のIMDbでは、現在、各々7.2点(採点者は44人)、5.9点(20人)、6.4点(45人)。双葉さんの本でもキネ旬の「ヨーロッパ映画全集」でも「新・黄金の七人7×7」の監督はマルコ・ヴィカリオになっていて、私もそう思っていたんだけど、実際の監督はミケーレ・ルーポで、ヴィカリオはプロデューサーとか総監督とからしい。
ベラクルスの男 4点
Le
Rapace (仏、1968)
ジョゼ・ジョヴァンニ監督、フランソワ・ド・ルーベ音楽、リノ・ヴァンチュラ主演。1988年に渋谷のシードホールでフランスのフィルムノワール特集をやったことがあって、そのとき再見しました。ヴァンチュラは中米の革命軍に雇われた寡黙な殺し屋。
ファントマ危機脱出 4点
Fantomas (仏、1964)
今から考えると4点は高すぎると思うけど、当時はルイ・ド・フュネスが出ているだけで楽しかった。しかも、これは「ファントマ電光石火」、「ファントマ・ミサイル作戦」と続くファントマ・シリーズの第一作目で、シリーズの中では一番面白いらしい。主演は、怪人ファントマと新聞記者の二役を演じるジャン・マレーと、その恋人ミレーヌ・ドモンジョだろうけど、ジューヴ警部を演じるルイ・ド・フュネスが大人気になって、ドロンやベルモンドをもしのぐ興行成績抜群のスターとなるきっかけを作ったのでした。もともとファントマっていうのはルイ・フィヤードが監督した1913年の連続活劇で、それを60年代に復活させたものです。
名誉と栄光のためでなく 3点
Lost
Command (米、1966)
マーク・ロブソン監督、アンソニー・クイン、アラン・ドロン、ジョージ・シーガル、ミシェル・モルガン、モーリス・ロネ、クラウディア・カルディナーレらが出演。インドシナ戦争やアルジェリア戦争に参加する兵士たちの物語。ドロンが善人の役で物足りなかったような記憶があります。ドロンは60年代半ばにハリウッドに進出したけど、うまくいかず、そのおかげでフランスに戻って「冒険者たち」や「サムライ」などに主演するのだから、それで良かったのだ。ハリウッド時代では、ディーン・マーティンと共演した「テキサス」が愉快な西部劇コメディで好きでしたが、これは少々重苦しかった気がします。