top

私の小さな文化村 > 気まぐれ音楽館

ウィークエンドサンシャインを聴く

2006年6月-7月

6月03日 デズモンド・デッカー追悼
6月10日 キャプテン・ビーフハート
6月17日 ビリー・プレストン追悼
6月24日 リチャード・トンプソン特集
7月01日 来日コンサート情報など
7月08日 1964年のモータウン(1)
7月15日 1964年のモータウン(2)
7月22日 アリフ・マーディン追悼
7月29日 コンサート情報、新作


6月3日 (デズモンド・デッカー追悼)
昨日スーパーで刺身を買った帰りに自転車がパンクして20分ほど自転車を押して帰りました。だもんで、今日はパンクを修理しながら番組を聴きました。

今週のブレックファーストスペシャルは、デズモンド・デッカーが64歳で死去したので、彼の曲が7曲かかりました。もちろん、一番有名なのは「イスラエルちゃん」("Israelites")です。私が中学1年だった1969年、ベストテン形式の「東芝ヒットパレード」という前田武彦司会のラジオ番組があって、ビートルズやCCRが上位の常連だったのですが、「イスラエルちゃん」が下位に何週かランクインされました。リチャード・トンプソンは、 DVD "Live in Providence" の "Crawl Back" の途中で「イスラエルちゃん」を歌います。また、4年前に購入した "Let's Do Rocksteady" というトロージャンレーベルの60年代の曲を編集した2枚組CDに "Israelites" や "It Mek" などデッカーの曲が数曲収録されています。

その "Let's Do Rocksteady" は、チャーリー・ギレットの番組で知りました。4年前は、バラカンさんの番組を熱心に聴いていて、バラカンさんのお師匠さん的な存在だというので、日曜の早朝にインターネットでギレットの番組をせっせと聴いていたのでした。そのチャーリー・ギレットの体調が悪いそうです。バラカンさんもあまり調子が良くないみたいだけど、調子を取り戻しつつあるようです。
6月10日 (キャプテンビーフハート特集)
茂木健さんがゲスト。私はトラッドの本の著者として知っていたけど、ビーフハートやザッパにも造詣が深く、ビーフハートの伝記を翻訳されたとか。バラカンさんの友人だそうで、会話も楽しかった。名前だけは昔からよく耳にしていたビーフハートの音楽を意識して聴いたのは今回が初めて。「トラウト・マスク・レプリカ」あたりのサウンドは変態すぎてついていけないけど、その後次第に聴きやすくなる。「トラウト・マスク・レプリカ」の曲を聴いていると、フレンチ・フリス・カイザー・トンプソンを思い出して、「そうか、ビーフハートに影響を受けているのか」と思いました。しばらく聴いていると、二人の会話の中で「ドラムがジョン・フレンチ」だというのが聞こえ、フレンチ・フリス・カイザー・トンプソンのジョン・フレンチが元々ビーフハートのバンドのメンバーだったことを思い出し、納得。フレンチはトンプソンのボックスセットの1曲目 "Now That I Am Dead" の作者でもあります。
6月17日 (ビリー・プレストン追悼)
ビリー・プレストンが腎不全のため59歳で死去。ドラッグ中毒で長い間腎臓病をわずらっていたようです。私にとってのビリー・プレストンといえば映画「レット・イット・ビー」が一番印象的で、それ以外には、70年代半ばのヒット曲 "Nothing from Nothing" と、ローリング・ストーンズにも重用されたことぐらいしか知りません。オルガンの天才少年として60年代初期から活躍していたこと、リトル・リチャード、サム・クック、レイ・チャールズのバックで演奏していたこと、マイルズ・デイヴィスが70年代に「ビリー・プレストン」という曲を発表していたことなど初めて知りました。ビリー・プレストンに思い入れのない私としては追悼という気持ちが生じることはなく、どの曲も聴きやすくて、純粋に楽しい2時間でした。
6月24日 (リチャード・トンプソン特集)
バラカンさんの解説を詳しく書き写しました。こちらをご覧ください。
7月1日 (来日コンサート情報など)
本日は仕事がなくて、うつらうつらしながら聴いていました。先週のリチャード・トンプソンのことでバラカンさんにメールしたら、7月8日ぐらいまでロンドンに行くとか書いてあったので、今回はけっこう前に録音したものでしょう。来日アーティストや新作CDを紹介していました。来日アーティストでは、エルヴィス・コステロ、マリア・マルダー、デイヴィッド・リンドリー、オル・ダラなど。新作CDは、デイヴ・アルヴィン(ブラスターズのギタリスト)、ヴァン・モリソンのカバー集、グレイス・ポッター(ボニー・レイット、リッキー・リー・ジョーンズ、マリア・マルダー、ノーラ・ジョーンズを思わせる)、マーク・ノップラー&エミルー・ハリスなど。サブデューズの「ワンワード(ピース)」って曲が最近のお気に入りのようで、今日もかかりました。


Grace Potter & the Nocturnals, "Nothing But the Water"
7月8日 (1964年のモータウンその1)
"The Complete Motown Singles Vol. 4:1964" というCD6枚組からの紹介です。聴いたことがない曲がほとんどでしたが、モータウン・サウンドは堪能できました。マーサ&ザ・ヴァンデラズの「ライブ・ワイヤー」って曲は、「ヒート・ウェイブ」に似ているなあ。どっちが先なんだろうと思って調べてみたら、「ヒート・ウェイブ」は1963年のヒット曲だから、「ライブ・ワイヤー」は二番煎じってことか。あと、ビートルズの「抱きしめたい」をパクッている The Hornets の "Give Me a Kiss" が面白かったです。

私がウィークエンド・サンシャインを聴いてないときにアイランド・レーベルの特集をしたというようなことをバラカンさんが言ったので、調べてみたら、"
Strangely Strange But Oddly Normal: An Island Anthology" というCD3枚組ボックスセットが出ているのを知りました。余裕があるときに買おうと思います。
7月15日 (1964年のモータウンその2)
"The Complete Motown Singles Vol. 4:1964" というCD6枚組ボックスセットの特集の後半です。いよいよダイアナ・ロス&スプリームズが登場し、「愛はどこへ行ったの」、「ベイビーラブ」、「カム・シー・アバウト・ミー」と全米1位に達するヒットを連発します。フォートップスの「ベイビー・アイ・ニード・ユア・ラヴィング」、マーサ&ザ・ヴァンデラズの「ダンシング・イン・ザ・ストリート」、マーヴィン・ゲイの「ハウ・スイート・イット・イズ」、テンプテーションズの「マイ・ガール」がヒットしたのも1964年の後半でした。その他、ジミー・ラフィン、ジュニア・ウォーカー&ジ・オール・スターズ、スティーヴィー・ワンダー、メアリー・ウェルズ、マーヴェレッツ、ミラクルズなどのモータウンサウンドが満載の特集でした。
7月22日 (アリフ・マーディン追悼)
本日の早朝にNHK-FMの番組欄を見ると、「アリフ・マーディン追悼特集」とあったので、いったい誰?って思いました。Google の検索で最初にわかったのは、ノーラ・ジョーンズのプロデューサーだったということ。それをもとに AMG (All Music Guide) で調べてみたら、つづりは Arif Mardin だということ、アトランティックのプロデューサーでアレンジャーだということ、アリサ・フランクリンを担当して大成功を収めたこと、1932年にトルコで生まれたこと、ディジー・ガレスピーのトランペットを聴いて音楽の仕事に就こうと決心したことなどです。アリサだけでなく、数多くのミュージシャンとかかわってきたようなので、番組が楽しみ。

以上は番組を聴く前に書いたこと。で、実際に番組を聴いてみると、最初の30分は特集と関係なく、毎年プール開きの季節にかかるホルガー・シューカイの「クール・イン・ザ・プール」、ジャバン・ブルーズ&ソウル・カーニバル2006の出演者、オーティス・クレイ、エディ・クリアウォーター、ヴァン・ハントが一曲ずつ、先日亡くなったシド・バレットを追悼してピンク・フロイドの「アーノルド・レイン」がかかりました。その後、アリフ・マーディンがプロデュースしたヤング・ラスかルズ、ダスティ・スプリングフィールド、アレサ、ダニー・ハザウェー、ホール&オーツ、アヴェレージ・ホワイト・バンド、ビージーズ、スクリッティ・ポリッティ、チャカ・カーン、ノーラ・ジョーンズなどがかかったのでした。
7月29日 (コンサート情報、新作)
フランス映画社がバウ・シリーズという名前で外国の渋い作品を日本に紹介し始めて30年たつそうです(第一回は「恐るべき子供たち」と「新学期・操行ゼロ」で、当時大学1年だった私は三百人劇場に見に行っています)。その記念に「BOW30映画祭」というのを開催しているようで、その中から「ストレンジャー・ザン・パラダイス」で使用されたスクリーミン・ジェイ・ホーキンズの「アイ・プット・スペル・オンーユー」がかかりました。

続いて来日情報をいくつか紹介しましたが、カリプソの帝王マイティ・スパロウが印象的でした。最新作らしいんだけど、どう聴いていも50年前ぐらいの雰囲気で、楽しかった。

いろいろ用事をしながら聴いていたし、昨日のことなので、記憶が薄れています。新作の中で一番おぼえているのは、ケリー・ジョー・フェルプス。昔よくかけていました。新作の題名は "Tunesmith Retrofit" で、そこから2曲かけたのですが、どちらもトラッドぽかった。トラッドぽかったといえば、フォークルーツ誌のオマケCDからかけたイギリスのフォークロックバンドの曲は、ちょっと凝りすぎだった。

go to top