言葉や用語には、表面的な意味の裏に、真実が隠されていることが少なくありません。
その用語に深くなじんでいても、人はそれになかなか気がつきません。
この辞典は、競馬用語に焦点をあて、真の意味を解き明かそうと試みたものです。
なお、このホームページは、1994〜1995 年に、パソコン通信の Nifty-Serve
FHCUL(競馬文化フォーラム)
に書いた「競馬用誤の基礎知識」を元に、今回新たに書き足したものです。
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(C) 2003 Oct. Morita Mizuho |
- あしげ【芦毛】
- グラビアページに載せるとき、モノクロ印刷ですむ馬。
- ありまきねん【有馬記念】
- 負け納め。
- あんじょうきょうか【鞍上強化】
- 武豊騎手に乗り替わること。
- アンチたけゆたか【アンチ武豊】
- 武豊騎手の卓越した技量と実績は認めるも、なぜか馬券は同騎手を外して買う性向のある人。
思い出したように同騎手から買うと来ないので、ますますアンチになる。
- いちばんにんき【一番人気】
- 2回に1回は連を外す馬。
- いったいった【行った行った】
- 逃げ馬から買っていた人が「取った取った」というレースの展開。
- いっぽんかぶり【一本かぶり】
- 大波乱の前ぶれ。
- インブリード
- 血統愛好家にとって、能書きの種になるもの。
- ウインズ
- 国民の資金を回収するための、国の出先機関。
- うまっけ【馬っ気】
- パドックまわりのファンを、喜ばせたりうなだれさせたりするある現象。
- うまぬし【馬主】
- 騎手や調教師ほど一般には注目されないので、冠(かんむり)で自分の存在をアピールしている人。
- うまゆうせんしゅぎ【馬、優先主義】
- ひとりの騎手に、複数の厩舎から騎乗依頼があるとき、強い馬を優先的に選ぶこと。
お疲れ様でした > 岡部騎手
- おいこみ【追い込み】
- 4コーナーで最後方に位置している馬に、かすかに残されている可能性。
- おうえんばけん【応援馬券】
- 外れても言い訳ができる馬券。
- おうかしょう【桜花賞】
- 大学を卒業して社会人となった人が、初めて堂堂と買える G1レース。
- オークス
- YAHOO! や Google で、"過酷" と "牝馬" の2つのキーワードで検索したとき、
一番最初にヒットするホームページのテーマ。
- おけらかいどう【おけら街道】
- 競馬場から帰るとき、ふと気がつく道路の通称。
- オッズ
- 「万が一、あなたが賭けた馬が勝つことがあれば、
○○倍にして払い戻します」という倍率のこと。
- おてうま【お手馬】
- 今後の成績次第で、武豊騎手に乗り替わられることもある馬。
- かいしゅうりつ【回収率】
- 馬券が好調なとき、計算してみたくなるもの。
- かちにげ【勝ち逃げ】
- メインレースを取った人が、最終レースが終わってから思い出す教訓。
- かべ【壁】
- 下手な騎手が、手応えよく最後の直線コースに入ったとき、前にあるもの。
- きしゅ【騎手】
- あなたの馬券のリスクを増やす人。しかし、当人にはその自覚はない。
- きっかしょう【菊花賞】
- にわか血統研究家がウンチクを傾けたがるレース。
- きゅうむいん【厩務員】
- 人気薄だった馬が着順掲示板に載った時、素直に喜べる人。
馬券にからんだかどうかは、あまり関係ない。
- きんぱい【金杯】
- 「今年も、ツキがない」と確認するレース。
- くちとり【口取り】
- 多額の投資をしてきた馬主や関係者に報いるために、
ウィナーズサークルで行われる一瞬のセレモニー。
- クラシックろせん【クラシック路線】
- ファンや関係者に大いに期待されている 3才馬が、だんだん普通の馬になっていく過程。
- けいばきしゃ【競馬記者】
- 多少の役得もあるが "役損" が多い人たち。仕事柄、馬券をよく買うが、なかなか当たらないので。
- けいばじょう【競馬場】
- 行くときにはニコニコしていた人が、帰るときにはムッツリとなっているミステリーゾーン。
- けいばしんぶん【競馬新聞】
- いわゆる専門紙。
この新聞があれば、「本紙の見解」や厩舎コメントなど読み物がたくさん掲載されているので、
レースが始まるまで退屈しないですむ。
- けいばちゅうけい【競馬中継】
- 実質的に、全編が JRAの CMというテレビ番組。
賭けて見ている人には、ハッピーエンドで終わらないのが普通。
- けいばひょうろんか【競馬評論家】
- 競馬ファンのお小遣いを馬券に投じさせようと、まことしやかに話す人。
- けいばほう【競馬法】
- 国民が安心して競馬に散財することを図った法律。
- けっとう【血統】
- レースの結果を理論的に説明するための手法のひとつ。
- げつようび【月曜日】
- 厩舎関係者には、お休みの日。競馬ファンには、先週のことは忘れ、希望を新たにする日。
- さいけついいん【裁決委員】
- レース中の出来事に対して、検察官と裁判官の役割を果たす人。
往往にして、あなたにとって不利な結論を出す。
- サインよみ【サイン読み】
- 連想ゲームの一種。
- しゃだい【社台】
- あなたが投じた馬券代金の、最終的な行先のひとつ。
なお、服色は「黄,黒縦縞」(胴の部分)と、「警告色」となっており、注意と警戒が必要
- しゅぼば【種牡馬】
- DNAの運び屋さん。
- じょうがいかちうまとうひょうけんはつばいじょ【場外勝馬投票券発売所】
- ウインズの正しい言い方。
- しょうがいきょうそう【障害競走】
- お昼時の、競馬場内のレストランやファーストフード店の混雑を
分散化するために用意されている、あまり人気のないレース。
ふつう、午前中の最後のレースとして行われる。
- しんぎ【審議】
- 惜しくも外れた馬券を持っている人に、しばらくの間、馬券を握り締めさせる、レース中の出来事。
- すえあし【末足】
- "火薬" のようなもの。ただし、湿っていることも多い。
- せんざいのうりょく【潜在能力】
- その競走馬が、持っているかもしれない能力。幻想の一種。
- せんば【馬扇 馬】
- "お祭り" に招かれることのない馬。
セン馬は、強くても競馬の祭典といわれるダービーで走ることができない。
天皇賞にも出走できない。
- そとわくはっそう【外枠発走】
- ゲート内で暴れて、他の馬をイライラさせた馬に与えられる寛大な措置。
- ダート
- 時々 "鬼" が走るところ。(芝には出ない)
- ターフ
- "夢" が駆け回るところ。(ダートでは駆け回らない)
- ターフビジョン
- レース観戦の邪魔になるもの。競馬場に来ていても、この画面で馬を追う人が多い。
- たからづかきねん【宝塚記念】
- "JRA、夏のボーナスセール"の目玉商品のひとつ。
- たて【楯】
- 天皇賞のこと。スポーツ新聞で多用されるのは、漢字 1文字ですみ、紙面の節約になるからである。
( "天皇賞" は 3文字)
- ちょうきょうし【調教師】
- 競馬サークルでとってもエラい人。センセイと呼ばれるのは、"調・教師" である故か。
- ちょうきょうじょしゅ【調教助手】
- 調教師になりたい人。なかなかなれない人。騎手に見切りをつけた人。見切りをつけられた人。なかには本を出版したりホームページを主宰したりする人もいる。
- ちょうせいルーム【調整ルーム】
- 騎手を、イレ込んだファンや、悪い誘惑から守るために、JRA のあたたかい配慮でつくられたところ。
- ていてつ【蹄鉄】
- 幸運を呼ぶと言われる U 字型の金属。ただし、馬の脚につけられている間はこの限りにあらず。
- でおくれ【出遅れ】
- 武豊騎手なら作戦ととられても、新人騎手がすると「バカ!」といわれるスタート時の出来事。
- てきちゅうばけん【的中馬券】
- 競馬友達に見せたいもの。
- てっぱんレース【鉄板レース】
- 「競馬に絶対はない」ということを教えてくれるレース。
- てんかい【展開】
- 負けたときの騎手の言い訳。予想が外れたときの記者の言い訳。
- とうきょうゆうしゅん【東京優駿】
- 世に言うダービー。このレースに関する記事を読めば、
3年前にサラブレッドが全国で合計何頭生まれたか分かる。
- トップ・ジョッキー
- 勝利数が多いが、1番人気を裏切る回数も同じくらい多い騎手。
- にげうま【逃げ馬】
- 4コーナーを回ったところで、勝ちが逃げて行くことが多い馬。
- ねんどだいひょうば【年度代表馬】
- 1年間でもっとも競馬マスコミの売上に貢献したとされる馬。
専門紙のトラックマンやスポーツ新聞の競馬担当記者、
そして競馬中継を担当しているアナウンサーなどのマスコミ関係者の投票をもとに選ばれる。
- ノミや【ノミ屋】
- 国や公の団体に入るべきテラ銭を掠め取ろうとする、不法なやから。
JRA の控除率が高い故ゆえ成り立つ、と言うが利用するのも犯罪となる。
某・元塀の中の方も生業とされていたとか。
- ばけん【馬券】
- くじ付きレース観戦料領収証。
- ばけんてつがく【馬券哲学】
- 馬券は損をするもの、と悟ったときの心のあり方。
- ばじぶんかしょう【馬事文化賞】
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画期的な、馬券回収率アップ法の本を出版しても、決してもらうことができない賞。
毎年、1月に JRAより発表される。
- パドック
- 下見所。ここで、馬の歩き方、調教師の顔、場合によっては馬主の服装を確認する。
- はなさ【ハナ差】
- 最小で最大のもの。最小の着差だが、勝った時うれしさが最大となり、負けた時は悔しさが最大となる。
- はらいもどしきん【払戻金】
- JRA より一時的に預かるお金。
- はらん【波乱】
- 予想が外れること。
- ハンデせん【ハンデ戦】
- JRAのハンデ作成委員の力量が試されるレース。
ゴールで各馬が横一線、となるようにハンデを出しているそうである。
- ビギナーズラック
- ギャンブル依存症の発端。
- ひとくちうまぬし【一口馬主】
- 一頭の馬が、厩舎に入っても レースにデビューすることが生易しいものではなく、
出走しても 1勝をあげることがいかに大変なことかを、お金を払って体験するシステム。
- ふくしょく【服色】
- 馬主の"旗印"。オーナー気分のクラブ会員にとっても、誇りと期待の象徴である。
- ぶじこれめいば【無事是名馬】
- もっぱら、脇役ひとすじだった馬をたたえた言葉。
- ブンカジン【文化人】
- JRAが大好きな人。競馬ファンを自称する文化人は、JRAより格別の扱いを享受できる。
- ほんめい【本命】
- "ハズ"で修飾される馬。「勝つハズ」、「いちばん強いハズ」、
「最悪でも 2 着には来るハズ」・・・。
- ほんめいとう【本命党】
- 車を買うならならトヨタ、冷蔵庫の色は白、騎手は武豊と思っている人たち。
- マイルチャンピオンシップ
- 一番権威がない(と言われている)G1レース。レース名が長いカタカナ語で言いにくいためである。
- まんばけん【万馬券】
- なにはさておき、コピーをしておきたい馬券。
- みしょうりせん【未勝利戦】
- うだつの上がらない社員に、わが身を振り返らせるレース。
- やね【屋根】
- 騎手がへたであるときの婉曲的表現。
- よそう【予想】
- 願望と思い込み。
- よそうがいしゃ【予想会社】
- 馬券で儲けることは難しいといちばんよく知っている人。
- らくば【落馬】
- "乗馬" の反対の語。乗り手の意思に反しているところが "下馬" と異なる。
- りょうけつ【良血】
- 調教師にプレッシャーをかける馬の血統。
- レーシングプログラム
- 主催者発行の公式な出馬表。競馬場で "席取り" に使われる。
- れんとう【連闘】
- レースに負けた馬が翌週も出走すること。
枕詞(まくらことば)は当然、"いかりの"である。
- ろくはろんせん【六ハロン戦】
- 1,200メートル競走。枕詞は"でんげきの"。
- ワイド
- 見かけ以上に的中が難しいのに配当が安い馬券。
- わくれん【枠連】
- 馬が走るのではなく「枠番が走る」と達観している、謙虚な心構えの人が買う馬券。
- わのり【輪乗り】
- 時間調整。相撲の仕切り直しのようなもの。
- G 1 レース
- 馬券を買う大義名分がたくさんあるレース。
- J R A
- 「馬券を買うことが許されていない」という幸せな人たちの団体。
ここで仕事をしている人は、お金がたまる一方という。
- J R A しょう【J R A 賞】
- 競馬マスコミを巻き込んだ余興。
- P A T
- 預金通帳のお金が、ぱっと消えて無くなる不思議な仕組み。
■悪魔の辞典・競馬篇 (C) 2003 Oct.
Morita Mizuho ( hgd-01500あnifty.com あ=@ )
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