(1)山にもいろいろあるよ。
火山の写真をみせる。羊蹄、有珠、昭和新山、北海道駒、樽前、恵庭など。これは山だね。
山には大地に力が加わって隆起してできたものと、噴き出したマグマが積み重なってできたもの(マグマが冷えて固まったものが積み重なってできたもの)とがあります。こうした山を火山といいます。ところで、マグマって何かな。知っている人手を挙げて。
(2)マグマて何なの?
氷て知っているかな。そうアイスだよ。氷って何からできているの?知っている人。そう、水だよね。冬になると洞爺湖の水は冷えて固まり氷になります。氷は融けると水になる。これって常識だよね。マグマが冷えて固まると溶岩になります。溶岩は岩石。逆にこうした岩石が融けるとマグマになります。氷が融ける温度は摂氏零度。だから氷は冷たい。ところが岩石が融ける温度は摂氏千数百度です。ほんとに熱いんです。だから、マグマも熱い。流れるマグマに木が取り込まれると、一瞬にして燃えてしまいます。
(3)マグマはどこでできるの?
マグマはどこでできるんでしょう?知っている人。マグマは地下の深いところでできます。もちろん岩石が融けてできるんです。それじゃあ、地下の深いところはマグマだらけかな?そうではないんです、安心してください。大部分が岩石で、一部分だけが融けてマグマができています。
(4)マグマはどうして上がってくるの?
ゴム風船ふくらましたことのある人手を挙げて。ゴム風船に空気を吹き込んで口を閉めます。手を離してください。さあ、浮いたでしょうか。沈むよね。これはね、入っている空気とまわりの空気の重さが同じで、ゴムの分だけ重いから沈んでしまうんです。浮く風船もあるよね。みなさん好きでしょう。あれは空気よりも軽いガスを入れてあるんです。だから、ゴムの重さを入れても、風船の方が空気よりも軽くなって浮きます。ひもを離してごらん。ほら、私のゴム風船どんどん浮き上がっていっちゃうでしょう。軽いものは浮きます。重いものは沈みます。マグマはまわりの岩石よりも軽いんです。だから、地下深くでできたマグマは岩石の中を浮き上がってきます。そして最後は地表に噴き出すというわけです。
(5)マグマの性質:水アメかなおもちかな?
マグマってさわったことある?あるわけないか。マグマはどろどろしているっていわれるけれど、どのくらいどろどろしているのかな。水アメかな?それともおもちかな?実は両方あります。水アメみたいにサラサラ?したものも、おもちみたいにネバネバしたものも。噴き出したマグマがサラサラしていたら流れていっちゃうね。それが冷えて固まると、薄くひろがった平べったい溶岩ができます。やたらネバネバしていると噴き出しても盛り上がってなかなか流れないよね。それが冷えて固まると、盛り上がった溶岩の塊りができます。噴き出したマグマの性質の違いで、噴き出したマグマが重なってできた火山の形にも違いができます。当然だよね。
(6)地図で火山をさがしてみよう。
それではここで地図をみて火山をさがしてみましょう。資料の地図を使う。有珠山の場所はわかるかな。わかった人手を挙げて。火山はいくつあるでしょうか。それでは、数えてみてください。
(7)もういちど火山のかたちをみてみよう。
さて、地図でさがした火山のいくつかの姿をもう一度みてみましょう。これは羊蹄山です。これは昭和新山です。ずいぶん形が違うよね。羊蹄山は、粘り気の少ないマグマが、同じ場所から繰り返し噴き出し、積み重なってできたものです。円すい形のきれいな形をしていますね。昭和新山は、粘り気のあるマグマが盛り上がってできたものです。さて、有珠山はどちらのタイプかな。実は両方のタイプからできているんです。最初に円すい形の火山ができ、それが崩れてかなりの部分がなくなってから、昭和新山タイプの火山ができました。実際にみてわかるかな?
それではみなさん、これから自分で火山を作ってみることにしましょう。