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◆ 最近の出版物  



機関誌の最新号「もやい 長崎人権・学」第55号
●気づきから築きへ
  長崎県人権・同和対策課 川 英治
●シリーズ 文学の舞台を訪ねて・その7
 「鯨神」(宇能鴻一カ)の島を往く
  中学校教諭・作家 田中良彦
●シリーズ ひと・その7
 「仏教者としての反差別の歩み」
  曹洞宗人権擁護推進本部啓発相談員 塩屋秀見
●シリーズ 人権を考える・その7
 <被爆と人権>長崎原爆の今日
  平和活動支援センター所長 平野伸人
●これからの人権教育をいかに展開するか
  教育学部生3年のレポート
●人権関係新聞記事 ひろい読み
●Library近刊書

 編集発行:2008年03月 長崎人権研究所
 A4版,38頁
 頒価:700円

「もやい 長崎人権・学」第51号〜第54号

いま読んでおきたい本「部落問題と人権のいま−考え・学習する視点」
 これからの部落差別をなくすとりくみにおいて考えたい視点−多様性・複合差別・グローカル・わたし・・・熊本 理抄

 部落史に学ぶ−新たな見方・考え方に立った学習の視点・・・外川 正明

 2001年度「人権に関する県民意識調査」を読む・・・藤澤 秀雄

 本書は2002年6月,佐世保市と長崎市で開催された「〈部落問題を考える〉人権講座2002」の報告集である。本年3月部落問題に関する「特別措置法」が終了し,「人権教育・啓発の推進に関する法律」(2000年12月)が制定されたように,今日部落問題を取り巻く情勢は運動/教育/行政それぞれの分野で変化の兆しを見せている。端的に言えば,これまでの「同和対策事業」から「人権啓発」を主としたソフト面への移行であり,このことに対応する意味での変化である。
 しかし,法律の変化とは別に部落問題のとらえ方,同和教育や部落史研究もいま確実に変化を余儀なくされている。ここではその理由には触れないが,本書に収められた3氏の論考は本書のタイトルでもある「部落問題と人権のいま」をしっかり見据えた「考え・学習する視点」を指し示すものである。

 編集発行:2002年10月20日 長崎県部落史研究所
 A6版,110頁
 定価:700円


教材資料集「・・・を50分で学習する」を使って、授業をしてみませんか!
※品切れ(増刷を計画中です)
〈はじめに‐本書刊行の意図〉
〈人権感覚を育む〉
 セルフエスティームを高めるために
 コミュニケーションの力を高める
 アサーティブネス(非攻撃的自己主張)の力を高める
 多様性に気づく―ちがいのちがい―
〈参加型学習の展開〉
 ロールプレイ・ディベート「する子・される子・見ている子」
 「けがれ」って何?―差別と偏見
 はじめての(?)部落問題学習
 インターネットと人権〜”人権”ホームページアドレス帳をつくろう〜
 わたしたちの行動計画
〈人権を考える授業〉
 時間をたどる―江戸時代「部落」の歴史
 「解放令」と学校建設
 「水平社宣言」と日本国憲法
 寝たきりだってハワイに―障害について考える
 ハンセン病と人権〜わたしの人間を返してください〜
 女性差別(ジェンダー)
〈フィールドワーク〉
 長崎原爆を歩く―被爆遺構めぐり
 長崎の部落史を歩く
〈考えてほしいこと〉
 体験的参加型学習の力を再考する
 人権教育と総合的な学習の時間〜「福祉」を窓口に〜
〈あとがき〉


 これまでも同和教育の授業で,さまざまな部落問題に関する学習活動が行われてきました。しかしそれらが必ずしも満足な結果を示したかというと,決してそうではありません。たとえば,部落の歴史を学ぶことにより,差別が強調されるあまり,逆に差別の悲惨さのみに関心がはらわれ,かえって部落をマイナスイメージに塗りつぶしたまま授業が行われることがありました。豊富な部落史像が描かれなければ,この悪循環からは抜け出せないでしょう。部落史の転換はその意味でとても重要な視点です。現在の部落問題として学習素材に取り上げられる結婚差別は,決して部落問題としてのみ起こる問題ではありません。就職差別もしかりです。ここらで一度,これまでの部落問題学習を問い直し,人権教育の視点にたった授業の展開が求められているのだと思います。
 今回の教材資料集作成の,大きなポイントは,従来見られた「こんな差別がありますよ」という,いわゆる差別告発型の授業形態から,「差別」を克服するには,どうしたらいいのかという視点に授業のポイントを移行しようとしたことです。


 編集:教材資料集「・・・を50分で学習する」編集委員会
 発行:2002年5月 長崎県部落史研究所
 B5版,100頁
 定価:1,500円




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