システムの安全対策 便利なフリーソフト ADSLとIP電話

データの安全対策
 パソコンはいつ壊れるか分からない。ここではHDD上のデータの安全対策とバックアップ に付いて記述した。 内容はWindowsで初心者用に作成されている。以下の記述は、私の独断的な部分もあるので、おかしなところ があったらご指摘願いたい。
1.ファイルを分類すると
@基本ソフト(OS) Windows
A各種アプリソフト Word,Excel、その他諸々
Bユーザファイル 利用者が作成、保存
Cアプリが作るユーザ固有ファイル 例)単語辞書、OEの受信トレイなどなど
 以上の4つである。このうち、A(@とA)は、一体と考えた方が良い。それはソフトをインストールする とWindowsのファイルが書き換えられてしまうからだ。ただ、簡単なソフトの場合は、Windowsを一切いじらず、 単にファイルをコピーしただけで動くソフトもある。Cは、特定なものを除きA(@とA)に作成されるケースが多い。

2.ユーザファイル保存上の注意
 作成したファイルを保存する場合、保存場所を指定しないと『My Document』または『インストール したソフト内のフォルダ』に作成されてしまう。この保存方法では、これから記述するバックアップが役に立たない。 ユーザファイルは、HDD上のOSとは別の論理ドライブに 保存する必要がある(標準的に、『D』ドライブ)。 やっかいなのはCのファイルで、殆どはフォルダ を指定出来るが、一部のソフトは既定の決められたフォルダでないと動かないものがあるので、 事前に調査しておく必要がある。

3.アプリソフトインストール上の留意点
 これはそんなに気にすることはないが。通常のソフトは『C』ドライブの『Program Files』フォルダにそのソフト用フォルダを作成してインストールしてくれる。まれに、『Program Files』以外に作成されるソフトもあるので、その時は出来ればインストール時に『Program Files』を指定した方が管理上分かりやすい。ただ、これは分かりやすさだけで、さほどメリットは無い。

4.安全対策T(必要最小限:OSとユーザファイル を別ドライブに)
 基本は、分類のAとBは論理ドライブを分けること。これは、Windowsを再インストール するとCドライブのデータが全て無くなってしまうからだ。は再インストールで復元可能で、はまた 作ればいいと割り切れば、必要最小限はBの部分だけなので、Windowsの不具合やWindowsが起動出来ない状況に なっても、ユーザファイルは救われ、最悪の状況は避けられる。ただこれは、最小限であってバックアップになっている とは言えない。ユーザーファイルは操作ミスやHDDのトラブルで簡単に破壊されてしまう。

5.安全対策U(バックアップフォルダに保存)
 バックアップフォルダを作成し、データファイルをコピーしておくことだ。この場合、バックアップ フォルダのドライブが問題になる。大別して@ドライブが同じA物理的に同じだが論理ドライブが異なる (ノートパソコンなど)B物理的にドライブが異なるC外部の記憶メディア(MO、ZIP、CDROM、FDなど) の4つが考えられる。列挙した順序は番号が後になるほど安全度が高くなる。例え@とAでもかなりの安全性がある、 というのは操作ミスに依るファイルの消滅や壊されるケースが非常に多いのだ。ただ、@とAは、HDDの機械的な障害 が発生した場合無力だ。その点を考えると、バックアップはB又はCで対応して欲しい。ただ、BCでも万全とは言えない。 というのは、バックアップした時点では同じファイルが2つ出来たに過ぎない。作業後ファイルが正常に思った通りに作成 されていない状態(操作ミスや何らかの原因)でバックアップを行った場合、前のバックアップファイルを上書きして しまっているわけで、折角のバックアップが役に立たなくなってしまう。本当に心配性な人や本当に復元の難しい大事な データファイルであれば、次の安全策Vを取ってほしい。

6.安全対策V (外部記憶メディアに保存) 
 外部記憶メディアに、世代別にバックアップする方法だ。例えば2世代バックアップとは、メディアを 2つ用意し、バックアップするときに古い方を使う方法だ。心配性な人は、3世代にすれば良い。安全対策UのB 外部HDDへの保存は、世代として何世代もバックアップ出来るが、外部HDDが壊れることを考えると、 外部記憶メディアの方が安全性は高い。
7.C分類の取り扱い 
 この分類に入るのは、パソコンの標準的な使用だと
 @ユーザ登録の単語辞書
 Aお気に入り
 BOut Look Expressのアドレス帳
 COut Look Expressの送受信トレイ
 D特定アプリが作るユーザ固有ファイル
 通常ユーザがファイルを保存する場合、保存場所を聞いてくるので、自分の指定したフォルダに保存出来る。しかし@〜B のファイルは決められた場所でないとソフトが動かない。また、Dの中でユーザが保存先を指定できないファイル (例えば、地図ソフトのユーザ固有に設定した位置マーク情報)がある。
 @『ユーザ登録の単語辞書』
   
*MSIME2000の場合  c:\windows\ime\imejp\userdicts\imejpusr.dic
   *ATOK14の場合   c:\windows\application data\justsystem\atok14\atok14u1〜5
    注)WindowsやIMEのバージョンで異なるので、上記が全てではない。
 A『お気に入り』
   * C:\WINDOWS\Favorites
 B『Out Look Expressのアドレス帳』(Windows98)
   
* C:\WINDOWS\Application Data\Microsoft\Address Book
  ただ、この3つはデータが無くなってもパソコンの動作上は関係ないので、また登録すれば良い。特にアドレス帳は何らか のデータ(EXCELが推奨)を持っている人がほとんどなので、アドレス帳にインポートすれば回復できる。
 C『Out Look Expressの送受信トレイ』(Windows98)
  
 * C:\WINDOWS\Application Data\Identities\{英数字が沢山並ぶ}\Microsoft\Outlook Express
  送受信トレイはユーザ指定のフォルダに設定出来る。その方法は
 1)事前にメールを入れるフォルダを作成し、
 2)『Out Look Express』を起動ツール オプション メインテナンス と辿り
 3)保存フォルダをクリック → 保存場所の指定ダイヤログボックス
 4)変更をクリック→フォルダの参照で保存したいフォルダを指定する。
 Dこのファイルは調査して、個別にバックアップするしかない。
8.データの更新特性とバックアップ
 記安全策T〜Vは、ファイルの安全対策の一般論だ。四六時中利用するとか、作業進行中、定期的に利用 するなどのファイルは一般的な対策で良いと思うが、例えばデジカメやスキャナーなどのオリジナル(元)データは更新 されない。また、過去に作成し今後殆ど変更されないファイルも同じだ。こうしたデータは容量も多いので、CDRやMO にコピーしてHDD上からは削除してしまう手もある。
9.よく使うファイルの簡単バックアップ術
 例えば、日記帳・スケジュール・家計簿(小遣い帳)などは毎日使うと言っていい。また、 これらのファイルは個人的には結構大事なファイルである。
1)SendTo(送る)を利用 
『マイコンピュータ』か『エクスプローラ』(以下、『マイコンピュータのみ』で表記) を起動し、フォルダ又はファイルを右クリックすると、『送る』というメニューがある。そこにマウスを移動すると色々 表示される、この内容は『c:\windows\SendTo』フォルダの中身だ。ここを利用する方法だ。以下に作業方法を記す。
(1) バックアップ用フォルダを『D』ドライブに『BackUp』というフォルダ名で作成したとして
(2) 『マイコンピュータ』で、『BackUp』フォルダのショートカットを作成。
(3) 『マイコンピュータ』で、ショートカットを『c:\windows\SendTo』にコピーする。
以上で完了だ。バックアップしたいフォルダ又はファイルを右クリックし、『送る』にマウスを移動すると『BackUpへの ショートカット』というメニューで表示されるので、そこをクリックすればOKだ。注)コピー先のドライブが同じ場合、移動してしまうので、その場合は必ず『Ctrl』Keyを押しながら操作すること。
 操作を簡素化したいなら、デスクトップにフォルダを作成し、そこによく使うファイル(バックアップする)を入れる。こうすると、デスクトップからそのフォルダを右クリックして、簡単にバックアップ出来る。
この『送る』は、色々な使い方が出来るので工夫して欲しい。外部メディアや世代別もショートカットで可能だ。
2)パソコン起動時にバックアップしてしまう。
MSDOSコマンドを使ってコピーする方法です。
(1) メモ帳を開き以下のような、データを入力します。(Spaceで区切って下さい)
入力文字 コメント
1 @echo *********************** 画面に表示するコメントです。[@echo]の後は、自由に記入して下さい。無くてもOKです。
2 @echo *****  ○○をセット *****
3 @echo ***********************
4 pause 実行を一時的に停止します(*1)
5 copy 「バックアップ元」 「バックアップ先」 /v コピーコマンド(*2)、何行あってもOKです。
6 pause 実行を一時的に停止します
*1:実行を続けるか、キャンセルするか確認のメッセージを表示します。
*2:バックアップ元
    ・ファイルの場合は、フルパスを記入します。(例、c:\My Documents\日記.doc)
    ・フォルダの場合は、フルパスの後に、【\*.*】を入れます。(例、c:\My Documents\*.*)

バックアップ先
    ・フォルダのフルパスを記入し、【\*.*】を入れます。(d:\backup\*.*)
A入力が完了したら、メモ帳を任意の名前で以下の要領で保存して下さい。
  ・保存先は、C:\WINDOWS\スタート メニュー\プログラム\スタートアップ
  ・拡張子を【.bat】にします。
以上で完了です。再起動するとバックアップする画面が出るようになります。
 * パソコン起動時バックアップをやめる場合は、保存したファイルを削除して下さい。
3)バックアップソフトを使う。FreeSoftで利用しよう。
(1)超簡単バックアップソフト 『ばっくんちょ』(Backncho)
保存フォルダと保存先フォルダを設定すれば、パターンファイルが残りそれを実行するだけ、差分バックアップ出来るので、追加や更新されたファイルだけがバックアップされます。これは、パソコン初心者に絶対にお薦めです。
(2)多機能バックアップソフト 『みやばっく』(MiyaBack)
バックアップとしての機能は充分、これでFreeSoftかと思うと無償で提供して下さる作成者に感謝したいソフトです。設定は、(1)に比べ多機能な分だけ初心者は少し難しいかな。世代管理も出来て、すばらしいソフトです。