| このページの内容 | ■ 13はり灸マッサージ Q&A | |
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| ご質問 | お答え |
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はり、灸、マッサージ治療は安全ですか?副作用はどうですか? |
3千年も前、中国で体験の中から生まれた治療法です。人の体に手で刺激を与えて体の機能を調整するという、ごく自然で副作用の少ない安全な治療法です。 最初は手だけを使っていたのですが、次第に石などの道具を用いるようになり、それが、はり、灸に形を変えていったものと思われます。このような医学を東洋医学、あるいは漢方と呼んでいます。 |
はり治療に痛みはありませんか? |
私達が最も多く受ける質問です。 実際に始めて受けた人のほとんどが 「思ったより痛くないですね」 という感想をよせてくれます。ですから全く心配ありません。どうぞ安心して受けてください。私たちの使用しているはりを見て 「ずいぶん細いものなんですね!」 と驚きの声を上げられることもあります。 フキノトウのように世の中にはちょっと苦いけど、その苦みが何とも美味という食べ物が沢山ありますね。はりもそうなんです。軽い痛みが人の体に有効なのです。「ちょっと痛いけど、その響きが何とも気持がいい」。これがはり治療の醍醐味なのです。 |
誰でも治療を受けられますか? |
老若男女を問わず受けることができます。適切な刺激量は、受ける人によって個人差がありますので、治療師はその辺りを充分考慮して患者さんに施術します。 そのさじ加減が、治療師の腕の見せ所のひとつです。 |
精神的なストレスが体調に影響しますか? |
現代社会は複雑な人間関係やコンピュータ、更に車の運転や冷房など、誰もが大変なストレスの中にほとんど無防備な状態で身体を委ねています。それに加え、風寒湿熱などの気候の変化が連合軍を組んで人々の体に揺さぶりをかけてきます。特に精神と肉体を同時に攻められると人間は脆いものです。 このような状態が続くと、人の体は自律神経のバランスを失い、肩こり、頭痛、不眠、便秘、手足の冷えなどの自律神経失調症状を訴えるようになります。こんな時、医師は安定剤を投与するのです。しかし、薬の苦手な人、効かない人は案外多いように思います。漢方がこの分野で大きな力を発揮していることは確かです。漢方の運動器疾患に対する評価に比較して、この部分の評価が少し低過ぎるように私たちは思っております。 |
はり、灸、マッサージは、どんな病気に有効ですか? |
広範な症状に有効です。代表的なものを挙げると、肩こり、神経痛、腰痛、膝の痛み、五十肩、頚腕症候群、頭痛、胃腸障害、喘息、花粉症、生理不順、風邪、脳溢血後遺症、交通事故後遺症、小児かんの虫、夜尿症など、今ではほとんどの病気に有効であるという報告が出されています。 |
スポーツ選手が「はり」やマッサージ治療を受ける理由は何ですか? |
スポーツと漢方は相性がいいといわれています。それは第一に即効性、第二に副作用がないということです。痛みが止まっても、スポーツの場合は筋力が低下したり関節の可動域が小さくなっては困ります。「はり」やマッサージでは、このような心配は無用です。 スポーツ選手が漢方を好んで取り入れる理由はこんなところにあります。スポーツ障害のみならず、競技力向上や成績アップの目的でも漢方が広く用いられています。 |
よく知らずに「ツボ」と言いますが、ツボとは何ですか? |
「ツボ」は全身に数百個あります。また、新しいツボがどんどん追加されています。そのツボは経絡という見えない糸で結ばれており、あたかもインターネットのように全身を網羅して、互いに連繋し、影響を及ぼし合っています。 ツボに、はり、灸、マッサージなどの刺激を加えることにより、不足している 「気」 を補うことができます。また、漢方の特徴として、余っている気を抜くこともできます。 漢方の概念では、気が多過ぎることを 「実証」、少な過ぎることを 「虚証」 と呼んでいます。漢方では西洋医学と病気の概念が異なりますので、例えば、全く睡眠をとらなくても何の支障もなく翌日平気で仕事のできるような、そんなスーパーマンでも、時には実証といって病気の仲間に入れられてしまうこともあるのです。 なお、漢方では、経絡の中を気(生命に必要なエネルギー)が流れていて、そのエネルギーの過不足や流れの停滞が痛みなどの体調の変化となって現れると考えています。 |
「未病を治す」 と聞いたことがありますが、「未病」とはどういう状態ですか? |
「未病」 とは、病気でもない、健康でもない状態をいいます。現代人のほとんどが 「疲れ」 を訴えているという厚生省の統計もでているようですが、このような人々は何らかの病気になる可能性を秘めているのです。病気になってから治療するよりも、なる前に治してしまえば、患者さんの苦痛も少なく、質の高い生活を快適に楽しむことができるわけです。 また、健康保険での患者負担も軽減できますので、一石三鳥というわけです。日本の医療制度はもう少し予防医学に目を向けてほしいと願っています。 |
東洋医学は西洋医学とどう違うのですか? |
西洋医学はまずレントゲンや血液検査を行います。最近ではMRIなどという数億円もする検査機器で全身を隈なくチェックすることもできます。悪い個所が発見されれば、更に検査、投薬、手術ということになります。つまり、目に見えるもの、科学的データを中心に治療が進められていきます。 これに対して、東洋医学は人の体を小宇宙と見るところから出発し、自然界の全ての現象が影響して病いが引き起こされると考えています。診断は問診や触診が中心になりますが、東洋医学独特の切診、脈診、腹診という技法も用いられます。西洋医学が外から治すのに対し、東洋医学は内から治すといわれています。 その人がもっている自然治癒能力を上手に引き出すことに主眼を置いているのです。検査の結果「異常なし」といわれても、なお、苦痛を訴えている患者さんは数多くいます。万能のように思われている西洋医学でも案外拾い切れないものがあります。その部分を東洋医学は確実に補うことができるのです。西洋医学に代わる医療という意味で「代替医療」という言い方も最近よく使われています。 |
東洋医学は科学的ではないと聞きましたが? |
東洋医学の効果は、血流の増加、皮膚温の上昇、白血球の増加など施術後の科学的データにきちんと表れます。また、胃腸の蠕動運動が活発になることも内臓カメラの発達により解ってきました。科学の発達が東洋医学を解明するまでに至っていないという見方もできるのです。 一例を挙げると、現在の科学で痛みの程度を計測することはできません。最新の医学を以ってしても、患者の自覚症状に頼っている部分が相当あるのです。今後、科学の発達によって神秘に包まれた東洋医学のベールが徐々に剥がされてゆくでしょう。私達も楽しみにしています。 |
健康保険を使えますか? |
現段階で、私たちが医師のように自由に健康保険を取り扱うことはできません。はり、灸、マッサージに保険を適用するためには、医師に同意書を書いてもらう必要があります。なお、自賠責保険は、比較的容易に取り扱うことができます。いずれも、詳しいことは保険取り扱いの治療院へお問い合わせください。 「保険」 は私たちが抱えている大きなテーマのひとつです。しかしこの問題は、私たちだけで解決できる問題ではありません。国民の皆さまの強力な後押しが必要不可欠なのです。 勿論、現在も保険適用を望む国民の声は数多くありますが、未だ大きな流れを起こすまでには至っていません。 特に、このホームページをマスメディアの方がご覧になっておられたら、ぜひ、多数の国民の声を代弁していただきたいと思います。メディアの方々に火付け役になっていただきたいと考えています。 |
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