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中山競馬場では中央競馬会主催の競馬が行われていますが、中山競馬場でどのように中央競馬が行われているのか、まずは「中央競馬の開催スケジュール」について見てみたいと思います。



■・・・中央競馬の競馬場とその開催

中央競馬会は日本全国に、東京競馬場中山競馬場京都競馬場阪神競馬場中京競馬場福島競馬場新潟競馬場小倉競馬場函館競馬場札幌競馬場という10場の競馬場を管理しています。中央競馬会の競馬場なので、中央競馬会はそれらの競馬場でいつでも競馬を開催する事は物理的に可能なのですが、実は好き勝手に競馬を行う事ができません。それは競馬を行うための基準として定められた法律・競馬法と、それを施行するために存在する競馬法施行規則により、競馬場ごとに競馬を開催する開催日数1日の開催レース数開催回数などが決められているからです。このため、中央競馬会が所有する10場の競馬場で一斉に競馬が行われるという事はなく、定められた範囲内に収まるように開催のスケジュールが組まれ、各競馬場ごとに持ち回りでの競馬が行われています。

それでは、これらの競馬場がどのような持ち回りで競馬を行っているのでしょうか。まず10場ある競馬場のうち北海道の2場を抜かして、東京競馬場(東)、中山競馬場(東)、福島競馬場(東)、新潟競馬場(東)、京都競馬場(西)、阪神競馬場(西)、中京競馬場(西)、小倉競馬場(西)というように東西に分けます。

このうち東西にある大きな競馬場、東京競馬場、中山競馬場、京都競馬場、阪神競馬場を大きなレースを行うJRAの主力の競馬場として、東西1場ずつ交互に年に5回の競馬を開催します(中央開催と呼びます)。この中央開催を基本としてこの他に、中京開催、福島開催、小倉開催、新潟開催の1場を付属させる形で各々の競馬場で年に3回開催します(ローカル開催と呼びます)。ローカル開催は中央開催が行われている時に必ず行われているというわけではなく、あくまでも中央開催を補間する形で行うため、開催開始・終了時期は中央開催の開催開始・終了時期と少しのズレを生じさせるスケジュールで組まれています。このため、開催が月のド真ん中から始まる場合もあり、全てのローカル開催の開始時期を把握するのは困難。また例外として、ダービーの行われる第3回東京開催の裏開催はローカルである中京開催が担うほか、夏場の暑い時期は変則開催として、中央開催と呼ばれる東京・中山・京都・阪神を全て休みにして、代わりに涼しい札幌開催函館開催、そして他のローカルの競馬場を組み合わせると言う、ローカル中心の開催が行われています。下は各競馬場の開催スケジュールです。




■・・・中山競馬場の競馬開催スケジュール

上にも書いたように中山競馬場は中央競馬会の主力の競馬場の一つであり、年に5回の開催が行われていますが、それでは中山競馬場ではどのようなスケジュールで競馬が行われているのでしょうか。

年によって多少のずれはありますが、年に5回の開催がある中山競馬場では、第1回中山開催は1月5日〜1月3週目まで。第2回中山開催は2月最終の週末から3月の第3週まで。第3回中山開催は3月の第4週から4月の第3週まで。第4回中山開催は9月の2週目の週末から10月の第1週まで。第5回中山開催は12月1週から第4週までというスケジュールで現在、競馬が行われています。大まかに「月」で言いますと、1月・3月・4月・9月・12月に開催されていると言えますが、中央競馬の1回の開催は基本的に8日間。主に週末の土曜日と日曜日を利用して行われていますが(8日間÷2日=4週で、4週間で1開催が終わるという計算になります)、月によっては4週ではなく5週ある場合もあるため、区切りよく月ごとに開催が移動するという事にならないのが開催を把握するには少々厄介であると言えるでしょう。







先ほど上のセクションで、「競馬法によって開催日数やレース数が決まっている」と書きましが、実は法律改定により例外もあり、中山開催の場合、その例外に第1回中山開催が当てはまります。第1回中山とえいばお正月。今でこそスーパーやコンビニエンスストアは元旦から営業していますが、多くの一般企業はお正月休み。中央競馬界もご多分に漏れず1月4日までお休みになっています(現在の中央競馬は競馬法施行規則により1月5日以前に競馬を行う事ができなません)。しかし、中央競馬は1開催8日間というスケジュールで競馬を行っている事や地方競馬との兼ね合いで、スケジュールに余裕はありません。このため、1月1日〜4日の間に土・日がある場合、1月5日以降にその分の日程を詰めて行わなくてはいけないのです。ですので2006年までは、競馬開催解禁となった1月5日に第1回中山競馬1日目を行い、その後の週末と月曜日を利用した3日間連続開催を行うという日程が組まれていました。しかし・・・

2007年の場合、5日は金曜日。この日に競馬を行えば成人の日の1月8日まで4日間連続で行なわなくてはいけません。また、毎年「競馬初め」として行ってきた1月5日は多くの人が仕事始めであることから、年が明けてからはじめての開催であるにもかかわらず週末ほどの客足が見込めない事もあり、初日を1月5日に行うのではなく、多くの人が休みである土曜日に行う事にしました。しかし、これにより1日分が半端になってしまいます。この1日分をどうしたらよいか・・・ということで思いついたのが、「それならこの1日分を集客が見込める第4回東京・京都に移動してしまえばいいじゃないか!」という方法でした(むしろこっちが先にあったと思われます)。これにより第1回中山・京都開催を7日間、第4回東京・京都開催を9日間としたのです。このため、2007年の中山競馬は中央4場の中で年開催日数が唯一39日間の開催となってしまいました。今後、どのような日程が組まれていくかは分かりませんが、しばらくは第1回中山開催は7日の開催が続くかもしれません。



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