長崎の路面電車ニュースファイル
過去ニュースへ 2002年(1〜6月)/2002年(7〜12月)/2003年(1〜6月)/2003年(7〜12月)
次のニュースへ 2004年(7〜12月)/2005年(1〜6月)/2005年(7〜12月)/2006年(1〜6月)/
2006年(7〜12月)
特集記事へ 超低床式電車3000形関連/路線関連/100円運賃20年/ドラマ「愛し君へ」電車ロケ/納涼ビール電車 発車!
※当コーナーのニュースソース
総合ニュース 2004年1月〜6月ニュースファイル

長崎の路面電車にに関する新聞・TVニュースのスクラップ集です。
なお、著作権の関係上原文は掲載できませんので
記事を参考として概略を掲載しています。
※原文記事があるもののみリンクしています

2004.6.22〜
連載 ワンコインでどこまでも 100円電車20周年
・年間2,100万人、1日役5万7,000人の利用
・2002年度営業収入は23億円、うち広告や駐車場など本業以外の収入が3割に当たる約5億5,000万円

○ワンコインの利点
・乗降がスムーズ
・観光客にわかりやすい
・500円両替の「薬袋」をお土産に持ち帰るのが密かなブーム

○歴史
・創業時は9区間制でスタート、1区1銭、豆腐1丁と同じ値段だった
・49年、県営バス、長崎バスが市内中心部で運行開始、これが転機に。長崎電鉄も53年にバス運行を開始。60年代はバス、電車ほぼ同額で推移。しかし、後発の電鉄バスの赤字の穴埋めに、好調だった電車運賃をバスより5円高く値上げ。結果、翌年の電車利用者は500万人以上激減の裏目に。71年に電車1本になってから徹底した低運賃戦略で、70年に1,650万人に落ち込んだ電車利用者は10年間で(94年)2,179万人まで回復。
長崎市内のバスは全国でも運賃設定が安い、運賃格差で対抗するため84年に90年から100円に値上げしたのを最後に20年間据え置いている。

○徹底した経費削減
・全国の中古電車の活用
・台車部分は全車両の約半分が中古、新車なら1両1億円以上が6,000万ほど
・敷石、レールも他社からのリサイクル品
・ワンコインなので両替器も不要
・広告電車により1年に1度塗りなおし費用約25万も節約

○広告電車
・1両当たりの広告料は製作料含め1ヶ月約80万円
・製作日数8日間
・全体の下地塗装の後、引き伸ばした写真や企業ロゴシールを貼る
・月平均30件の利用がある
・1964年全国で初の採用。化粧品会社のPRだった
・発案者は田栗優一氏、58年から企画書を出し続け、6年後ようやくゴーサイン
・スタート当初企業から申し込みが殺到
・企業からの要望に全て応じるのではなく、色彩に規定を設け景観を損なわないよう配慮
・全76両中30両を超えないよう調節

○佐藤社長コメント
・客数確保には低運賃は不可欠。利益よりも市民の足としての定着を重視した。
・今すぐ値上げする気はないが、情勢によって考えなくてはいけない時期が来るだろう。
・経費節減の継続と設備投資を進め、今まで以上に便利な乗り物を目指す考え。

○その他
・13年目を迎える「ビール電車」は「やればやるほど経営を圧迫する」赤字だが、毎年市民の予約が殺到するため継続している
・労使一体となって頑張りたい
・長崎西洋館、正覚寺下の駐車場は不況で横ばい

○今後の課題
・北部延伸は03年6月に検討協議会が「渋滞緩和のため、延伸の必要がある」と結論を出したが、国道拡幅のための用地確保など課題山積みで具体化のめどは立っていない。
・延伸しても線路敷設など新たな設備投資に加え、長い坂道のため既存の車両ではパワーが足りず新型車導入を含め同社の負担も大きい。
・5月に長年のライバル、長崎バスと事業協力策を探る研究会を設置。終点からバスへの乗り換えなど両社のメリットを生かした交通システムの模索が目的。
・仮に値上げした場合も乗降がスムーズなようICカード導入も検討している。
参考:長崎新聞 2004年6月22日〜5回連載 記事
2004.6.23 路面電車同士が追突、2人軽傷
午前9時20分ごろ、長崎市川口町の大学病院前電停で、長崎電気軌道の正覚寺発赤迫行き路面電車が、停車中の蛍茶屋発赤迫行きの電車に追突。双方約20人の乗客。追突された電車の女性客と、追突した電車の女性客が軽傷。運転士は運転を始めて5ヵ月で、ブレーキ操作のミスが事故の原因と見られている。双方の電車の破損はほとんどなく、現場に約30分停車した後自力走行。後続の10台の電車が一時、連なったまま運行できなり、後続の電車を含め13台の乗客計約300人の足に影響。同社の電車同士の事故は2001年8月以来。事故を受け、同社は7月5日から6日間、臨時の業務研修会を開き、注意を喚起する方針
参考:長崎新聞ホームページ 毎日新聞  Yahoo!NEWS 長崎2004年6月24日記事 NBC長崎放送 2004年6月23日ニュース
2004.6.15 夏の風物詩「納涼ビール電車」来月12日発車
夏の風物詩となった長崎電気軌道(長崎市大橋町)の「納涼ビール電車」が今年も運行する。期間は七月十二日から八月七日まで。「ビール電車」は毎夏運行し、今年で十三年目。月曜・火曜は団体貸し切り専用、日曜・祝日は運休。
参考:長崎新聞ホームページ 2004年6月15日記事

※詳細は当サイトの長崎電気軌道(株)公式発表参照

2004.6.10

路面電車の日・木造電車復活

明治44年に作られ、昭和34年に長崎電気軌道が譲り受けた木造の路面電車168号が午後4時まで長崎の街を走った。「路面電車の日」は、1995年に広島市で開いた「路面電車サミット」で制定。長崎電気軌道は、同年から毎年この日に168号電車を走らせている。

参考:KTNテレビ長崎 2004年6月10日ニュース Yahoo!NEWS 長崎 西日本新聞ホームページ 2004年6月11日記事
2004.6.10 100円運賃 走り続けて20年
利用者の声。開業から89年のうちの20年。消費税5%になる時、既に13年目だったので社内で値上げの声もあった。値上げしかったのはいい選択だった。車両数78両(花電車を含む)、従業員数229人。
○経営努力
広告電車‥経費がかからず収入が得られる。広告収入が電車収入の1割程度、100円のうち10円は広告でカバーしている。
中古車両
新車なら1億円以上、中古車両利用で約6000万円に。3割の車両が半世紀以上前から走っている。
○長崎路面電車の会
当サイトの紹介(1分30秒)
路面電車アンケートの紹介
○100円運賃の今後
ここ数年の利用者数年間2000〜2100万人で推移、少子化やマイカー増加でやや減少傾向にある。今年度、2006年度に新たに超低床式電車(2億2千万円)の購入予定など設備面の負担が増える、100円運賃には厳しい要素もある。設備を充実させていくために値上げを検討する時期が来るかも?

長崎の交通政策の中で路面電車がそう位置付けられていくのか、利用者の動向にも関わってくる。
KTN「スーパーニュース」 特集(約8分の特集)2004年6月10日(路面電車の日)放送




2004.5.24

路面電車が歩行者をはねて死亡

5月23日午後10時頃、長崎市岩川町の長崎電気軌道の軌道内を歩いていた76歳の男性が電車にはねられ死亡。電車は急ブレーキをかけたが間に合わなかった。

参考:KTNテレビ長崎 2004年5月24日ニュース 毎日新聞 2004年5月25日記事
2004.5.20
日本一安い路面電車 100円続けて20年の今後は
運賃の変遷。利用者の声。消費税5%の際値上げ検討、しかし低運賃でお客さんを増やす努力で据え置きを決定。
○20年続いた秘密は?
経費節減、中古車、中古部品の活用、広告電車を全国初導入、総収入の約12%。観光都市なので台数は制限してやっている。
○古い車両のメンテナンスの紹介‥26人で78両をメンテナンス。整備次第で1世紀ぐらい持てばと思っている。中古部品利用で約6000万円の節約。全車両の年間走行距離260万km(地球約62周)
○中古車の利用でまだまだ100円OK?
交通バリアフリー問題‥新規導入車両は低床車を義務付け→中古車の新たな導入は不可能に。
超低床式電車1台2億2千万円→さらに2台導入を計画
○100円継続に暗雲が‥ついに値上げ???
超低床式電車導入は運賃値上げなしでいい見通しはついている。ICカード、停留所への運行情報装置の設置を検討中、それらを考えるといつまで100円か?
○いつまで100円か?
お客さんが極端に減らない限りしばらくは持続したいと思っている
NCC「スーパーJチャンネルながさき」 特集「どこまでも100円で」(約7分の特集)2004年5月20日放送

2004.5.20

路面電車超低床電車補助金増加か?

国土交通省の交通政策審議会環境部会は19日、2010年度co2抑制が目標基準を上回ると発表。その中で、路面電車新型車両購入補助を手厚くする削減政策強化が表明された。

参考:長崎新聞 2004年5月20日記事(サイト掲載なし)
2004.5.18
運賃100円で20年 黒字経営の裏側
利用者の声。運賃の変遷紹介。消費税導入時の値上げ検討の話。車内72年に黒字転換、以降30年以上黒字経営を維持。利益追求よりも市民の役に立つ事が大切。先々代からの経営方針。
○低運賃の秘密 
1.中古電車の再利用‥車体の購入費が約半分、台車部分も整備して再利用 
2.車体の広告活用‥広告収入が全体の約3割、塗り替え費用の節約にも 
3.人材の「多能工」化‥何でもできる「多能工」として育成、人件費の抑制を図る 
4.利用さやすさの追求‥浦上車庫の配車室では市内6か所に設置したカメラで混雑状況を把握、臨時便を随時出し混雑緩和へ 
○今後の課題
1.超低床式電車‥18年ぶりの新車だが、1両で約1億1千万の負担、今後2台導入予定
○長崎路面電車の会
利用者の生の声を届けるため来月アンケートを実施、改善点を提言
○100円運賃の今後は
極力値上げしない努力をしたいが、限度もあるので状況により検討も

様々な企業努力により成り立っている
NIB「ニュース+1」 特集コーナーPLUS1特報(約7分半)2004年5月20日放送

2004.5.17

市街地の活性化を提言

長崎経済同友会は17日、「新しい時代の長崎市の活性化に関する提言」を発表。18日伊藤長崎市長に提出する。「少子高齢化が進み同市の活力が低下している」との認識から委員会を組織して1年かけてまとめたもの。 路面電車関係では「路面電車軌道の緑化」「電柱・電線類の地中化」。「車中心」から「歩行者中心」に転換を目指し、通勤自動車の自粛や「パークアンドライド」の推進など。提言の実行に向け、市の行政組織に「まちづくり企画調整局(仮称)」を設置することも提案。

参考:長崎新聞ホームページ 2004年5月18日記事

2004.5.12

長崎バスとの事業協力研究会を設置

長崎市中心部で両社は競合関係にあるが、路面電車とバス双方のメリットを生かした協力を検討する研究会を設置。実務者レベルで、様々な角度から意見交換するもので、郊外からのバスと電車の乗り換えの仕組み作りなどがテーマになる可能性もある。 両社は1971年に電鉄バスを長崎バスに譲渡した関係がある。

※これまで犬猿の仲という感もあった両社ですが、いよいよ協力関係を模索するようです。具体的には延長問題が検討されている滑石方面への赤迫電停での乗り継ぎ改善が思い当たりますが、他にも蛍茶屋以外の終点は全て長崎バスエリアである事から、様々な可能性があります。また、大橋電停はかつて電鉄バス時代、電車とバスの同一ホームでの乗換えが実施されていたので、ここの活用も考えられます。

参考:日本経済新聞 NIKKEI NET 2004年5月12日記事

2004.4.15

「そのぎ茶号」出発 路面電車でPR

東彼東彼杵町の特産品の「そのぎ茶」をPRする路面電車「そのぎ茶号」の出発式長崎電気軌道浦上車庫であった。PR電車は、新茶の色を表現した緑と白を基調に、車体横には茶畑の絵が描かれている。6月14日まで運行。電車内では東彼杵町の「お茶むすめ」三人が、そのぎ茶のティーバッグを乗客にプレゼントした。

参考:長崎新聞ホームページ 2004年4月16日記事

2004.4.8

路面電車数珠つなぎ 長崎・最新型故障

3月に導入した超低床式車が8日正午すぎ、築町電停付近で故障を起し立ち往生。一時は後続の電車が10両以上数珠つなぎに。30分後復旧。計463人の足に影響。けが人なし。故障原因は不明。車庫に回送して調べる。  

参考:朝日新聞・長崎版 2004年4月9日朝刊記事

※記事中、「県や市の補助を受け購入」との誤りがあり、13日付朝刊に「国や市の補助を受け購入」との訂正記事が出ました。

2004.4.2

県民世論調査、公共交通機関ではバス・路面電車が1位

昨年度県が行った世論調査で、公共交通機関の重点施策ではバス・路面電車が44.9%と最も関心が高く、長崎新幹線が2位40.4%、JR在来線・私鉄の増便が3位だった。去年11月に県内に住む20歳以上の男女、3千人を対象に行われ1546人から回答。

参考:KTNテレビ長崎 2004年4月2日ニュース

2004.4.1

長崎電気軌道3カ月通学定期、きょうから発売

長崎電気軌道は4月から学生向けの3カ月定期券を発売。長期休暇のある学生の定期券はこれまで1カ月券のみで毎月購入する必要があった。前月25日〜翌月10日、西町営業所(浦上車庫)で発売する。出来大工町と西浜町の両臨時発売所でも購入できる。

参考:毎日新聞  2004年4月1日朝刊記事

※長崎電気軌道提供の公式発表文を当サイトで紹介しています。

2004.3.27

100円電車6月で20年

長崎市内の路面電車が運賃を百円に設定してから6月で20周年を迎える。以前は他の公共機関と同様、約2年置きに10円ペースで値上げを続け、84年に100円に。当時の市内バスは市内1区で120円。この20年間で、段階的に30円の値上げ。運賃格差が広がったことで、路面電車の輸送人員は、1880万2000人(84年)から10年間で2179万人まで回復。低運賃を維持するため、新車だと1億円以上掛かる車両費を中古部品使用で6000万円程度に抑えている。車体の広告収入は同社収入の約3割。広告用に塗装することで、車体塗り直しの負担の軽減にも。今後の課題も多い。3月に運行を開始した超低床式電車(LRT)は同社にとって18年ぶりの新車。国と長崎市の補助を受けたが、同社が負担した費用は1億1000万円。LRTは2004年度と06年度にも導入予定だが、同等の負担が想定される。景気が回復すれば物価の上昇や従業員の賃上げも予想される。長崎電気軌道は今後も百円で運行していく考え。

参考:長崎新聞ホームページ 2004年4月16日記事

2004.3.1

超低床式の路面電車が運行開始・出発式

超低床式の路面電車が、きょうから長崎市内で運行を開始。長崎電気軌道が初めて導入、関係者が出席し出発式がありました。2006年度までにあと2台を導入する予定。 

参考:KTNテレビ長崎 2004年3月1日ニュース

2004.2.23

超低床式路面電車(LRT)の試乗会

超低床式路面電車(LRT)の試乗会が23日行われ、障害者団体や長崎市の関係者ら約20人が乗車。LRTは3月1日に運行を開始し、各電停には時刻を掲示。同社は2004年度、2006年度にもLRTを1台ずつ導入する予定。

参考:長崎新聞ホームページ 過去のニュース 2004年2月24日記事

2003.2.14

平和呼びかける路面電車「スマイル号」が発進

県が広告料を負担して企画。世界の子どもたちの笑顔をデザインした路面電車「平和電車(スマイル号)」が長崎市で運行を開始。車内には、集会で採択されたアピール文や集会の写真などが張り出されている。運行初日は県内の小学生29人が県主催の「平和と国際交流の集い」に参加、電車に乗り込み長崎電気軌道浦上車庫を出発、車内で昨年の高校生平和大使、納屋祐里さん純心女子高三年が講話、平和学習に取り組んだ。きょうから1ヶ月間長崎市内を走る。

参考:KTNテレビ長崎 2004年2月14日ニュース

参考:長崎新聞ホームページ 読売新聞 西日本新聞ホームページ 2004年2月15日記事 

2004.1.21

「平和と国際交流の集い―バレンタインデーは平和電車に乗ろう」を開催

県は小、中学生を対象に、「平和と国際交流の集い―バレンタインデーは平和電車に乗ろう」を2月14日、長崎市で開催。2月14日〜3月13日、路面電車一台を「平和電車」として運行。初日の午前10時―午後3時に「集い」を開催。電車内では1万人署名活動に取り組む高校生の体験を聞く。

参考:長崎新聞ホームページ 過去のニュース 2004年1月21日記事