私のデジカメ

 私が使っているのは左の写真のコダックDC20です。このホームページを始める少し前に買いました。デジカメ最初期の製品の一つです。この機種を選んだ理由は値段でした。デジカメの機種が増え始めた頃で、そういった古いモデルは値下がりしていました。そのなかでも一番安く2万円以下で買えました。パソコン接続キットも付属です。その後も値下がりを続け、最近までさらに安くなったのを時々見かけました。先月ニューヨークに行った時、電気屋のウィンドウに一番軽いデジカメと書かれて飾ってあったのを見て嬉しくなりました。

 世の中はメガピクセルが当たり前みたいになっていますが、なんとたった27万画素です。液晶もフラッシュもありません。メモリーも本体のものだけなので、8枚までしか撮れません。この8枚しか撮れないというのはなかなか大変です。残り少なくなった時にもっと撮りたくなって、それまでのものを全部消して(選んで消すなどということはできません)撮り直したことも何度かあります。液晶がないので、ちゃんと撮れているかどうかは家に帰ってパソコンに取り込んでみないとわかりません。こんな事情ですから、とりあえず撮っておくということができません。残りの枚数を考えながら一枚一枚を慎重に撮る事になります。この緊張感も捨て難い魅力(?)です。

 画質は数多く載せている写真の通りです。細かい形は細部がつぶれてしまうので、まず無理です。遠くから撮って後でトリミングしようと思っても、もともと画素数が少ないのでどんどん画像が荒くなってしまって使えません。明るさもかなり影響するので、とにかく明るい時に、できるだけ被写体に接近して撮るのがこつです。画像は結構広角で高さや奥行きが強調されます。色合いは厚くて深さもあるしっかりしたものです。「見上げる形の写真集」の雰囲気には、こうした特徴が影響しています。

 とにかく小さくて軽い事、そして電池をくわないことも特徴です。上着でもズボンでもポケットに気軽に入れて持って歩けます。電池などたった一本なのにいつまでたっても無くならないのでかえって心配になったくらいです。もう一年半になりますが、一度替えただけです。ズームも欲しいし液晶もあると便利だし、やはり枚数が多い方がいいのですが、敢えて買い換えるほどでもないと思っています。


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1998年6月27日