見上げる形の写真集 (海外編)
アムステルダム西教会の塔
「煙突」 で紹介した「塔の思想」で高く評価されているものの一つで、名塔 として大切にされているようです。以前見たときにはそれほどの印 象はなかったのですが、あらためて見てみると、優美ななかに独特 なところがあります。電子版使い捨てカメラみたいな私の激安デジ カメではうまく写っていませんが、てっぺんに金色の王冠がのって います。これが意味ありげな塔の形と一緒になって、不気味にさえ 感じられます。堀田善衛がガウディの聖家族教会を見て、「これだ けのものを必要とする膨大な、・・・『罪』というものを、自分に ついて到底感じることが出来ない」、と書いていますが、同じよう な重苦しさがあります。
帰りがけの空港で下の管制塔の写真も撮ってきました。こういう つるっとした形は、千葉の煙突もそうですが、私の激安デジカメで も案外きれいに撮れるようです。
スキポール空港(オランダ)の管制塔
クアラルンプールのKLCC
今のところ世界一の高さを誇るマレーシアのKLCC(クアラル ンプールシティーセンター)。88階建てで高さは450mだそう です。石油公社のペトロナスがはいっているのでペトロナスツイン タワーとも呼ばれています。
メタリックでぴかぴかの外観がクアラルンプールの街並みのなか ではやや違和感がありますが、丸い形なので高層ビルにありがちな 威圧感はありません。細かくでこぼこしているので、一目ではイメ ージがつかみきれませんでした。
内モンゴルの塔
中国の内モンゴル自治区の首都フフホトを訪れた時に連れていっ てもらった塔です。宿の観光案内にはこの他にも面白そうな塔の写 真が出ていましたが、残念ながら行けませんでした。こういった見 慣れない形は別世界を覗くような不気味さがありますが、なんとな く控えめなところが日本的な感覚に近く、親しさをおぼえます。た くさんの屋根の軒の影がやはり独特の気配を生んでいるように思い ます。影についてはあちこちに書きましたが、軒の影についは 「増上寺の軒」 に詳しく書きました。
台湾の高雄で見かけた89階建てのビル(工事中)
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