ナカハ家別館
トップへ戻る
- 五目並べ(日本物産 81)
タイトル通りの五目並べです。内容的に特に簡略化されたものではなくなかなか本格的です。縦画面で、プレイ中はほぼいっぱいに盤が描かれます。五目並べですから盤は縦横各15ラインのもので、碁盤の下方には残り石数(後述の引き分けまでの石数)と持ち時間が表示されます。表示はシンプルなもののわりときれいに映ります(つい「名人戦(SNK 86。これは将棋ゲーム)」と比べてしまう‥)。
1レバー(4方向)と1ボタン(石を置く)で操作を行います。レバーでカーソルを移動させボタンで石を置きます。ヘルプ関係のフィーチャーは一切ないので実力で勝つしかありません。
プレイが開始すると勝手に始めの3石(先手の2石と後手の1石)が置かれ、その珠型(「名月」、「丘月」など。どれが出現するかはランダムです)が表示され、そして対局開始となります。つまり型を除いた最初の着手として白(後手)が先となります。プレイヤーは一局ごとに黒(一局目)と白を交互に持ちます。
トータルの持ち時間があり、これが無くなると一手15秒に制限されます。
どちらかが4・3、5連などを完成させた時点で対局は終了し、次の対局に移ります。先手の禁則として4・3、4・4、6連以上(長連)の3つがあり、これをやると負けになります。時間切れでも負けです。また、はじめの型を含めて40石ずつ置いて決着がつかない場合は引き分けになります。ただし負けと引き分けが合わせて2回になるとゲームオーバーになるので引き分けにもちこんでも仕方がありません。
五目並べ自体が珍しいせいか、なかなか楽しめます。CPUの方も、ただ守るような手を打ってくるわけではなくちゃんと勝ちにきます。ですから初心者にはとっては鬼の集金マシンに思えてきますが、おまけもアドバイスも何も無い冷徹ぶりが旧作ならではの魅力です。
- サンダーセプター2(ナムコ 86)
大型筐体を使用した3Dシューティングゲームです。敵が巣食う宇宙空間上の立体コース「ハイパーウェイ」を、戦闘機を操り走破(?)するという内容です。エネルギー制を採用している点や、アクセルペダルの存在からもレースゲームのように感じられますがしっかりシューティングゲームに仕上げられています。サウンドもマニアックながら迫力があり、ゲーム全体がナムコの力業の産物といった感じです。前作と比べてステージ数やキャラクターなどに変化がありますが3Dメガネによる立体表現が最も大きな変更点です。
画面は右目用映像と左目用映像を交互に表示していて、これを筐体内部に釣り下げられている液晶シャッターから覗くことで立体的な映像を感じることができます(*1)。飛び出す(そう宣伝された)というより奥行きが出る感じですが、たまに目の前で大爆発が起こったりすると驚かされます。プレイ中の画像は自機(画面中央下部に表示)の後ろの視点から描かれていて、はるか遠くに続くコースの天井と床が表示されます。左右は空きになっていて宇宙空間が見えますが、自機をコース外にはみださせることはできません(見えない壁に当たって遅くなる)。
操作は左右から持つ両手用操縦桿と、これについた4ボタン(両手人さし指に対応した2ボタンがツインの通常弾、両手親指に対応した2ボタンが特殊攻撃の誘爆弾。それぞれの2つのボタンは同じもの)、そしてフットペダル(アクセル)で行います。操縦桿は上側を奥に倒すと下降、手前に引くと上昇、左右に傾けると左右移動となります。通常弾はけっこう連射がきき、敵機と敵弾を破壊できます。誘爆弾は障害物をも破壊できる強力な兵器ですが、各ステージで5発しか使用できません。爆発に敵を巻き込むのは結構難しく、緊急回避のつもりで使っても当たり外れが大きいです。アクセルは踏みっぱなしが基本で、ゆるめるのは微調整にしか使いません。ゆっくり進むとエネルギーのロスになるためです。また、より直線的に進むとわずかながらエネルギーの節約になります。
画面上部に表示されているエネルギーは飛行中減少していきます。また自機が敵機や敵弾、障害物に当たって爆発するとエネルギーは余分に失われます。ステージクリア時に一定量加算され、また一定条件で味方機が運んでくるアイテム(*2)でも回復させることができます。エネルギーが無くなるとゲームオーバーです。
ステージは6つあります。上記のとおりコースは直線的で、幅が変化したり分岐があったりもしますが複雑ではありません。ただし分岐の行き先を誤ると致命的な場合もあります。コース内部の空間に敵キャラクターや障害物が配置されています。敵キャラクターには、撃つと分裂するものや大量に弾をばらまくもの、障害物の陰から出現するものや固定砲台など各種ありますが、色も緑で統一されていて地味です。むしろ構成の中心となるのは、上下から伸びて行く手を塞ぐ円柱(これあってのサンダーセプター)や岩、バキュラそのものの板、電撃(ナムコらしい)、床から一定のタイミングであがる炎などの障害物のほうです。前半のステージには障害物を使った飛行練習のような趣がありますが後半のステージでは大量の岩、板と正確な敵弾のコンビネーションに悩まされます。
また、ときどき「caution」のボイスとともに大型のバトルシップが登場します。小型の護衛とともに、化学で習う電子式のようなフォーメーションを組んで登場します。先に護衛を倒さないと死んでくれず、バトルシップとの戦闘中は自機のスピードも落ちるため速攻で破壊する必要があります。フォーメーションを覚えて接近中に勝負がつけられないと長引いてしまいます。
後方から出現する敵機にいきなり体当たりされたり至近から撃たれたりといったミスの要素が満載で腹立たしい場合もあります。またエネルギー制のため、到達したステージではある程度遊ばせてもらえますがクリアは厳しく、オールクリアは1ミスでも危なくなってきます(飛び方がヘタなのか‥)。数多くのワナを越えた最終ラインには固ーい護衛付きのバトルシップが登場し、これを突破してゴールするとめでたくエンディングを迎えます。バトルシップを倒せてもゴールが遠くてクリアできない場合があるところがポイントです。
ゲームオーバー時にはプレイヤーの階級が表示されます。この手の演出はナムコの十八番ですが、このゲームの場合到達ステージで決定されるのであまり意味はありません。
*1 「コンチネンタルサーカス(タイトー 88。これは飛び出してたなー)」などが同じ方式を採用しています。
*2 アイテムには一定地点で必ず出現するバリア(一定時間無敵)とエネルギーの2種あります。エネルギーのほうは、ステージ1の一定地点でエネルギーが少ないときに限りもらえます。取ってもクリアは絶望的です。
- ギャプラス(ナムコ 84)
ナムコの伝統であるギャラクシアンシリーズの第3作です。「ギャラガ(別掲)」に比べて格段に派手になった自機のパワーアップと敵エイリアンの異常なほどのスピード、また隠しを含めたさまざまなフィーチャーが話題を呼んだ作品です。サウンドはシューティングとしては穏やかな感じです。ストレートに鳴らす「ドルアーガの塔(84)」やひたすら楽しい「リブルラブル(84)」などとならんでナムコPSGサウンドの1つの頂点といってよいと思います。
操作は1レバー1ボタン(ショット)で行います。自機の移動は8方向になっていて画面下半分ほどの範囲を移動出来ます。ただ上下への移動がかなり遅く、斜めに移動してもほとんど横に動いているように見えるほどです。弾避けの場合特に気をつける必要があります。ショットは2連射できます。
プレイの基本的な流れはギャラガと変わっていませんが10ステージ(パーセク)ごとにエイリアンの種類が変わること(種族と称されます。3種あります。基本的な構成は同じです)、編隊完成後も援軍が登場すること、パーセク14以降では編隊完成後にエイリアンを撃つと撃ち返し弾「ビーンカード」が落ちてくるのが大きな違いです。撃ち返し弾は、逆に撃たないと危ないスターフラッシュ(画面内に突如出現し放っておくと分裂して降ってくる破壊可能な物体)とともにミスの原因になりやすいのですが、援軍の出現パターンを覚えて追い込まれないように動いていればそう問題はありません。エイリアンの動きは序盤のステージから速く複雑で、先のパーセクになると不自然なほどのスピードを示します。宇宙のロマンが影をひそめ、速い計算機と直接勝負しているような雰囲気になってきますので、はじめのうちは面喰らうと思います。
エイリアンのボス(クイーン)が持っているパワーアップパーツ(ブラスターヘッド)を回収すればパワーアップができます。回収はギャラガと同じようにクイーンを単独飛行中に倒せばよいだけです。ヘッドはパーセクごとに登場するものが決まっています。ファランクス(しばらくビームを発射し、かかったエイリアンを味方にできる。味方は一緒に攻撃してくれます)、ハイパー(自機の攻撃力とスピードがアップ)が基本で、あとサイクロン(通称「ハエ取り紙」。らせん状のビームでエイリアンを捕らえ、撃つと高スコア)、サイドワインダー(自機と味方の弾を左右に誘導できる)、エレファント(エイリアンが遅くなる)、スターダスト(敵弾がすぐに消えてしまう)の計6種あり、ヘッドの色で識別できます。ヘッド装着後の3秒ほどの無敵時間にかなり多くのエイリアンを倒すことができ、このせいでゲームの難度がかなり下がっています。
なおファランクスとハイパーを併用すると見かけ上それまでのゲームに無いような大量の弾を吐き出すことができますが、ボタンを一度押して発射された弾は何かに当たるとすべて消えます。つまり(ギャラガなどと同様)大きい弾を撃っていることになり、味方が多くても連射が遅いと充分な攻撃力が得られません。
それと欠かせないのが自機の「変身」です(*1)。手順が奇妙ですがこれに成功すると自機のデザインが変わり、また自機(だけ)が3連射可能になります。この3発目の弾は貫通弾となります。効果はゲームオーバーまで続くので必須のフィーチャーとなっています。
3、8、13、18‥パーセクはボーナスステージです。目的は編隊全滅ではなく、現れる破壊不能のエイリアンを「お手玉」にするというものになっています(*2)。
エクステンド(1UP)の方法が多彩で、スコアによりエブリ、スペシャルフラッグを取る、ボーナスステージでの単語EXTEND完成の他、自機のパーツを3つ集めるというものもあります。通常ステージでときどきこれを運んでくるエイリアン(*3)を倒すか、ボーナスステージでのLUCKY完成で1つずつ手に入れることができます。このパーツが3つ揃わないままゲームオーバーになってもなぜか次のプレイに持ち越されます。
通常ステージでエイリアンや弾、その他の物体に当たるとミスになります。あまり起こらないと思いますが、エイリアンが運ぶヘッドやパーツに当たってもきっちりミスになります。持ち機が無くなるとゲームオーバーです。ランク入りした時のネーム入力では血液型や年齢まで書き込むことができます。
自機の攻撃力が高く、それほど難しいゲームではありません。援軍の処理さえ押さえておけば1000万も遠くはないです。ただエクステンドが多いからといって雑なプレイをしていると終わらなそうで終わります(自分ですね)。
「グラディウス(別掲)」出現以前の代表的なパワーアップシューティングゲームですが、忙しい点が敬遠されるのと、やや粗が目立つこともあってそれほどの評価は得られていません。なお本作がクラシックなギャラクシアンシリーズとしては最後の作品となりますが、後にリメイク的性格の「ギャラガ88(87)」、「コズモギャング・ザ・ビデオ(別掲)」が発売されています。
*1 パーセク1で最下段左から2番目のエイリアンだけ撃っておきスペシャルフラッグを出し、それを取らずに、飛来するクイーンに体当たりする。あるいは単にパーセク31のヘッドを回収する。
*2 ボーナスステージのエイリアンは撃つと上にあがってまた落ちてきます。ですから、単純ですがくり返し撃っていればよいだけです。ただし撃つたびに左右に反転するので、味方が少ないときは左右に動きながら撃つことになります。撃つたびに基本ボーナスが上昇し、また画面内に英字が書かれていきます。どんどん撃っていくとステージごとに決まった英単語が完成し、追加的なボーナスを得ることができます。
*3 パーセク中、クイーンがいなくなってからスコアの万の桁が変われば出ます。
- 免許トレーニングマシーン(セントラルレジャーシステム 83)(※1)
自動車免許取得を目指す人のための、学科2択試験問題集です。分類としてはクイズゲームとなります。なおタイトルのせいで実技(運転そのもの)を試すドライブゲームのようにも思われますが、そういった部分は一切ありません。
問題は計500問用意されていて、A−1からE−4まで計20のセクション(各25問)に分割されています。これは免許の種類や問題の分野によって分類されたものではありません。パネル上に、A−1からE−4までのボタンが律儀に(5段4列)並んでいて、コイン投入後1つを選んでプレイを開始することになります。いくら間違えても途中でゲームオーバーになることは無く、25問すべてに回答できます。
操作はボタン2つ(回答◯、回答×)で行います。問題の種類としては単純に法規的な正誤を問うものの他に、ブレーキ方法のような技術的な問題や、坂道でのゆずりあいといった安全マナーを問うものがあります。これらの正誤の基準も実際の試験と同様です。問題は文章で出題されますが。標識のグラフィックとともにその意味を問うものもあります。回答はもちろん正答と誤答に分かれ、タイムオーバーも誤答扱いです。クイズゲームとしては至極普通の設定ではありますが、1問ずつ出題され1問ごとに時間制限があり、回答順を選べない点でペーパーテストとは勝手が異なります。
第25問回答後、正解率により合格・不合格の判定がなされます。また、このときちょっとした交通安全アドバイスが表示されてゲーム終了となります。わざわざ攻略するようなゲームではありませんが、同一セクションを選べば問題セットが同じでしかも◯×ですから2回やれば満点が取れます。
いきなり全問正解できるような人なら本試験でも通用するかとは思いますがこのゲームは所詮問題集で、全500問とはいえ整理されていない出題内容から実力をつけるにはやはり数が少ないです。本当に試験のトレーニングのつもりでプレイするのはむなしいでしょう。
※1 画面上でのタイトルは「運転免許テスト」です。
- モナコGP(セガ 79)
直線的なコースをひたすら走り続けるスピードレースタイプのゲームです。スピードレースシリーズとはライバルなだけあってかなり近い内容ながら多彩なフィーチャーが用意されています。やはり縦画面でスコア、タイムと本日のプレイ数とその中での順位、の表示は画面外の7セグで行われます。
操作はハンドル、フットペダル(アクセル)、シフトレバー(2速)で行います。プレイはコイン投入とともにスタートします。画面右下に現れる赤い自車を加速させコースに合流し、あとは降ってくるようなライバル車たちを避けまくるだけです。車体が流されてしまう水たまり(箇所)や、左右への移動が大きくなってしまうスリップ区間のほか、幅がやたらと細く走りづらい橋、自車のライトが照らす範囲した見えなくなるトンネルといった障害があります。また後方から大型車が出てくるのにも気をつけないといけません。トンネルのシーンなんかはよくできていて、他車がちらちらと視界をかすめていくさまはなかなかスリリングです。
他の車に当たると操作している自車はクラッシュしてしまいます。また路端に寄ると車体がへろへろとブレて、さらに寄るとクラッシュしてしまいます。クラッシュ後は再スタートです。持ち時間制で、タイムが無くなるとゲームオーバーですがこのとき一定スコアに達していると残機(車)制に移行します(クラッシュで1台失う)。うまくないプレイヤーにも遊ばせて上達したら限界(スコア)に挑戦、というユニークなルールになっています。
セガは後に「スーパーモナコGP( )」という3Dタイプのレースゲームを発表します。舞台がモナコなのは偶然でないかもしれませんけれど、もちろん内容的には全く別物です。
- ウォンテッドG7(TEC 82)
画面上部にスロットのリールが描いてあり、見るからにメダルゲーム風ですが通常のアーケードゲームです。ただし正常に作動していても壊れているのかと思うようなグラフィック、そして内容、ともにかなり奇妙で、誰が見ても不思議に感じると思います。ジャンルとしてはマッピーのような追いかけ回収ゲームです。縦画面です。
画面には横につらなったベルト状の地形(障害物)が縦12段にわたって並んでいて、それぞれの段が左右に移動しています。このあたりは「フロッガー(別掲)」にかなり近いです。ただその設定が何なのか理解しがたいものがあり相当に異様です。画面の左右はつながっていて、端に消えたものは反対側から現れます。どの段にもいくつかの隙間があり、そこは敵も自キャラも通ることができます。また各段に1つずつスパナや糸鋸といったアイテム(意味わからん‥)が置いてあります。プレイヤーの目的は、画面下部に現れるマリオ気味のオヤジ型キヤラを操作して画面内のアイテムをすべて回収、そして画面上部のゴールにたどりつかせることです。
操作は1レバー(4方向)と1ボタン(バリア)で行います。レバーは移動で、ボタンを押すとしばらく自キャラにバリアが発生し、敵を体当たりで倒すことができます。ただし切れると一定時間使えなくなります。
基本的には地形の流れに身を任せて、上の段の隙間が巡ってきたらレバーを上に倒せば上に登って行けます。下に行くときも同じです。アイテムはいずれすべて回収しなければなりませんし、敵キャラクターが上から迫ってくるので、地形の移動を見て先を読んで移動しつつアイテムを拾っていかなくてはなりません。また、自キャラがいる段全体が流れる向きをレバーで変えることができるので、向かっている方から敵が近付いてきた場合は反転すれば逃げられます。ただし各段の移動スピードが異なるので、それでも追い付かれることがあります。そのときはさっさと他の段に移動するかバリアを使うことになります。ちなみに自キャラでも敵でも、画面端に消えると地形と同じく反対側から出てきます。
敵キャラクターには、丸いものと人間型のものの2種類います。丸いものは下の段に空きがあると下る、というだけの動きをします。人間型の方は赤いときと青いときがあり、青いときはしつこく追ってきます。またこのときバリアが効きません。
アイテムを拾うとスコアの小計(画面上部)にスコアが加算されます。自キャラがゴールに到達すると、スロット(*1)をプレイすることができ、その結果によってスコア小計の1倍から10倍のスコアがトータルスコアに加算されます。アイテムを残していてもゴールすればこのスロットをプレイできますがステージクリアとはならず、ゴール地点から再スタートして残ったアイテムを集めなければなりません。またアイテムをいくら集めてもゴールできずにゲームオーバーになると小計はトータルに加算されず無駄になります。
アイテムを残さずにゴールしてスロットプレイするとステージクリアとなります。
敵キャラクターにつかまるとミスとなります。持ちキャラがすべてつかまるとゲームオーバーです。
*1 3つのリールを、それぞれボタン1回で止めるものです。左から順に止まります。リールは周期的に瞬間的にパタパタ変化するもので、また押したら即止まるので目押し可能です。「・・7」で2倍、「・77」で4倍、「777」で10倍の倍率がかかります(「・」は何でもよい)。変化は左のものほど速く右のはかなりゆっくりなので2倍ぐらいは楽にとれるわけです。
- ペンゴ(セガ 82)
縦画面のキャラクターアクションゲームです。「ミスタードゥ(ユニバーサル 82)」や「ディグダグ(ナムコ 82)」にも似たパズル的な性格のある作品で、南極と思われる涼しげな舞台設定が独特です。プレイヤーの目的は赤いペンギン「ペンゴ」を操作して、追いかけてくる敵キャラクター「スノービー」をやっつけることです。
プレイをスタートすると、四角いブロックで埋まった縦長のフィールドが出現し、そしてそこに通路が空いていき迷路状の画面が作られていきます。通路はすべてつながった状態で完成し、基本的に縦2×横2のブロックや空きが残ることはありません(*1)。ブロックの多くは青いブロック(アイスブロック)で、こちらは操作により壊すことができます。また3つだけ白っぽいブロック(ダイアブロック)が出現し、こちらは壊せません。ペンゴは画面中央部に出現し、他に丸っこいスノービーが現れます。
操作は1レバー(4方向)と1ボタン(ブロック押す)で行います。レバーでペンゴを移動させます。ペンゴをブロックに向けて接した状態でボタンを押すと、そのブロックは滑っていき他のブロックや外周に当たるまで止まりません。ただしはじめから(ペンゴからみて)ブロックの向こう側が他のブロックや外周に接している場合、(アイス)ブロックは滑り出すことなくその場で壊れて消えてしまいます。またペンゴが外周に接している状態でボタンを押すと、外周のうち接している1辺だけが揺れ、同じ辺に接しているスノービーを足止めできます。
スノービーを倒す方法は3つあります。1つめはボタンを押して滑らせたブロックをスノービーに当てることです。このとき当たったスノービーはブロックに押されていきブロックや外周に挟まれて潰れます。もう1つは足止めしたスノービーの上を通過することです。そしてもう1つ、プレイ中に色の変わるアイスブロックがあり、これには「卵」が入っていて、放っておくとそこからスノービーが出現しますが、そのブロックを壊してしまえば出現前に倒すことができます。生存競争の生々しさを感じさせるようなルールですが情けは無用です。
スノービーがブロックを滑らせてくることはないものの、触れたアイスブロックを壊すことができるので、容易に迫ってきます。スノービー自体の動きがなかなか速く、プレイヤーの待ち伏せにも簡単にはかかってくれません。見かけ以上に厄介な相手です。
フィーチャーについてですが、3つあるダイアブロックを滑らせていき、縦や横にまっすぐ並べるとボーナススコアを得ることができます。一瞬並んでもそのまま通過してしまうような場合はダメで、ブロックが停止した状態で完成させなければなりません。プレイヤーには、なるべく短い手順で完成させるよう工夫が求められ、ちょっとしたパズルになっていて面白いところです。なお完成させると画面上すべてのスノービーを足止めすることができます。
スノービーを全滅させるとステージクリアとなります。スノービーがエスケープする場合もあります。クリア後に、要した時間に応じたボーナススコアが加算されます。ダイア揃えを諦めたところでこっちのボーナスも期待できない(場合が多い)ので、スコアが伸びない人はダイアにこだわってみましょう。ペンゴがスノービーにつかまるとミスとなり、持ちペンゴが無くなるとゲームオーバーです。
迷路がランダムに生成されるのが良いほうにはたらいているようで、ディグダグの設定やプレイに息苦しさを感じる人には本作のほうがあっていると思います。もちろん内容が薄いわけではなく、ディグダグ同様にロングランとなった名作です。なお続編の発表はありませんが、なぜか他社から似た作品がいくつか出ています。
*1 たまに出来てしまうようです。
- ギャラクシアン3 プロジェクトドラグーン シアター6(ナムコ 93)
最大28人同時プレイが可能な3Dシューティングゲーム「ギャラクシアン3(バージョン複数あり)」を小型化した普及モデルで、6人まで同時にプレイできます。28人版はそれ自体建物になっていましたが、本作は大型の直方体型シェルターになっています。内にはスクリーンがあり、それに向き合ってシートとコントローラ6組が横に並んでいます。シート後方に2つの出入り口があります。小型版とはいえ並の大型筐体とは比較を絶する大きさで、限られたロケーションにしか置くことのできない特殊な性格の作品です。なおシナリオは28人版と同じで、天体兵器「キャノンシード」の破壊が目的です。なおグラフィックの大部分はムービーで、敵機等を重ね合わせて表示するようになっています。
最少で1人、最大で6人の協力同時プレイが可能です。各コントローラの下部にコイン投入口があり、参加するプレイヤーはそれぞれコインを投入することになります。最初の1人のクレジットから一定の待ち時間の間に他からのクレジットがあれば同時プレイとみなされます。乱入(途中参加)はできません。
操作は「スターブレード(別掲)」と同様です。シート前方にある操縦桿型コントローラで照準を操作でき、コントローラの握り部分にある4つのボタン(どれも同じ)でレーザーを発射できます。レーザーは1本ずつなので見た目が心細いですが、ちゃんと連射は効きますし1人でも充分にプレイ可能です。なお最も端のコントローラでも、照準は画面全体をカバーしますので特定の敵が撃てずに困るようなことはありません。
スクリーン上部に全プレイヤー共通の棒型シールドゲージがあり、またそれぞれのプレイヤーの前方下部にはそれぞれのスコアと、同時プレイヤーの間での順位が表示されます。
プレイは発進デモののちスタートします。小惑星群から始まり、敵艦隊中央突破、大型艦内部に侵入破壊後、天体表面に降下、荒涼とした地表を進んだのち護衛砲塔群を越え、キャノンシードに突入、内部での戦闘となります。プレイ時間はかなり短く、28人乗りに近い内容であるものの、キャノンシード内部に侵入してからはスターブレードのアイスバーグ戦のように長く続くようになっています。最後にはもちろんスパークビット(自機前方で公転)が控えていて、これを全滅させるとプロジェクト成功となります。
常に撃ちきれないほど大量の戦闘機や砲台が出現し、またそれぞれが固いので、いいかげんにレーザーをばらまくような運任せのプレイではほとんど破壊できません。1つ1つ正確に破壊していくことが肝心です。また、連射だけでも疲れるうえに画面が非常に大きく操縦桿の動きも大きくなるため、ある程度の腕力がないと最後まで照準の正確さを維持できません。あと敵の攻撃はミサイル(破壊可能)、レーザー等ですが、やはりダメージになる(当たる)ものとならないものがあるので、危険な敵を覚えることが必要になります。ダメージについていえば、28人乗りではいくらダメージを受けても回復し、道中でゲームオーバーになることはありませんでしたが本作ではちゃんと無くなって終わります。
攻撃を受け続けてシールドが無くなったときや、キャノンシード内部の最終ターゲットであるスパークビットを一定時間内に全滅させられなかったときに作戦失敗となりゲームオーバーとなります。作戦成功時も無難なエンディングののち終了となります。作戦成功、失敗にかかわらず最後に改めてプレイヤー間での順位発表がありますので足ひっぱりがすぐにバレるようになっています。
作品としての評価にはあまり意味が無いので控えますが、1人や2人でもプレイできるので残シールド100%を目指すなど極めにいってもそれなりに楽しめると思います。お金を払ってのこととはいえ延々と占領するのは良くないのですが。
同じ筐体で別シナリオ「アタック オブ ゾルギア( )」が発売されています。
別館続きへ