日本における初のネイティブ英語教師・ラナルド・マクドナルド
〜長崎へ小旅行・マクドナルドの足跡を求めて〜

2001年10月1日(月) Contents & Pictures presented by 中村純一


 ここでは、日本における初のネイティブ英語教師、ラナルド・マクドナルドが長崎にいたときに、所在していた場所などを求めて、長崎に小旅行をしたときの画像などを紹介します。なお、場所については、マクドナルドや彼と交友が大変深かったオランダ語通詞・森山栄之助らのことを追った歴史小説である、吉村昭氏の著書「海の祭礼」にある場所を訪れることにしました。僕は歴史小説を初めて読んだのですが、「海の祭礼」は膨大な資料を基に詳しく話が書かれてあり、400ページを超える作品だったにも関わらず、4日間で読みました。それくらいページをめくる楽しみを教えてくれた本です。
 では、いろいろと撮影してきた画像をご覧下さい。なお、画像をクリックすると大きい画像がご覧になれます。


●マクドナルド顕彰の碑
 長崎市上西山町にある。場所は、諏訪神社から、その
東にある松森神社へと向かう松森神社の参道を歩く途中
にある。かつて、このあたりは、西山郷と呼ばれていたと
いうことで、マクドナルドが幽閉されていた「大悲庵」がこ
のあたりにあったそうです。
●マクドナルドの顔アップ
 僕はこのマクドナルドについては、大学院のレポート
「日本における英学のはじまり」の一部として調べました。
その後、しっかりと『海の祭礼』(吉村昭 著)を読み直し、
彼のことを知ったのです。英語教師として言えば、マクド
ナルドは、大大大先輩!鎖国中の日本に漂流者を装い、
来日した彼の熱意に大変な感銘をうけました。
●マクドナルド顕彰の碑の碑文
「ラナルド・マクドナルドは嘉永元年(1848年)、日本にあこ
がれて利尻島に上陸。長崎に護送されて、此の地で日本
人に初の英会話を教え、それが日本の英語教育の飛躍
的な向上の基礎になった。」
 これは、『海の祭礼』の著者である吉村昭氏によるものだ
そうです。また、この日は、長崎市ロータリークラブにより、
建てられています。
●顕彰の碑の説明
 顕彰の碑の右脇にある解説文。
●上西山町のちょっと高台からの風景
 西山郷あたりの高台から南の空を臨む。今でこそ、いろい
ろな建物が建っているが、山の景色や空の色は、あの頃と
変わりないだろう。あのマクドナルドも、同じ景色を見ていた
ことだろう・・・
●中島川
 西山町の南に流れている川。吉村昭『海の祭礼』の中で、
川の音が聞こえてくるという節があったが、きっと、マクドナ
ルドがいた頃には、自動車などの町の騒音もなく、清らかな
川のせせらぎの音が聞こえていたことであろう。
●出島・船着き場
 出島にある全体縮小模型の船着き場を撮影したもの。こ
こで、マクドナルドは、交友の深かったオランダ語の通詞、
森山栄之助との最後の別れをする。
 

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中村純一