「食遊館」 フレンチ分館

 

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》仏蘭西料理「名古屋」のこと

01.07 (2001年 長後店 閉店改装後、ケーキ店に(T_T))

 トレンドマイクロ株で、一儲けしたお祝いに(^^;。今回は、5000円の定食。

 トニック・ウォーターで割った野ブドウのジュースに始まって、前菜が、オマール・ウニ・ホタテのゼリー寄せ。キャビアを乗せて、フェンネルとクリームチーズを添えた物。長後トマトの冷製クリーム・スープ。スズキのソテー、出汁のクリーム・ソース。肉が、仏シャラントの鴨、コーヒー入りソース。例によって〆が、驚くべきデザートと銘打った盛り合わせとエスプレッソ。

 しっかりとツボを押さえたラインナップで、とても楽しめました。

 藤沢市長後752−8 電話0466−45−8228 

 

》「ル・パン」と「千と千尋の神隠し」のこと

01.07

 折角の休み、パソコンの画面を眺めて過ごしてもつまらないので、前場の終わる15分前にお出かけ。「カゴメ」に動かせるお金の全てを投じたのでやることもないし、急落の危険もほとんどないので、安心して前祝いとしゃれ込む。

 出かけたのは、横浜ワールドポーターズ。宮崎アニメ「千と千尋の神隠し」の指定席を買って、仏料理を楽しむ。

 食べたのは、40食限定の懐石コース。前菜が、ウニのムース、生ハム野菜のピクルス、鯛の薄づくりとかい割れダイコン・バジルソース、フォアグラと桃の4種盛り。スープが、海老とホタテのキャベツ包みを浮かべたガスパッチョ。ソテーしたホウボウと大粒(スペルト?)小麦のリゾット、バルサミコソース。手長海老とスズキと金目鯛のソテー、焼き汁を使ったクリームソース。最後に、ダブルのエスプレッソを頼み、10種類のケーキが乗ったワゴンが出てきたので、みな一つづつ頂く(^^;。満足、満足。

 「千と千尋の神隠し」。テーマがちと判りづらく、若年層の反応に歯切れの悪さが目立ったが、基本的には環境問題。ぶっ飛んだ温泉旅館の設定を覗けば、やや手あかがついた感じもいなめないが、楽しめました。

 

》仏蘭西料理「名古屋」のこと

01.04

 ひさびさの休みに、またまたまたお邪魔した藤沢市長後の行きつけの店(^^;。

 前菜は、桜エビのムース、キャビア乗せ。コンソメと香草、若い粒胡椒を周囲に配したもの。

 スープは、裏ごしした空豆の冷クリーム・スープ。

 魚は、桜鱒をクールブイヨンを加えて軽く熱を加えた物。パイ生地、緑・白アスパラ、ミニトマト、ラデッシユ添え。

 肉は、乳のみ子羊の煮込みと、骨付き肉のロースト。ポルト酒のソース。

 デザートは、グラスに盛ったリンゴのコンポート、マスカルポーネ・チーズ、リンゴ、煮詰めたクルミチラシ等、おどろくべきデザートと銘打った盛り合わせとエスプレッソ。

 今回は、桜エビ、空豆、アスパラ等、季節の素材を楽しめました。前日に桜エビの刺身を、山芋のおろしと山葵と共に頂いたばかりでしたが、ムースにしても、十分に楽しめました。また乳のみ子羊の素晴らしいこと。ベタだけど、肉が食べられる人なら万人向けと言っても過言はないと思います。

 やっぱり季節の変わり目には、どうしても足が向いてしまうようです(^^;。

 藤沢市長後752−8 電話0466−45−8228 

 

》仏料理「ラ・マリーヌ」のこと

00.12

 仏産の野生ウサギのロワイヤルを目当てに。口に含んだ瞬間に、背筋にゾクッとくる品。確かにインパクトがあります。完全に中まで火の通った煮込み風ですが、確かな野趣があります。ホタテのムースを巻いた、ヒラメも秀逸。

 また昼のランチも楽しめます。さほど高価な材料を使うわけではありませんが、作り手の手間とセンスがそれぞれの皿からあふれ出ています。そば粉いりのパンも美味。車にたとえるなら、小気味よい小型スポーツカーといったところでしょうか。私の近所だったら、間違いなく週一のコアなリピーターになるでしょう。料理を志すような若手の料理人に、ぜひ食べてもらいたいくらいです。ちょっと、べたほめかな(^^;。

 定員18人と、こじんまりしていますので事前予約がベター。

 大田区千鳥1−3−19 電話03−3752−9094  

 

》仏蘭西料理「名古屋」のこと

00.12

 例によって、ふらりと行きつけの店へ。7000円のお任せは、以下のとおり。

 前菜1が、蝦夷鹿のカルパッチョ。トリュフ・オイルであえ、黒トリュフをチラしたもの。前菜2が、ハーブでマリネした鱈の白子の軽い衣付のソテー。焦がしバターとマディラ酒のソース。魚は、オマール海老とつぶ貝の蒸しもの。カボチャのムース敷き。ソースは、殻を使ったアメリケーヌ・ソースにアクセントとしてトマトソースを混ぜ、ポルト酒のソースを配したもの。肉が、ウサギの股と子宮とセップ茸のソテー。粒マスタード入りクリーム・ソース。洋なしのコンポート、セルクル固めの野菜にチーズをかけて焼いたもの。

 デザートは、ブブカと呼ばれる口広のシャンパングラスに盛ったラ・フランスのコンポート、チーズクリーム・ムース、チョコでコーティングしたオレンジ・ピール、野いちごにミントの葉。そして大皿に盛ったケーキ3種、ババロア、アイス2種、キンカンのコンポートと盛りだくさん。

 今回は、ちと気になっていたハーブティを試す。10種くらいのハーブの中から、かなり適当でブレンドしたのはマリーゴールドにレモングラスを少し加えたもの。まあ、そこそこのイメージとおりの味になりました。

 ちと値段ははりますが、3500円、5000円といったコースもありますので、近場の人はぜひ。

 藤沢市長後752−8  電話0466−45−8228 月曜定休

 

》仏レストラン「駿河亭」

00.09

 15年来のってきたGPZ250Rの走行距離が、いよいよ6万キロ(^^;を超える時がやってまいりました。

 せっかくの折りでしたので連休中に丸1日の休みを使って、少しまともなツーリングを敢行しました。ただ、「静岡、久能山東照宮へ」と行き先を決めたのが前日のこと。現地での食事も、泥縄ですが就寝前、インターネットで「清水市」の「レストラン」で検索。市の交通博物館と隣接する、位置が判りやすい「駿河亭」なるフレンチ・レストランに入ることに決めました。

 清水市までは、西湘バイバス、箱根新道を使って片道3時間。清水港の変遷をテーマにした交通博物館で時間を調整して、11時半。開店の初っぱな、仏レストラン「駿河亭」清水市港町2−8−1  電話0543−53−8804に滑り込みました。海鮮を売りにする料理は、以下のとおり。

 前菜(1)が、香草とスパイスの効いた鰺のマリネと、シラスのゼリー寄せ、バルサミコのソース。

 前菜(2)が、もちいかの詰め物、ベーコンとキャベツとおおきな貝柱。イカスミのソース。

 魚が、えぼ鯛の蒸し焼き。蟹のリゾットを敷き、あかざえびのソテーを乗せた物。アメリケーヌ・ソース。

 口直しのシャーベット。

 肉が、細切りのオレンジ皮をちらした鴨の胸肉。オレンジ・ソース。短冊状のアワビの切り身を添えた物。

 デザートが、ムース、アイス、チーズケーキ、柿とキウイの盛り合わせ。エスプレッソ・コーヒー。

 仏での修行が長い、実力派シェフの料理を堪能させてもらいました。内装は、ややあっさり目なれど、器はみごと。前菜(2)の詰め物は、貝柱をのぞきムース状にした方がよかったかもしれません。

 でもって、ちょっと気になったのが魚。あっさりと蒸し焼きにした魚にあわせるには、ソースが弱すぎたことでしょうか。リゾット用のソースとしては、申し分なく美味しいのですが……。どうしても使うのなら、塩胡椒を効かせたソテーにしてリゾットと共に二頭立てにする、またはあかざえびと共にスライスして挟み込むぐらい手をかけて欲しかったところです。個人的には、あかざえびが素晴らしく美味しかったので、多めのリゾットの上に3本ぐらい載せて欲しかったかな(^^;。また店名ともなっている駿河湾の海の幸を使う、というコンセプトは判りますが、オレンジソースでアワビはもったいないかも(^^;。

 食後は、ちょっと怪しい天候に追われるように日本平へ登りました。ロープウエーのお姉さんのすべまくるギャグ調の解説を聞きながら久能山東照宮へ。駿河に進出した武田家重臣、山本勘助が縄張りを行ったという山城の遺構をそのまま使ったという寺の参道は、なかなか険しいものです。宝物館に、目玉の国宝「三池光世」がなかったのが残念。

 帰宅後、走行距離計を見ると、6万5キロ!  何とか天候にも恵まれ、よい思い出になりました。  

 

》仏蘭西料理「名古屋」のこと

00.09

 ごぶさたでしたが過日、食べに行ったときのレポートです。

 前菜は、サザエの切り身、細かく刻んだアサツキ、トマト、オクラと大黄入りのコンソメゼリーあえ。

 魚が、スズキのソテー。砕いた白粒胡椒をきかせたホワイトソース。オレンジ、大根、無花果を添えた物。

 スープが、ざっくりと刻んだ野菜と牛肉入りミネストローネ。

 肉(1)が、ウズラの挽肉のラビオリ。こってりとした鳥のスープ仕立てのソース。黒トリュフの薄切りをちらしたもの。

 肉(2)が、軽く衣をつけた小牛のヒレ肉のソテー。チーズ入りのホワイトソース。塩蔵したキノコ、カボチャのムース、ほうれん草、小玉葱を添えた物。

 デザートは、冷たいグラスに敷いた洋なしのムースに、長後ナシの切り身、黒すぐり、ミントの葉を乗せ、アスティのスプマンテを注いだもの。そして例によって、アイス、ムース、ゼリー、小菓子の盛り合わせとエスプレッソ・コーヒー。

 少量づつなれど、気合いの入った仕事をしてくれてます。ただ肉(2)の塩蔵したというキノコの塩抜きが不十分だったようで、加熱した際にドロと中に残っていた塩水が流れ出てしまったようです。かなり狙った、デリケートな品ゆえにぶちこわしもいいところ。塩味にはうるさい方ですので、たぶんブラウンソースでコテコテに作っても、ちょっと閉口したと思います。

 でもトリュフをたっぷりとちらした、肉(1)のラビオリは、とても楽しめました。コースとしては、肉(1)(2)が逆の方がよかったかもしれません。

 藤沢市長後752−8  電話0466−45−8228 月曜定休

 

》仏蘭西料理「名古屋」のこと

00.08

 行きつけの店でのランチ。アミューズが、口広のシャンパン・グラスに根セロリのムース、キャビア、ウニ、サイコロ状のコンソメ・ゼリーをあえたもの。魚が、軽く衣を付けたあかざえびのソテー、ポルト酒のソース。次にスープとして、裏ごししたカボチャの冷製クリーム・スープ。

 メインは、子羊もありましたが、たまたま手に入ったというウズラのソテーを頼みました。まず表面を網焼きにした後、オーブンでさらにローストしたもの。なかなかに肉厚の上質なうずらを、シンプルにスパイシーな焼き汁のソースで頂きます。これは、いい素材が手に入らないと楽しめない品です。最後は、例によって盛り合わせのデザート、エスプレッソで閉めました。

 隣席は、たまたま仏の2つ星クラスの旅籠を泊まり歩いた、というアッパーな家族ずれ。彼らも、料理には十分に納得されていたようでした。

 入荷した素材次第のお任せメニューですが、外れのない上質な品々を味わえます。近場の方はぜひ。

 藤沢市長後752−8  電話0466−45−8228 月曜定休

 

》仏蘭西料理「名古屋」のこと

00.04

 合気道の昇段祝いに、またまた参りました(^^;)。

 今回は、ちと洒落てドライのフィノ、辛口のオロロソ、アモンチラードで、シャンパン・ディナーならぬシェリー・ディナーを楽しみました。

 前菜は、甘エビ、ウニ、鯛、ホタルイカの刺身、白ワインビネガーのソース、数種の海草敷き、コンソメ・ゼリーを散らしたもの。

 スープが、鯛のコンソメ。しめじとはまぐりを入れたもの。

 魚が、ほうぼう(竹麦魚)のソテー。トマトとバジルのソース。グリーン・アスパラを配したもの。

 肉は、ブレス産の若鶏ローストの削ぎ身。焼き汁に、クリームとマスタードを軽く加えたソース、アクセントとして赤粒胡椒をちらしたもの。付け合わせは、ジャガイモ、クレソン、そして親指大の若竹のロースト。相変わらず、締めの焼き物は見事です。

 デザートは、例によって真空調理したメロンとキウイ、シナモン・アイス、苺のアイス、キャラメル・ムース、苺と野苺の混合ババロアといった盛り合わせ。〆は、バナナ入りチーズムースのタルトとエスプレッソ。

 ややバラエティに欠けますが、シェリーもシャンパン同様、無理に食前酒の枠にとどめなくてもいいと思います。今回は、最後に甘口のクリーム・シェリーでしめれば完璧なのですが、これだけ量を食べるとさすがに腹にもたれそうで手がでませんでした(^^;。

 

》六本木「ヴァンサン」での食事会

00.03

 「ソースの城」の異名で知られるオーナーシェフが活躍するフレンチ・レストラン六本木「ヴァンサン」にて、食事をする機会がありましたので一つ。

 お酒は、持ち込みで96年のバタール・モンラッシェ(栽培業者ルフレーヴ)、85年のラツール。料理用に、90年のバルバレスコ(バルバレスコ生産協同組合)。持ち込み料は、ディキャンタージュまでしてくれて二千円程度と、とても良心的。

 

 でもって一万五千のコースは、

 突き出しに、ウニとトリュフのサバイヨン・ソースのパイ。くり抜いたジャガイモを小皿にしたカエル、フェンネルのグリーン・ソース、隠し味に粒胡椒を少量加えたもの。

 前菜が、太い白アスパラとオマール海老のサラダ仕立て。塩味にキャビアを乗せ、クレソンのソースを配したもの。

 魚が、甘鯛のソテーにトリュフ入りのアメリケーヌ・ソースに、イクラを散らしたもの。

 メインの肉は、90年のバルバレスコを使った牛尾の煮込み、トリュフのたっぷりと入ったソース。同じバルバレスコで作ったリゾット添え(ここで嬉しいことに、まさに調理場で格闘してきた、いい仕事をしてきた、という面もちの城シェフが、挨拶に来てくれました)。

 でもって、まだ小腹がすいていたので、別にチーズを頼み、デザートに、マスカルポーネ・チーズ、フレッシュなイチゴ、トリュフと蜂蜜のアイスの三段重ねに、糸状の飴細工を重ねたのもの、そして〆に、エスプレッソと一口焼き菓子が3つを頂きました。

 

 オーソドックスなれど充実した素材、そしてソースの城の所以たる、突き出しから肉まで、バッチリと味の決まったソースは見事、としか言いようがありません。

 惜しむらくは、自分が持ち込んだ85年のラツール。やっぱり階段の下の木箱ぐらいでは、10年以上の長期熟成は難しいようで……。明白な減量はもとより、吹き出した跡もありませんでしたが、長いコルクはすでにボロボロ。96年のバタール・モンラッシェが素晴らしい優品だっただけに残念無念でした。

 

》仏蘭西料理「名古屋」のこと

00.02

 ローカルな行きつけの仏蘭西料理店「名古屋」へ、またまた参りましたので一つ(^^;)。

 今回は料理長が席に来てくれましたので、色々と無理を聞いていただきましたm(..)m。7000円のお任せコースは、以下のとおり。

 前菜は、ウニのサラダ。岩塩を盛ったガラス皿の上で、殻を器にしてコンソメのゼリーとあわせたウニにキャビアを乗せたもの。海草サラダ、オレンジと共に供されます。

 スープは、裏ごし野菜のクリームスープ、クラムチャウダーもありましたが、薄切りのパン、チーズを浮かべた古典的なオニオンスープを選択。よく炒めた玉葱の甘み、ほどよいカラメル臭が心地よい品でした。

 魚は、仏オマール海老、佐渡の地魚と、色々とありましたが、あえて刺身を希望(^^;)。ちょうどカワハギが入荷したばかりでしたので、生とソテーした肝を添えて頂きました。白ワインビネガーのソースを周囲に配し、香草を敷き、未熟な赤い胡椒粒をちらした薔薇の花のように盛りつけられた刺身は、淡泊なれどなかなかの美味。生とソテーした肝も、それぞれ個性を主張してくれるし……面白い味を経験させてもらいました。自ら無理に注文した本人が言うのも何ですが、料理長が「生でいきますか」と念押ししていた肝は、やっぱり生臭さがきついので、少し熱を通したほうが美味しいようです(^^;)。

 でもってメインの肉は、おすすめの子鴨の胸肉。例によって、パリッとした皮、バラ色のジューシーな肉は見事。ほうれん草を敷き、こってりとした赤ワインソースを周囲に流し、フォアグラのソテーを配し、アクセントに根セロリのムースをかけ、甘くグラッセしたゴボウを乗せて供されます。これはもう、万人向けの「どうだ」というトドメの一皿(^^;)。美味しゅうございました。

 デザートは、生のイチゴ、微量なリキュールで真空調理したパッションフルーツとパイン、ココナッツと卵のアイス、紫芋のヨーグルト、ムース状のプリン、一口サイズのシュークリームの盛り合わせ、さらに〆としてエスプレッツと自家製のラムレーズン入りクリームムースのチョコレートかけ、オレンジピールと赤粒胡椒を乗せたものを頂きました。

 

 産地直送の素材にばらつきがあり、いつも同じ物が食べられるとは限りませんが、ホール、調理場のスタツフの丁寧な仕事ぶりは、特筆に値します。現在、3300円でローストビーフ、ビーフシチュー、オニオンスープといった、25年前の創業時をイメージした復古メニューの特別企画を実施中です。  

 藤沢市長後752-8 電話0466-45-8228 月曜定休

 

》南仏料理「シャーウッド」

00.02

 中目黒の知人宅へお伺いした際、食いしん坊の魂の導くままにフラリと(^^;。

 渋谷で20年来活躍していた「ヴァンセーヌ」のシェフがお辞めになった後を受けて心機一転、創業時の名前を戻したお店。

 メニューはシンプルなれど、なかなかのお値打ちもの。私が頼んだ3500円のランチは、

 前菜が、帆立貝のポワレ ウフブルィス添え。 卵のムースを敷き、チーズの薄焼きを乗せた物。

 魚が、厚切りサーモンのパンチーズ焼き、赤ワインとオレンジのソース。細かくバンとチーズを鎧のように被せて焼いています。煮詰めた赤ワイン、オレンジのソースが美味。

 肉が、子羊肉のグリエ、肩肉のプロシュット(つくね)添え。

 デザートが、ナッツのムース、オレンジスープ仕立て、食後のエスプレッソ。

 

 丁寧な仕事ぶりと、効果的に使われている柑橘系のソースが印象的でした。前菜のホタテは、いま少しスパイシーでもよかったかもしれません。

 渋谷区渋谷1−16−14 宮下公園前 メトロプラザビル1F 03−3406−0675

 

>>仏蘭西料理「名古屋」のこと

99.11

 ひさびさ参りました。お任せコースで出たのは、以下の通り。

 前菜。ゴルフボール大の鱈の白子2つに、軽く小麦をふってソテーしたもの。軽いトマトとオリーブと魚の出しのソース。とりとした食感、濃厚な白子の味が堪能できました。

魚。カジカのソテー。数種類の魚を潰して作ったスープ仕立てのニンニクと香草のきいたソース。小ダイコン一本とブロッコリーのボイル添え。とても手間のかかった品です。契約漁船の魚を丸ごと買っているからできる技でしょう。

 肉。子羊の腰上の皮付き肉。外はパリッとオーブンで焼くも、中は赤身が残る品。焼き汁のソース。付け合わせは、ジャガイモ、茸、インゲン、クレソン。これにはおまけに、鴨肉とフォアグラのパテのチョップをチラした神奈川県二宮産の紅心大根等を使った有機野菜のサラダが一皿付きました。

 デザート。例によって盛りだくさん。ココナッツ、バニラのアイス、ゴマのムース、甲州葡萄、ゴールデンパパイヤ、真空調理した柿、洋梨、クリのピューレを詰めた小菓子、口広のシャンパン・グラスにもられたバニラ粉をちらしたプリン、スプレッツ・コーヒー。

とにもかくにも堪能しました(^_^)。店の混み具合、食材の入荷情況等、いろいろ巡り合わせがありますが、良き日に行けたようです。どの料理も、とても楽しめました。

 藤沢市長後752-8 電話0466-45-8228 月曜定休

 

>>食の覚え書き「懐石レストラン カトルフーケ」

99.10

 過日の沖縄オフの二次会で、さんざん焼酎を飲んだあげくに繰り込みました(^_^;。

 母胎がフーケ トレーディング(株)なる酒の輸入元だけあって、カーブの品揃えが充実(プラス2000円でお店にて飲めます!)、ラタトゥイユや明石蛸の刺身等の料理、コーヒー等が楽しめます。

こんな隠れ家みたいなお店、近くに出来てくれないかな(^_^;

横浜市中区大和町1−23 電話045-622-1781

 

>>仏蘭西料理「ちびのムージャン」

99.08

 藤沢で開店7年目を迎えた気鋭の料理店。「本州では、ここだけ」という石垣牛を目当てにバイクでひとっ走り、ランチを食べに行きました。……もっとも、お目手の牛はディナーのみでした(>_<)。

 でもってお値打ちの3,500円のコースは、

 

前菜が、冷たいナスのテリーヌ、粒胡椒をちらしたバルサミコのソース。

スープが、裏ごししたカボチャのクリーム・スープ。

魚が、軽くソテーしたスズキ、バターソース敷き、アクセントにジェノバ・ペーストを散らしたもの。トマト、イタリアン・パセリ、ボイルした細切りのブロッコリーと人参添え。

肉が、鴨ローストの薄切り、デミグラス・ソース敷き、クレソンと細切りの梨そえ、上にソルティな細切りジャガイモのオリーブ素揚げを乗せたもの。

デザートが、紅茶で煮たプラムを中心に、すぐりとオレンジのアイス、シフォンケーキ、プリン、青汁のババロアを周囲に配した盛り合わせ。コーヒーです。

 

ややイタリアン・テイストですが、そこは夏向けにさっぱりと、といったところで(^_^;。

2,500円で、肉か魚の選択になります。

藤沢市片瀬336 電話0466−27−8822

 

>>仏蘭西料理「名古屋」

 99.06

 ひさびさ参りました。2階のメインダイニングで宴会が入っていたらしく、今日はいつものシェフのおまかせ、ではなくランチ・メニューです。いただいたのは、前菜として、手なが蝦のソテーとシャピニオン、トマトソースのからんだポーチドエッグ添え、周囲にレタス、オレンジを配し、赤胡椒のツブをちらしたもの。

 スーブは、あさつきをちらしたヴィソシワーズ。

魚は、おぼ鯛のソテー、バターソース。ボイルしたアスパラガスとインゲンを配し、イタリアン・パセリをちらしたもの。付け合わせに、ジャガイモとカリフラワーとパスタのグラタン。

肉は、人参とフォアグラを巻いた牛ヒレのソテー、緑の胡椒粒をちらしたブラウン・ソース。周囲に焼きめをつけたオクラ添え(以外とあいます!)。

 デザートは、例によってパッション・フルーツ、ココナッツ、モモのアイス。フラマンジュ。ババロア。真空調理したメロン、ペパーミント風味のパイン。桑とすぐり、プラム、イチジク、苺を配した盛り合わせ。抹茶のケーキとエスプレッソ。

 5000円のコースですが、堪能しました。個人的な思い入れもありますが、こんな店が地元にあるのは貴重です。

藤沢市長後752-8 電話0466-45-8228

報:仏蘭西料理@名古屋[藤沢市/長後]

 

>>仏蘭西料理「名古屋」

99.03

 ひさびさ行った近所の店。昼のお任せは、以下の通り。

 前菜は、鯛のエスカフィシュ(揚げて酢であえたもの)、きくちしゃの千切り、いさきの薄切り添え、フェンネル、タイム、ローズマリー、ピンクの胡椒、アニスの種をちらしたもの。

魚は、サワラのソテー、バターと白ワインのソース、蕪とプロッコリー添え、ケッパーをちらしたもの

肉は、鳩のロースト、椎茸としめじ、若いちりめんじゃことジャガイモ添え。緑の胡椒をちらしたもの。

デザートは、例によって三種のアイス、ムース2種、ババロア、くろすぐり、桑の実、プルーン、真空調理したキウイ等の盛り合わせ。

もう無くなっているかもしれないけど、猪のが入っていて、太巻きにしてスープで煮て供してくれるそうです。でも食べに行ったのは、明日から香港へ食い倒れに行く前日。無念……。

小田急江ノ島線「長後」駅から徒歩8分、戸塚へ抜ける横浜伊勢原線(通称は長後街道)、大和から南へ走る藤沢街道(国道467)の交差点から北へ30mほど。裏手の湘南台病院の駐車場の利用可。 藤沢市長後752-8。0466-45-8228。

 

>>ジル・トゥルナードルのノルマンディ伝統料理

99.03

 前述した横浜メルパルクで行われたフェアーで、ルーアンにある仏ミシュラン2星レストラン「ジル」の料理を、カルテットの生演奏を聴きながら頂きました。

 お酒は、食前酒としてシードルのブータン・ブリュット(辛口)、白は97年のプィィ・フュメ・ド・ラドゥセット、赤は96年のシノン、シャトー・ド・クレーヌ。お酒は、飲み放題なので、あまり期待していませんでした。正直、食前酒としては切れがなく(でも美味しかった(^_^;)、白は香りに乏しく痩せていて、赤は料理に比して軽すぎると、評価は厳しくなりますが水準にはいっています。

 料理は、量がやや少な目なれど、一品一品の素材の味が本当に素晴らしい! そしてサーヴィスぶりが特筆に値します。 動きから応答といった細かいところまで、スタッフの教育が行き届いているのが、とても印象的でした。

 

98/10

ニフティ・サーブ「グルメ・レストラン」のフォーラムで、美しいアール・ヌーボー調の内装と凝った料理で「湘南の美食の殿堂」と某雑誌に紹介されている仏蘭西料理「名古屋」での美食オフを行いました。母胎が、金融系フォーラムから始まっているだけあって、大手家電メーカー、生保、財団法人の調査役、シンクタンク職員、そして徹夜明けの薬剤師さんといった、個性的なメンバーが集まりました。

予算は、ワイン、税込みの総額で11,600円(私が、無償提供したロザン・ガシ85の分はのぞく)といったところです。では、簡単なレポートを一つ(^_^;。

1.アミューズ 可愛いお召し上がりもの

セルクルで固めたホタテと野菜、いぶしたサーモンの薄切り、イクラの卵と香草添え。冷たいガラスの器に盛られた、限りなく生に近い食感を残した一品。

ワインは、南オーストラリア州のクレアバレー産「グロセット・ピカデリーシャルドネ97」です。

華やかに香るシャルドネと料理が、とてもよくマッチしました。

2.フォアグラのソテーと仔牛胸線肉のデュエット

刻んだトリュフをたっぷりとちらしたペリグー・ソースを敷き、根セロリのムースをアクセントとしてかけてあります。

ワインは、アルザスの優良メーカー、ドプフ・エ・イリオンの「クレマン・ダルザス」のロゼです。シャルドネに比して、重厚ささえ感じた辛口の発泡酒でしたが、この重い料理にはマッチしたと思います。

3.伊豆神津島産 鮮魚のお料理

青鯛の網焼き、バルサミコとバジルのソース。ワインは、前述のシャルドネ。

アミューズと前菜で、「もう一つのコースを食べてしまった気がする」という声がでるほどのメニューですので、ここはアクセントとして、「バターや重いホワイト・ソースの海を泳ぐ」正統フレンチを少し外して、軽いイタリアン・テイストの一品がでてきました。

焦げた皮、弾力のある身が、とても美味しく感じられました。

4.お口直しのシャーベット

自家製の洋梨のシャーベット。アイスクリーマーから取り出したばかり、という一品。キンキンに冷えた、銀のカクテル・グラスといった趣の器で供してくれました。

5.仔羊背肉をローズマリー風味の岩塩で包み焼きにしたメイン・デッシュ

ジャガイモのグラタン、粒マスタード添え。ワインは、マルゴー第2級格付け「シャトー・ロザン・ガシ85」

取り分ける前に、岩塩を外した仔羊肉を銀盆に乗せて、わざわざ席まで運んでもらいました。供されたのは肋骨が二本、ズンと突き出た握り拳大はあろうか、という豪快な一品です。岩塩で包んで、ジックリと焼いただけあって、かすかな塩味と香草の風味が肉にしっかりと移り、全体は見事なピンク色になっていました。

ワインは、十年間も自宅の木箱に眠らせていただけあって、さすがにちょっと疲れた感じでしたが、それなりに楽しめました。

6.おどろくべきデザート

アイス三種、ババロアとムースで三種、サングリアのゼリー、柿といった果物の真空調理、木の実等の盛り合わせ。シナモンのきいたクルミのケーキ、そしてコーヒーまたは紅茶。

 

正直ここまでいくと腹が張って、みながみな、少々無口になりました(^_^;。

この後は、地下のカーブをのぞき、全体写真をとって解散しました。細かな点、至らぬところが多々あったとは思いますが、とにかく質量共に満足のいくオフになっていれば幸いです。

小田急江ノ島線「長後」駅から徒歩8分、戸塚へ抜ける横浜伊勢原線(通称は長後街道)、大和から南へ走る藤沢街道(国道467)の交差点から北へ30mほど。裏手の湘南台病院の駐車場の利用可。 藤沢市長後752-8。0466-45-8228。

 

報:ステーキ@レストラン高松[中央区/銀座]

98/10

某グルメ系のフォーラムの企画「Tボーン・ステーキオフ」に、飛び入りで加わりました。Tボーン・カットという縦に割った背骨から突き出た肋骨についた肉、すなわち、鞍下のサーロインと肋骨の下のヒレの部分が一度に楽しめるという、あまりやらないステーキが食べられる、という企画です。

コースは、ふっこのカルパッチョ、オニオングラタンスープ、Tボーンステーキ、メロン、デザートの盛り合わせ。確かに、骨を挟んで肉の堅さ、質がまるで異なります。面白い経験をしました。

ワインは、スペインの泡物で始まり、パリ近郊の思いっきり濃く作ったガメ種(ボジョレーで作られるのが有名)のワイン、後はボルドーのシャトー物、ラグランジュ89年のマグナムボトル、デザートワインとして64年のポルトを頂きました。企画する人が酒専門のフォーラムにも出入りしているだけに、素晴らしいワインが楽しめました(^_^)。

中央区銀座7-13-20 銀座中村ビル 03-3546-8181

 

報:仏蘭西料理@名古屋[藤沢市/長後]

98/09

また参りました。小田急江ノ島線「長後」のフレンチ・レストラン。

前菜は、サーモンのソテー、フェンネルとビネガーのソース。パイ皮を添えた、スモークしたサーモン・チョップのクリームあえ付き。スープは、ガーリック・トーストを浮かべた具たくさん(ベーコン、じゃがいも、人参)のスープ。魚は、黒鯛のソテー、ラタトゥユ敷き、バルサミコのソース、野生のアスパラ添え。肉は、子牛のTボーンのソテー。クリームをまぜた、こってりとした鶏のソースに粒胡椒と香草をちらしたもの。野生のアスパラ添え。デザートに、例によって12種のアイス、ムース、ババロア、木の実、コンポートの盛り合わせと、シナモンをたっぷりと振ったレーズン・ケーキ、エスプレッソ。

とにかく美味しゅうございました。ハイ(^_^;。

 

報:仏蘭西料理@名古屋[藤沢市/長後]

98/08

またまた参りました(^_^;。小田急線江ノ島線「長後駅」もよりの仏レストラン。今回は、拙著『黄土の夢』第三部<最終決戦>田中芳樹/原案 講談社ノベルスの刊行を祝って、両親と共に食事しました。内容は、以下のとおりです。

アミューズに、シュー皮のサーモン詰め、香草と鱒の卵を乗せたもの。バターソース敷き。前菜は、ゼリーで固めたオマール海老と長後トマトのテリーヌ、ウィキョウのムース敷き、ビネガーが少し効いたトンブリを散らしたオレンジのほんのり甘いソース、香草と野生のアスパラ添え。スープは、サツマイモの冷スープ。メインには、小羊の背肉のロースト、粒マスタード塗り。焼き汁でソテーしたフォア・グラ乗せ、ラタトゥユ敷き。そしてデザートは、例によってアイス3、ムース2、ババロア1、真空調理したメロン、木の実の盛り合わせとチョコレート・ケーキ。

感想。アミューズは、もっと生に近いサーモンでもよかったかな。前菜・スープは、ここの定番メニュー。とても上品で美味。メインの小羊のローストは、直径6p厚さ3pはあろうかという塊に、親指ほどのフォア・グラをドカッと乗せた物。網焼きと異なって時間はかかりましたが、表面はシットリと焼けて、中はうっすらとピンクがかかった赤い薔薇といった風情。いや、口福、口福(^_^;。例によって盛りだくさんのデザートを食べ終えるまで、2時間半もかかりましたが、さほど気になりませんでした。

〒252-0801 藤沢市長後752-8、0466-45-8228

小田急江ノ島線「長後駅」徒歩8分、長後小前交差点至近。

 

報:佛蘭西料理@名古屋[藤沢市/長後]

98/06

シェフのお任せを一つ(^_^;。

前菜は、ナスとフォアグラのライスペーパー包みのソテー、トリュフとじゃがいものムース敷き。ソテーしたフォワグラとラッキョウ添えて、イタリアン・パセリとバジルの葉をちらしたもの。ポルト酒のソース。

スープは、生クリーム入りのジャガイモのスープ、ナツメグをちらしたもの。

魚は、ヒラメのソテー、ベーコンとラタトゥィユ敷き、シェリー酒のソース。

肉は、アミガサダケを詰めた鶏のソテー、トリュフをちらしたほうれん草敷き。焼き汁とビネガーのソース。

デザートは、例によってアイス×3、ムース×2、ババロア、真空調理したメロン、いちじく、ライチ。くわの実を幾つか散らした盛り合わせ。チョコレート・ケーキとエスプレッソ。

感想。どれも美味しくいただきました。前回、少し荒く感じていたスープを修正してきました(^_^;。しかし私は、定番のビシソワーズの方が好きだな。新ジャガの季節、ということで(^_^;。

小田急江ノ島線「長後」駅から徒歩8分、戸塚へ抜ける横浜伊勢原線(通称は長後街道)、大和から南へ走る藤沢街道(国道467)の交差点から北へ30mほど。裏手の湘南台病院の駐車場の利用可。昼は12〜14時、三千五百円から。夜は17半〜21時、八千円から。藤沢市長後752-8。0466-45-8228。

報:佛蘭西料理@名古屋[藤沢市/長後]

98/05

またまた参りました(^_^;。小田急線長後駅もよりの仏レストラン。

前菜は、コンソメゼリーで固めた手長海老と長後トマトのテリーヌ。ビネガーが少し効いたオレンジのソースるウィキョウのムース敷き。香草と野生のアスパラ添え。スープは、裏ごししていないジャガイモの冷スープ。トマトとアサツキ入り。魚は、エボダイのソテー。こがしたバターソース。ローストしたアスパラ、フォア・グラ(?)の油でソテーしたバイ貝の身と肝添え。肉は、リンゴとフォア・グラを巻いた薄切りの子鴨のロースト、リンゴのペースト敷き。ベーコンときゃべつのソテー添え。デザートは、例によってアイス3ムース2、ババロア1、真空調理したパインと茘枝、木の実の盛り合わせとチョコレート・ケーキ、エスプレッソ。

スープが、狙った荒さが、そのまんま荒さとして目立ったかな(^_^;。肉は、やや塩がきつかったことをのぞけば、満足できる味でした。中でも、びっくりしたのがバイ貝の肝! ほんとコクのありすぎるフォア・グラといった味。これは以外と流行るかも……。

報:フランス料理@ル・シェール[横浜市/桜木町]

98/04

横浜ロイヤルパークホテルニッコー「ル・シエール」

行こう、行こうと思っていた、横浜ランドマーク・タワー68Fの展望レストラン。

前菜は、サイコロ状のフォアグラとベーコンのソテーの入ったサラダ。スープは、帆立貝のネクター仕立て、しょうが風味。トマトのチョップ入り、あさつきをちらしたもの。魚は、富津港の真子カレイのシャンパン蒸し。細切りのセロリを敷き、上にはキュウリの薄切りを並べ、周囲にたっぷりとホワイト・ソースを配した物。直後に、口直しのシャーベット。メインの肉は、フィレ肉のポアレ。下に極薄切りのパンを敷き、上に骨づいを散らしたもの。焼き汁を使った赤ワインのソースに付け合わせは、カブと茸とジャガイモ餅。最後のデザートはパスして、山羊のチーズ3、ウオッシュタイプ、カマンベール各1の盛り合わせを頂き、ちとぬるいエスプレッソで締めました。

とにかく調度と景観が凄い(^_^;。高さ30センチはあろうかというグラス、美しい皿、肉皿を覆う銀の分厚い蓋。窓の外を見れば、「あの可愛いのがスカイビル、その影のちんけな小屋が横浜そごうか」てな具合(^_^;。

ちなみに料理は、エスコフィエの確立した基礎を重視するシェフの間違えのない、トラディショナルな仏料理です。

報:佛蘭西料理@名古屋[藤沢市/長後]

98/03

またまた小田急江ノ島線、長後駅近くのレストランへ参りました。「グルメジャーナル」三月号

に、クリーム会社とタイアップですが宣伝が乗っていたのを目にして、急に行きたくなったから

です(^_^;。シェフのお任せで出てきたメニューは、以下の通り。

アミューズ  シュークリーム皮に詰めた白身魚とイカのクリームあえ、鱒の卵のせ、香草と野菜チップのソース。

前菜  リ・ド・ボー(子牛の胸線)とフォフグラにゴルゴンゾーラ・チーズを乗せて焼き、焼き汁に刻んだトリュフと加えて敷き、ポーチドエッグを添えたもの。

魚  カブを敷いたハタの香草焼き、バルサミコのソース。リーキのから揚げ乗せ。

肉  牛頬の赤ワイン煮込み、新ジャガとトリュフとクリームで作ったペースト敷き。

デザート 14種余(桜のリキュールで作ったババロアが美味しかった(^_^)の盛り合わせ。

ここは前菜が、ほんと凄い強烈! 魚も単品で出されれば、プリプリとした食感の素晴らしい一品なのですが、このコースの中ではほとんど箸休め(^_^;。とにかく美味しかった。アミューズと魚のソースに今一つインパクトがあれば、すこしコテコテですがハレの料理として完璧、といったところでしょうか。

でもって72キロ台目前だった体重が、何故か74キロ近くに増えてしまいましたが(^_^;ジゴウジトク

報:佛蘭西料理@名古屋[藤沢市/長後]

98/02 

年末年始とごぶさたでしたが、ひさびさ長後の店に参りました。

前菜は、手なが海老と白身魚と野菜のテリーヌ、マスの卵と香草添え、パパイヤとオレンジとビネガーのソース。スープは、かぼちゃのポタージュ。魚が、鱸の香草焼き(コリアンダーを挟む)、ラタトゥユを下に敷き、乾

燥レンコン、玉葱、西洋葱をトッピング。肉は、小羊のソテー、タイムとコーヒー風味の焼き汁のソース、レンズ豆、茸、チーズを乗せたベイクポテト添え。デザートが14種盛り合わせ、胡麻・チョコ・クリームのムース、リンゴ・オレンジ・イチジクのコンポート、パッションオレンジ・すぐり・ココナッツのアイス、黒スグリ(カシス)のゼリー、そして生のすぐり・くわ・苺です。でもって締めにチョコケーキ、エスプレッソを頂きました。 いや、おいしかった(^_^)。やっぱりコンポート一つ取っても、ライチの果汁をかくし味にしたり、と一捻りあるのが嬉しい。

報:南欧料理@トルネード[藤沢市/湘南海岸]

98/01

江ノ島から国道134号を小田原方面へ走ると引地川の手前にある、黄色い二階建てのファミレスにも似たレストラン。シェフのお任せを食べてみました。

前菜が、春巻きにも似た茸とホタテのパイ(シート状)つつみ、ホウレンソウのソース。魚がサーモンを挟んだひらめのムースのソテー、サフラン風味のバターソース。肉は、鴨のソテー、スパイシーな赤ワインソース。デザートでは、カシスとパッションフルーツのシャーベット、ケーキ2種とエスプレッソでした。ソースは色々と趣向をこらしているけど、量がちと少ないかな(^_^;。デザートは、質量共に満足できたのですが……。

帰りは、例によって鴫立亭でケーキを買って帰りました。

報:佛蘭西料理@名古屋[藤沢市/長後]

97/12 

例によって前菜は、シェフのスペシャリテ、リ・ド・ボー(牛の胸腺)と手長海老、茸、アスパラのソテー、海老殻のソース。カボチャのクリーム・スープ。魚は、ハタのグジョネット(棒状の切り身に、白胡麻入りのハタのすり身をくっつけ、小魚の形にしたもの)、ニラ、レタスのソテーの盛り合わせ、ホワイト・ソースとバルサミコのソース。肉が、鴨の胸肉のソテー、なすとモリーユ添え、焼き汁の赤ワイン・ソース。通称「驚愕の」デザートが、アイス3、ムース2、ババロア1、青果2、木ノ実の盛り合わせ。しめにナッツのタルト、エスプレッソを頂きました。

このコースでは、魚に手間がかかっていますが、これがちょっと(^_^;。確かに、店の売りである神津島から取り寄せた魚自体は素晴らしい。しかし規格品ではないため、入ってくる魚は雑多。厨房に残っている魚で、メニューが半強制的に、お任せで決定されてしまう。これはシェフが、思いっきり腕をふるってくれる反面、外すこともあるわけで……。正直グジョネットは、ソースで魚を重層的に食べさせる料理、と思いました。しかるにホワイト・ソースは、お飾り程度、細く、編み目状にかかっているだけ。バルサミコも、点状に周囲に散らしています。これは、明らかに日本人向けに魚自体の味を楽しませるソースの使い方です。しかしグジョネットは、いま少し太めに作るか、蒸しの調理法を使えばいざ知らず、白胡麻とソテーした油の風味で、ほとんど魚の味が隠れています。結局、仏仕込の本格的な作り方をしながら、虻蜂取らず、二兎追う者は……の典型になってしまったようです(^_^;。

報:フランス料理@Chez 麻里よ[大田区/蒲田]

97/12

五島美術館へ行ったついでに足を延ばして。最近、京浜急行の上大岡に支店を開設したビストロ風の仏料理店。

牛舌とジャガイモのピューレ添え、焦げつかんばかりに濃厚にじっくりと煮込まれた定番メニューの鶏のもも肉赤ワイン煮込み、デザートセット(五種のケーキ、二種のシャーベット)を頂きました。評価は、いま少しボリュームがあれば、と不満が先立ちますが、味はしっかりしていて好感が持てました。次は、ほぼ同メニューの上大岡支店へ行くつもりです。

報:佛蘭西料理@名古屋[藤沢市/長後]

97/1

親の事務所の引っ越しが一段落ついたお祝いに。前菜は、例によってシェフのスペシャリテを頂きました(^_^)。三陸のカキとほたて、モリーユ(アミガサダケ)のシャンパン蒸し、シェリーとビネガーを加えたスープ仕立てです。上には、刻んだチャイブとコリアンダー?が振りかけてあります。やっぱりo157のこともあって、どうしても火を入れなければならないようですが、そこはテクニックでしょうか。十分に生の風味も漂っていました。魚は、キントキ鯛のソテー、伊勢海老殻のソース。ほうれん草とラタトウユをセルクルで固めたのを土台として敷き、上にはリーキのフライを鳥の巣のように盛り上げています。肉は、牛フィレ、子鳩の胸肉、子羊の背肉と色々あったのですが、リ・ド・ボー(子牛の胸線)を選択しました。ペースト状の暖かいリンゴと闇褐色の戻したキノコ(セープ、ヤマドリダケか?)の上に、軽くソテーしたリ・ド・ボーを乗せ、周囲を取り巻くように香草入りクリームソースをかけています。最後のデザートには、例によって野苺、ココナッツ、オレンジのアイス、チョコとクリームのムース、スグリのババロア、柿、メロン等の盛り合わせ、そして〆のケーキとエスプレッソを頂きました。

とにかく申し分ありません。これはシェフなり、給仕長なり、オーナーの意向なり、多くの諸条件が作りだした本当に一瞬の煌めきかもしれません。ですが私としては、幸運な出合に感謝するばかりです。ハイ。

報:佛蘭西料理@名古屋[藤沢市/長後]

97/09

近所の佛蘭西料理店の続報です。あれから二回ほど参りました。

一回目は、シェフのお任せ。スモークされた高座豚と暖かいフォアグラのサラダ、サマー・トリュフ乗せの前菜、紅あずまのポタージュ、魚はエボダイの蒸し物、オリーブと香草のソース、肉は鴨のロースト、シャトリューズ(仏修道院特製、130種の薬草入りのリキュール)のソース、デザートの盛り合わせを食べました。近場の高座で育てられた豚、というふれこみに「?」と思っていたら、これがまた鮮烈なまでに美味しい! ただ、この肉のレタスが美味しすぎて、後がコースとして弱い(^_^;。特に魚は、チト淡泊すぎた。これはかなり現代的な料理のスタイルだけど、オリーブ油、香草にさほど馴れていない、味が判別できない私には難解すぎた。でもってメニューに、好みを申し出てください、と書いてあったので給仕長さんに「魚は、クラッシックなホワイト・ソースを使った、伝統的な料理を期待しています」と注文を出しておきました。

二回目。

魚のコースを頼む。注文を取りに来た給仕長さん、私が以前に食べた料理、ソースを全部そらんじてみせた(^_^;。でもって、サーモンの前菜を頼んだはずだったのに、出てきたのはショフのスペシャリテ、煮込んだ牛舌と茸のキャベツ包み、セロリ、人参のソテー添え、具たくさんのフォン・ド・ボーのスープ、そして魚は、キントキ鯛のソテー、伊勢海老の殻のソース、そしてデザートの盛り合わせ。……いや、申し分ありません。

特に魚、だいたい昼の定食で使うようなソースじゃないぞ(^_^;。でもって、帰りぎわに給仕長さん「今度来るときは、予約してください。時間のかかる料理もご用意できます」と言う。ううーん、楽しみ、楽しみ。

 ちなみに古いアンティークに埋まった内装は、22年前にロードサイドの料理屋から転身した際に大改装したもので、特に既存の店舗の物を移築したものではありません。ただし一部天井の太い梁が、取り壊された新潟の豪農の家から移築したものだそうです。

報:フランス料理@コートダジュール・ミクニ[横浜市/横浜東口]

97/09

宅地建物取引主任者証の更新のため、横浜の不動産協会へ行ったついでに足を運んだ、横浜スカイ・ビル内のレストラン。

前菜はワイン煮込みの牛尾のジュレ寄せ、人参ピューレ添え。スープは、カリフラワーのムースを入れたコンソメ。魚は、鱸のポアレ、根セロリのフライ添え、クレソンのソース。肉は、牛胃のトマト煮込み、プロバンス仕立て。デザートは、和梨コンポート、白ワインのゼリー寄せ。バニラアイスとチョコムースの盛り合わせ、蜜柑のコンポート添えを頂きました。

正直、評価は辛くなります。これは嗜好の問題ですが、最近行きつけになっているレストラン名古屋と比較するとどうにも(^_^;。まず量が少ない。名古屋の半分から三分の二。また香辛料、香草の使い方、量が段違い。コンポート一つ取っても、瑞々しいという評価もできるけど、表面をさっと煮込んだだけ。片や名古屋は、真空調理機まで使って、中まで味を通している。宴会料理の延長線上の作品、という印象が拭えませんでした。

まあ、客の注文を無視してシェフがスペシャリテをぶつけてくる名古屋も、ちと問題ありと言えなくもないけど(^_^;。でも、それにしたって仏帰りの若手、バリバリのシェフが、客の生の声に料理で答えよう、給仕長が客の過去の注文をそらんじてみせるような店と比較はできない。

しかし、料理にはショバ代も含まれる、と言うと語弊がありますが、ロケーションと楽しむという要素もある訳で……。出来たての高層ビルの29階にある大規模テナントと、20年以上営業しているこじんまりとした「湘南の美食の殿堂」なる大げさな雑誌のコピーがつくような老舗と較べること自体ナンセンスと言ってしまえばそれまでのようです。

報:フランス料理@ラ・ロシェル[横浜市/上大岡]

97/08

ドライブついでに、京浜急行沿線のウィング上大岡へ参りました。目的は、十階にあるフレンチの鉄人、坂井氏のお店です(^_^;。前菜は香草と車海老のバルサミコ・ソース和え、ポテトのスープ、魚はボイルしたホタテとかぶを香草とオリーブ油主体のソースをかけたもの、肉はフィレ肉のソテー赤ワイン・ソース、ムースと苺のソルベ、コーヒーといったコースを頂きました。全般に海の幸、付け合わせの野菜類が美味しかったかな。欲を言えば、もう少しボリームが欲しかったといったところでしょうか。

定番ですがB1で家人へのお土産に、デメルのザッハトルテを買って帰りました(^_^;。

報:佛蘭西料理@名古屋[藤沢市/長後]

98/08

仏のオーベルジュ(郊外の宿泊可能なレストラン)といった趣の外装に引かれ、自宅から三キロもない近場ということでフラリと寄ったのですが……ランチが3500円から(^_^;。ままよ、入ったら中のアールヌーボ調の調度も凄い。銀座か赤坂あたりの古い店の内装をそっくり移築したという趣。コースを選択した後、頼んで夜のアラカルト・メニューを見せてもらったのですが、魚は神津島から、鳩、鴨は仏から、と素材からして違う(^_^;。

まず、「海の幸のテリーヌ、香草と鱒の卵のせ」を食べ、「かぼちゃの冷スープ」を飲み、メインの「タイム風味の小羊の骨付き肉、骨髄とリ・ド・ボー(胸腺)そえ」を頂きました。どれもほんと気合いの入った、いい仕事しています。でもって締めのデザートが凄い。畳一枚はあろうか、というワゴンに乗ってしずしずとやってくるデザートの盛り合わせ(^_^;。胡麻、苺、オレンジのシャーベット、チョコとクリームのムース、真空調理したリンゴとイチジクとオレンジのコンポート、フルーツとしてモモ、メロン、くわの実等を手際よく大皿に盛ってくれます。最後のコーヒーには、タルトが一皿ついてくるし……。ほんと質量、調理、給仕、皆が十分に水準以上をいっています。

帰り際、給仕長さんとちょっとお話した時「この辺で、はやっている店はありますか」と聞かれて焦りました。結局「この近辺とは、店のコンセプトが違いすぎるのでは」と答えたところ、少し苦笑いしていました(^_^;。でも、これはいい店を見つけました。オーナーが、かなり趣味だか理想に走っています。たぶん私も、これからしばらく月に1、2回は通うでしょう。実際、この水準を維持できるなら、少しくらい遠くからでも食べに来る価値があります。燈台もと暗し、だったかな…… 。

小田急江ノ島線「長後駅」から徒歩8分、戸塚へ抜ける横浜伊勢原線(通称は、長後街道)と大和から南へ走る国道467(通称は、藤沢街道)の交差点から、北へ50mほど。Pは、約四台分。ただし裏手の湘南台病院の駐車場利用可。昼は12〜14時、三千五百円から、夜は17半〜21時、八千円から。

住所は藤沢市長後752-8。0466-45-8228。水曜休。

 

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