張り紙といえど、作るのは人間。中には作り手の事情や心理が垣間見えるものがあり、面白いです。

写真だとわかりにくいですが、このショーケースのいたるところにこの言葉が書いてあります。ショーケースの中に商品が入っていますが、自分でガラス戸を開けてレジに持ってきてくれということのようです。しかし何も10センチ間隔で張り紙しなくても。値札と同じ数だけありますよ。「ショーケースの中のものがほしいんですけど」とお店の人に声をかけてくるお客さんがよほど多かったのでしょう。

「ふえてふえて」。「ふえてふえて」ですよ。かなりの増加量、増加速度を思わせます。そして、書いた人の困りようと、「お願いします」と手を前に重ね頭を下げて懇願するさまが目に浮かびます。

一度じゃ聞かないんですね。二度目はより声高に。感嘆符2個つき。

「なためこの」?なめたけのなたでここ…。区切るところが変です。添削したくなります。せめて読点をつければグッと読みやすくなりますよ!「この場所」の上に付け加えるように「(橋の上)」の注釈があるのも気になりますね。うーん、もうちょっと紙面と文字送りのバランスを考えてから書くとよかったかも!しかもこの張り紙、何枚も貼ってあるのでそのたびに「なためこの」が目に飛び込んできます。

脱字発見!こんな初歩的なミスがあるとはね。いやしかし、他の階段についている張り紙には正しく「走らないで下さい」と書かれているぞ。なぜこの一枚だけ。はっまさか…試されている?
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