鉄のフライパンの初期化

新しく鉄のフライパンを購入しました。 使えるようにするために、シーズニング(慣らし)作業を行います。

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鉄に帰る

実家では真っ黒な鉄のフライパンを使っていた。それは本当に昔から、私の物心着いたときから家にあったので、20年30年は使っているだろう。野菜炒めもすき焼きもクレープもそのフライパンで作っていた。

実家を離れて自分用にフライパンを購入したとき、私はテフロン加工のものを購入した。少しの油でも焦げ付かない。なんて便利だと思った。ところが、一年もしないうちにテフロンはハゲてきた。
テフロンのフライパンはあまり高温にしてはいけないというのを知らず、鉄のフライパン同様にフライパンを熱してから油を入れたりしていたのも原因だろう。しかし、中華を作るのに強火が使えないとはそりゃあんまりだ。
それ以降はなるべく強火を使わないようにしたが、やがて完全にハゲてしまった。ハゲた加工の方は、一体どこへ行ってしまったんだろう。炒め物の一部として私の身体に取り込んでしまったのだろうか。

これ以上使い続けるのは危険と思い、鉄のフライパンに買い換えることにした。

使う前の作業

さて、鉄のフライパンだが、このまま使い始めることはできない。
まずはシーズニング(慣らし)という作業が必要なのだ。フライパンに施されている錆び止めを焼き切って取り除き、フライパンに油をなじませる。フライパンには目に見えない孔があり、そこに油が染み込むことによって焦げ付きにくくなる。
この作業についてはフライパン付属の説明書にもある。実際に作業した様子を次の項でご紹介したい。

ちなみに、実家の母にこの作業について聞いてみたら、「そんなのやった覚えないわ〜」と言っていた。

シーズニングの手順

最初に防錆シールをはがす。これは私の買ったリバーライト製のもの固有の手順になる。一般的にはシールではなく、フライパンに防錆加工が塗ってある物が多い。

  1. 空焚き。
    換気扇をつけ、フライパンを色が変るまで高温で熱する。これはフライパンの孔を広げるため。フライパンの防錆加工を焼き切る目的もある。

    銀色

    銀色の表面にタタリ神の呪いのような黒いしみが広がってきた。不穏な感じだ。。

    黒くなってきた

    やがて全体が美しい青色になった。

    青色

    もういいかなと思ったが、さらに色が変わってきたので、熱し続けた。

    さらに変色

    変化があまりなくなってきた。なんかムラがあるけど、いいだろう。

    玉虫色

  2. 常温で冷ます。
    水などで急激に冷ますのは良くないそうだ。
  3. クレンザーで洗い、水気をよく拭く。
    焼け残った防錆加工を洗い流す。私のフライパンは防錆シールをはがすだけなので、この手順はなかった。
  4. 油を多めに入れて、5分ほど弱火で煮る。
    空焚きで開いた孔に油を行き渡らせる。油を捨てたら、キッチンペーパーで刷り込むように拭く。オイルポットがなかったので、深めの皿に移した。私は後で油で熱っせられたその皿をうっかり持ってあやうく火傷するところだった。みなさん油の取り扱いには十分ご注意ください。
  5. クズ野菜を炒める。
    クズ野菜を炒めることでフライパンに油をなじませ、同時に金属臭さを消す。あきれたことに我が家には野菜を常備していないので、クズの出そうな野菜をわざわざ買ってきた。
  6. フライパンを水洗いし、フライパンの裏表に油を薄く塗る。

これで、できあがり。なかなか良い色になった。 さあ働いておくれよ。
フライパンを片付けてガスコンロを見ると、空焚きの際にフライパンから反射された熱のせいか、五徳の周囲が黒くなっていた。廃棄の近いガスコンロでよかった…。

使ってみた

次の日、さっそく鉄のフライパンでチャーハンを使ってみた。いいねぇ、カンカンに熱して湯気の出るフライパン。卵もご飯も焦げ付かず、驚異的に美味しくできた!パラパラだよ〜。鉄分も取れるし。 手入れは簡単で、洗うときは洗剤を使わずササラでガシャガシャ水洗いするだけで良い。

しかし、鉄のフライパンは水分が残ってたり長く使わなかったりするとすぐに赤錆が出る。おいしいごはんを食べるため、これからもフライパンの状態に気をつけて、大事に育てていきたい。

-以上-


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