イタリア・ギリシアのツアーに友人と行ってきました。
2001.04.09〜2001.04.18
ギリシア…中学一年のときの地理のテストのことを思い出す。
返却時に先生が、隣のクラスにあと一点で満点だった人がいたと言う。なぜ満点でなかったというと、「ギリシア」という回答のところを「ギリシャ」と書いたからだとその先生は言った。「それくらい三角にして点数やれよ…」と私は思った。あのときの「テストはそんなに甘くないぞ」的な得意げな先生の顔が忘れられない。
アリタリア航空でアテネへ向かう。
空港で免税の手続きをするのだが、私たちは特に申請するものはなかった。だが、申請しないのは私たちだけだった。他の人は申請用紙を何枚も提出している。そうだよね、お買い物目的の人もいるんだろうし。皆荷物が大きく、巨大なスーツケースを二つという人もいたが、それだけ買うものが多いのだろう。しかし、こんな治安の悪い国でよくブランド物めぐりできるなぁ。
機内は空いていて、自由に好きな席に座っていいと言われたほどだ。
ホテルで作ってもらったお弁当を食べたが、これが意外にもおいしかった。
しかし飲み物はまたしてもペットボトル入りのミネラルウォーターで、「お茶はないのか…」とさみしい気持ちになった。前日買ったペットボトルがまだあるので、今日もらったものは飲まずにお持ち帰りにした。
このときだったかな。
機内でアンケート用紙とボールペンが配られた。
そのボールペンが、アリタリア航空オリジナルのものだった。本体は100円程度の安いものだろうが、デザインや色合いがいかにも「アリタリア航空」っぽかった。
友人はそんな私の心を見透かすように、「君、これほしいんでしょ」とささやいた。
そんなわけで、アンケートは渡したけどボールペンは返さなかった。ごめんなさいね。
ギリシアの空港に到着。
この空港は、最近改装したとのことで、とてもキレイだった。広さの割りに、人気が少ない。
ギリシアの通貨の単位はドラクマ。皆さっそく両替をしていたが、ギリシアの物価がよくわからないので、いくら替えるか迷った。しかし、一日半しかいないのだから、ほとんど使わないだろう。翌日のエーゲ海周遊の船の代金も含め、一万円ほど両替しただろうか。
空港からバスで移動する。
ガイドさんが町の説明やギリシア語の挨拶など教えてくれたが、疲れてあまり耳に入ってこなかった。
まずはオリンピックスタジアムへ。
うーん、広い。広くて何もない。運動場があって、それを取り囲む観客席があって、以上。余計なものはなかった。
回りにも高い建物がなく、ぐるりと広い競技場の上は真っ青な空があるだけ。めまいがしそうになった。
パルテノン神殿はイメージどおり。
よくこんなのが崩れずに残っているなぁと思う。
こんな建造物が町から近い丘の上にあるのだ。他の観光客を視界に入れないようにして神殿を見て、「ここは神話の世界」と思い込めばそう思えてくる。
丘の上から外科医を見下ろせば、ところどころ緑の塊があり、その他は砂っぽく少し汚れた白い壁の建物が立ち並んでいる。なんとなく、乾いた雰囲気なんだよね、ギリシアの風景って。
この近くに、ピスタチオのアイスを売る店があった。
ガイドさんがものすごくおいしい!と力説していたので、私は当然並んで買った。色がどぎつい緑でギョッとした。ピスタチオって、こんな色なの?それとも着色料?その答えは今もわからない…。そもそも普段ピスタチオなんて食べないので、「おーピスタチオ味!」なんて実感は涌かない。でも確かにおいしかった。
お土産屋さんへも案内された。
しかし、ギリシアの予備知識がなかったので、何がお土産としてふさわしいか、今一つわからず…。トイレだけ利用して、何も買わなかった。
ギリシアの街並みはイタリアのものとまったく違っていた。
イタリアは土地によっても違うけど、建物の素材は石だったりレンガだったりコンクリートだったりで、建物の色は薄茶色や灰色で、風景にさまざまな色があった。逆にいえば、ごちゃごちゃとしていた。
ギリシアは白っぽくて背の低い建物が多く、空が広く感じた。
ホテルは街の中心部にあり、この周辺は背の高い建物も多くあったが、この日は復活祭当日ということで、どのお店も閉まっていた。人通りもまったくない。バスから外の風景を見て、「ゴーストタウンだ…」とつぶやいた。
ホテルに着いてから、まだ明るかったので少し周辺を歩いてみた。広場や大きな通りのある方に人がいたが、なんとなく怖くなってすぐ戻ってしまった。
ギリシアの宿泊はニ組に分かれた。
一組は通常のプランのホテルで、夕食はビュッフェ方式。もう一組はグレードアッププランでちょっとランクの高いホテル&特別ディナー。ハネムーンで来ているカップルはグレードアッププランが多かった。
翌日、ハネムーンカップルにディナーの感想を聞いてみた。
「フルコースでドレスコードがあるって聞いてたからネクタイしていったけど、他のお客さんはTシャツだったよ。わざわざ日本からスーツ運んできたのに…」。そ、それはツライ。
私たちはビュッフェで、色々食べられて楽しかった。ただ、「いかにもギリシア料理」ってものがあまりなかったので残念。ムサカくらいはあったかな。
添乗員さんも私達と一緒にビュッフェを取っていたが、レタスのサラダにブルーチーズを載せて食べている程度だった。そ、そんな少食でいつもあのハードスケジュールを乗り切っているんですかい。
ギリシアのホテルではクリーニング係りの人のために枕もとにチップを置くことを勧められたので、翌朝「ありがとう」というメモとともに置いておいた。観光から帰るとメモもお金もなくなっていた。
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