伊東温泉記

夏休みに伊東温泉に行ってきました。

2003.08.09〜2003.08.10

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一日目:嵐の中の温泉

台風上陸

やってきました、伊東温泉。2年前の秋にも来たことがあります。そのときはミカン狩りをしたり、シャボテン公園へ行ったりしました。今回は「のんびり過ごす」ことが目的なので、あまり予定は立てていません。

だからって…何も台風来なくても。家を出るころに「静岡に台風上陸」のニュースを見て心配になりました。伊東に来るころには暴風雨ではなかったけど、雨足は強かったです。

お昼をどうしようかと考えました。前回はとんかつを食べたけど…。最近読んだ本にそばの話が出てきて食べたい気分になっていたので、おそば屋さんに入りました。伊東に来てなぜ信州そば…?

雨もひどいので食事をしたらすぐに宿に向かいました。

塩の温泉

さっそく露天風呂へ。時間が早いせいか、貸し切り状態です。ここの温泉は温度は低いけど、塩分のために身体が温まって湯冷めしません。…と、思っていたけど、なんか熱い!まだ時間が早いからかぁ〜?へりに腰掛けて足湯程度つかっていても、熱くなってくる。私は元々熱いお湯が苦手なのですぐにのぼせてしまいました。なんか、もったいないなぁ…。
連れは、お湯が熱くても平気だったようです。お湯につかったとたんに疲れが流れ出た♪とご機嫌でした。

鴨の味がわからなかった

楽しみにしていた懐石料理。ふふふ…。さすがに海の幸がおいしいです。伊勢エビ…ばんざい。なすの利久煮もサザエもおいしかったです。

ちょっと残念だったのが、配膳のとき仲居さんが音を立てること。足音はバタバタ、食器はガチャガチャ…落ち着かない…。あと、食べ終わっていないのに次のお皿が運ばれてくるのも困った。蓋さえ開けていないのに、下げられそうになったり。どうも、今日の夜花火大会があるので、宿泊客が多いので忙しいらしい。前回はお料理の説明もあって楽しかったけど、今回は焦って食べたのでもったいなかったです。

でも、お食事自体はとてもおいしかったですよ、うん。だからこそ惜しいなと思いました。

闇に咲く花

食事も終わってうだうだしていたとき、ドーンという音が聞こえました。外を見ると、海のほうに花火が上がっています。
今日が花火大会とは知っていたけど、日中は雨が降っていてとても無理だと思っていたのに…いつのまにか雨が上がっていたようです。

角部屋なので、ちょうど窓から花火がよく見えます。他の旅館を見るとやはり各部屋のベランダに人影が見えます。
花火の全景を見ることができ、音もよく聞こえます。わざわざこれを見に来る人もいるだろうに、私はたまたま見られて幸運でした。

今年は花火を見に行っていないけど、TDSと伊東温泉とで偶然見られたのでまぁ良かったかな。会場で見られると風圧を感じられるし、周囲の人と感動を共有できる分楽しさ倍増です。来年はどこか見に行こうかな。

2日目:晴天の下の海

入道雲

鳩の声で目が覚めました。窓の外、エアコンの室外機の下がお気に入りの場所らしく2羽も3羽もいて騒いでいます。日差しはけっこう強く、朝焼けが海に輝いていました。時計を見るとまだ5時前。おいおい…。しかたがないので、そのまま朝風呂に行くことにしました。2種類あるお風呂は朝晩で男女が入れ替わるので、昨日とは違った風景のお風呂を楽しめるのです。こんな時間なのでまたしても貸し切り状態。でも、熱いよ〜。またすぐにのぼせてしまいました。

6時ころ、部屋に戻ってしばらく文庫本を読んでいましたが、少しうとうとしてしまいました。目が覚めたのは7時半ころ。窓の外を見ると真っ青な空です。まさに台風一過。入道雲も見え、やっと夏らしくなったなぁと感じました。

朝ごはんはお魚を中心に小さいお皿がたくさん出てきました。昨日の伊勢エビの頭もお椀に入っています。おいしくて、おひつを空にしてしまいました。

チェックアウトをするとき、金額を見て仰天しました。私が眠っている間に、連れがビールを4本も開けたようです。宿の冷蔵庫の品は割高なので、私は利用したことがありません。すこしならいいけどさぁ、4本+おつまみは多すぎです。でもこの近辺に自販機もコンビニもなかったから仕方ないかぁ。

城ヶ崎の遊覧船

駅前のコインロッカーに大きな荷物を預けて、観光に繰り出します。
まずは遊覧船に乗りに行きます。2年前の秋に来たときに時間に間に合わなかったので、今度こそ乗らねばなりません。あのときは、ミカン狩りの場所から城ヶ崎海岸駅まで歩き、さらに駅から遊覧船受付まで歩きました。やっと建物の前に来たときに、ちょうど中から「終了しました」の札を持った係員が出てきたのでした…。

伊東駅からバスに乗って「払」という停留所で降ります。細い道を歩いていくと、受付の建物があります。料金は大人1300円ですが、ネット割引券を利用すると100円引きになります。チケットを買ったら乗船場へ向かいます。周辺はダイビングをするグループであふれかえっていました。さて、乗船というとき、船の前で写真を撮られました。観光地によくある、一方的に写真をとって欲しかったらお金を払う、あのシステムです。

船は思ったより小さいもので、横浜のシーバスよりちょっと大きい程度かと思いました(シーバス見たことない人スミマセン)。定員は100人余りということですが、多分目一杯載せているのでしょう。かなり込んでいます。

船着場を出発して、釣り橋や灯台を見つつ船を進め、途中でUターンして戻ってきます。時間は30分ほど。よい天気なので波が銀色に輝いてまぶしかったです。
風が強いため、船はかなり揺れました。そのたびに「きゃー」とか「おおっ」とか歓声が上がりますが、私は内心ビクビクしていました。横波が来て転覆しないでしょうね…。とても救命胴衣の数が足りないし、今手に持っているペットボトルじゃ浮き輪の代わりにならないよねぇ。連れに言うと、「夏だし、これだけ岸と近いんだから万一のことがあっても大丈夫じゃないのぉ?」と言っていました。そ、そうかもしれないけどさぁ。

山 灯台と吊り橋

城ヶ島海洋公園

遊覧船のあとは城ヶ島海洋公園へ行こうとバス停へ向かいましたが、バスが1時間後までない…。仕方ないので遊覧船の待合室にある軽食コーナーで時間を潰しました。タクシーを呼んでいる人もいましたが、タクシー呼んで行くほどの距離でもないし、急ぐ旅でもないので、お茶を飲みつつボンヤリしていました。

バスは1時間後に時間どおりやってきました。ガイドブックには「レストランもあり…」と書いてありましたが、「レストラン」じゃあないだろ!と突っ込みたくなるような、食券制の小さな食事コーナーがあるのみです。とりあえずここで食べないと飢えるので、冷やしたぬきうどんを注文しましたが、650円は高いんじゃ…。値段に納得できない人は、持参するかよそで済ませてくると良いでしょう。

さて、公園内ですが…花壇やビニールハウスのある、花をメインにした、こじんまりとした公園です。
ネットのどこかのサイトでこの公園にひまわりがある、という情報があったので、楽しみにしていたのですが、どうやらそれは昨年以前の話だったようです。今年はもう終わっていました。あるいは、昨日の台風でやられたのかもしれません。数本、枯れたひまわりが傾いているだけでした。

ひまわりは残念でしたが、この公園は見晴らしが良くて、良い景色が見られました。

眼下に岩場 向こうに島が見える

按針祭

バスに乗って伊東駅まで戻ってくると、そろそろ駅というところでバスが動かなくなりました。運転手さんが「30分はこのままだと思うので、良ければこの場所で降りてください」とドアを開けてくれました。どうやら、按針祭のパレードにぶつかったようです。
按針祭は「徳川家康の外交顧問・三浦按針(英人:ウイリアム・アダムス)が伊東の松川河口で日本最初の洋式帆船を建造したことを記念したお祭り」だそうです。8/8(金)〜8/10(日)の三日間に渡って式典や花火大会などさまざまな催しが行われます。私もパレードがあることは知っていましたが、今回はのんびりすることが目的だったので、わざわざ見に行くこともないと、特に時間も場所も調べていなかったのです。偶然出くわすとは、また得をしました。

先頭はピエロの旗振り

帆船 なぜかサンバ

お土産・お食事

最後にお土産を買いました。遠出したときは親戚に郵送したりしますが、今回は近場なので身内と職場に簡単なものを買うことにしました。自分用に鯵の干物やその他加工品とお菓子も買いました。

町中には干物屋さんがいたるところにあり、日中は店先に魚を干している様子も見えました。

帰りは夕方の電車なので、夕食も伊東で取りました。おすし屋さんで私は刺身定食・連れは握りの定食を食べました。これが、おいしいのなんの!
この日も夜は花火があるとかで、まだ夕方というのにお店は満席、予約でいっぱいでした。私達はタイミングが良くてフラリと入ってすぐに席につけましたが、その後の人は断られていました。またまた、運が良かったです。おかげで最後においしい物が食べられて、思い残すことはないです。

マンホール

 

-以上-


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