年末に行った伊豆大川温泉に、今回は蛍を見に行きました。
2005.06.04〜2005.06.05
昨年末に出かけた伊豆大川温泉の宿泊先ホテル(伊豆大川温泉ホテル)から、DMが届いた。伊豆大川の竹ヶ沢公園というところでは蛍が見られるそうで、この地域で5/29〜6/14の期間に「ほたる鑑賞の夕べとほたる市」なるイベントがあるらしい。蛍の見られる場所まではホテルの車で送ってくれるらしい。…これは…行くしかあるまい!
仕事の状況から考えると、6/4が希望だが、蛍を見られる確率がどんなもんかわからなかったので、ホテルにメールしてみた。結果、その頃なら見頃で、雨でも小雨程度なら蛍が光るのを見ることができるとのことだった。よし決まり。さっそく和室を予約した。
関係ないけど蛍とホテルって音が似てて、続けて読むと違和感ありますね。
蛍は小学生のときに母の実家の田舎で見たことがある。少し歩くと見渡す限り田んぼで、蛍はそこに住んでいた。青白い光を放ちながらスイスイと飛び、中には私の服に止まるものまでいた。最近、祖母と電話でその話をしたら、「今は農薬をまくので蛍はもういなくなった」と言っていた。そうなんだ…。
今回も踊り子ではなく普通の電車で出かける。前回試してみたら、さほど苦ではなかったからだ。しかも熱海乗換えのない電車に時間を合わせていったので、伊東まで一本だ。
伊東に到着し、いつものように駅を出て右側のコインロッカーに荷物を預けようとしたら、その場所がNEWDAYSになっていた。反対側にもコインロッカーがあるのだが、右側の方がトイレに近くて都合が良かったんだよな〜。雨の予報が出ていたが、まだ薄曇りだったので、傘は置いていくことにした。
目当ての「K」という店を探す。若干わかりにくい場所にあるのだが、連れが私と違って地図を読めるので、無事着いた。が、なにやら入り口に張り紙が。予約だけで満席で、今日は入れないというのだ!そうなんだ…人気店らしいけど、メニューの価格帯からして昼に予約が必要とは思わなかった。
もう1つの候補、「G」に行くと、店の前に待っている人がいた。行列というほどではないが、待つほど入りたいわけではないので、やめておいた。
さぁどうしようかと一本裏道に入ったところに、「きなし」があった。確か、とんねるずの木梨さんの親戚のお店だ。ここにしよう。
お刺身天ぷら定食、アジのたたき、サザエの刺身を注文した。連れはサザエの刺身をおいしいと言っていたが、大人の味すぎて自分にはよくわからなかった。私はアジのたたきがおいしかった。他のお刺身ももちろんおいしい。ゴボウの煮物も味がしみてる。ご飯が大盛りでおなかいっぱいになった。

ごはんを食べたらいつものように「石舟庵」へ行ってお菓子を買い、お土産に新茶のぐり茶を買った。
あちこちに手洗い場?がある。全部回ってみたら面白いかも。

電車で伊豆高原に移動…と行きたかったが、電車が行ったばかりで次は30分後。電車の時間の間隔広いのよねー。地方に来たら次の行動を起こす前に電車の時刻表を確認しておく必要があるのだ。
駅周辺を無意味に徘徊し、30分後、また戻ってきた。やってきた電車は「黒船」をイメージしたもので、車体は黒塗りで窓の外側には船の窓枠のような縁取りが描いてある。伊豆急行の電車は他にも花をテーマにしたものがあったりして面白い。
車内も、黒船来航時の歴史などの話が掲示されていた。電車全体が黒船に関する博物館となっている。

伊豆高原に到着。ここの、「こうげん窯」というところで陶芸体験をするのだ。伊東駅で電話したところ、電車でくるなら伊豆高原まで迎えに来てくれるとのことだった。

到着の電話をし、しばらくして迎えの車がきた。運転席にいるのはいかにも陶芸家っぽい、ひげを生やしてバンダナを巻いた男性だった。よろしくお願いします。チラシに載っていた地図では歩いても行けそうだと思ったが、坂道だしけっこう遠いかもしれない。迎えに来てもらってよかった。
こうげん窯に着くと、すでにいくつかのグループが陶芸に精を出している。男女のカップルもいれば、親戚らしき組も。割とにぎやか。
教えてくれるのはさっきのバンダナおじさんとは別の男性だった。最初に「何が作りたい?」と聞かれる。私は湯のみ、連れはマグカップと答えると、見本にマグカップを作って見せてくれた。
粘土は一人1kgが持ち分。この量でマグカップなら2つ作れる。最初に粘土をタコ糸のようなもので2分割し、丸める。片方は濡れタオルに巻いて、乾燥しないようにしておく(パン作りと同じだ…)。粘土を作業台に押し付け、親指で真ん中に穴を開ける。このとき、底からの厚さは1cm程度にする。親指と他の指で粘土を挟むようにし、外側へ押しながら延ばしていく。少しずつ横へ移動し、一周したら上の段へ…。ひび割れは土(ど)で修復。最後に糸で粘土を台から切り離し、裏側に今日の日付と名前を書く。
…なんか、あっという間に作ってしまった。私たちと同じテーブルのカップルは私たちが来たときすでに2つ目の制作途中だったが、まだ形を整えたりしている。指導してくれる人も「もうできたの?トイレ行きたかったの?」と声をかけてきた。うーん、もっとよく考えて時間をかけてやったほうがよかったか。
しかも、なんとも面白みのない形だ。もっとさぁ魚とか葉っぱとか月とか、工夫できなかったのかね。妹とガラス工芸をやったときもそうだった。妹の作品は「アートですか」というくらい独創的だったが、私はどうしても無難なものになってしまう。つまらない人間だ…と若干ブルーになる。

最後に釉薬の色を選び、宅配便の伝票に配送先を記入する。お会計。帰りは歩いてもいいかなぁと思っていたが、窯の人がわざわざ声をかけてくれ、また駅まで送ってくれた。助かる。
駅につき、今度はホテルに電話して迎えに来てもらった。ホテルは伊豆高原駅から一駅の伊豆大川にあるが、電車の本数があまりないのだ。しばらく待つと、ホテルの車がやってきて従業員の方が「ずいぶんお待たせしましたか?」と声をかけてくれた。道路だとけっこう遠回りらしい。
車の中では、従業員さんが蛍についての話をしてくれた。例年であればちょうど今が最盛期だが、今年は桜同様一週間ほど遅れており、先週から光り出したということ。蛍が光るのは規則的で、19:30〜21:00と、深夜1時頃からだということ。この時間帯でも常に光り続けているわけではなく、15分間ほど一斉に光ったあと、しばらく休むのを繰り返すということ。蛍はオスよりメスが大きいが、光る部分がオスのほうが多いので光は同じくらいの大きさに見えるということ…。
ホテルに着き、部屋に案内してもらった。前回は空きがなくて和洋室だったが、今回は和室。落ち着くのぅ。DMにも書いてあったが、部屋にマッサージチェアが導入されていた。大浴場周辺に置いてあるのが普通だが、部屋に置くとはスゴイ。さっそく使ってみた。細かい設定ができ、足や腕も揉めるので、かなりハイグレードな機種だろう。

このあと、ごはん。前回のような「この組み合わせはちょっと」というものはなく、まぁおいしかった。でも量が足りないよぅ。ご飯とお味噌汁はお代わり自由なので、もちろん食べたさ。
さて本日のお楽しみ、ホタル祭りへ。天気が心配だったが、なんとか持ちこたえている。会場まではホテルの車で送ってくれた。蛍のいる竹ヶ沢公園への坂道を下っていく。周囲は暗い。蛍を見るんだから当たり前だけど、こんな暗闇は久しぶりだ。
公園に差し掛かる頃、人口密度が高くなってきた。人の列の先から小さく歓声が上がる。公園の池の正面に来て見ると、緑がかった黄色い光がふわっと見えた。おお、蛍が!数は少ないけど、思ったより光が大きい!その場で光るのもいれば、ヒュルヒュルと飛ぶものもいる。NZで土ボタルみたけど、あの光とは全然違う。やはり風情があるのは蛍の方かもしれない。
時々フラッシュを炊いて写真を撮るお馬鹿さんがいる。フラッシュ炊いたら蛍がびっくりするでしょうが!しかも写真には写らないって。
蛍を見たあと、シャトルバス乗り場まで移動する。このとき、グループに1つ提灯を貸し出してくれる。小さな光だが、この暗闇では唯一の頼りだ。

道を歩いていると、草の匂いがした。そばにいた祭りの係員の話だと、みかんの木の匂いだそうだ。
途中、雨がパラついてきた。シャトルバス乗り場に着いた頃にはけっこう降ってきた。いくつか出店があって気になったが、雨が降っているのでそのまま帰ることに。ビワとか安かったので残念。何台か見送った後、バスに乗ることができた。
ホテルに戻ると、広い露天風呂でのんびりする。昨年末は調子が悪かったジャグジーも直っていた。
そのあとは部屋でマッサージチェアにかかったり、冷蔵庫にあった無料試供品のカルピスサワーを飲んだりしているうちに眠くなった。
翌日も露天風呂に入り、朝食でご飯と味噌汁をお代わりし、のんびり帰り支度をした。そういえばネットにあった水出しコーヒー無料券を使わねば!と思ったのだが、もうラウンジの営業時間が終わっていた…しくしく。
ホテルの車で伊豆高原へ。電車の時間を見ると、まだ30分は待つようだ。この駅は大きくて、物産店やレストランが入っている。どれもおいしそうだよ!駅弁を買って帰って夕食にしようかと思ったが、「この気候では傷む」と連れに止められた。

昼食を取るため、乗換駅の熱海で降りる。急いでいないのでちょっと歩いてみたが、相変わらず、時間の止まったような町だ…。下は熱海銀座の写真。「銀座」って!シャッター下りている店の方が多いくらいだ。あと、なんですかね。ピンクショーのお店が何軒もあった。

熱海まで来たわりにはファミレス風の寿司の店(回転寿司に毛が生えたような)に入ってしまった。まぁふつー。連れの取った散らし寿司のマグロが、向こうが透けて見えるくらい薄くて笑えた。

-以上-
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