北海道の稚内と礼文島へ行きました。日本の最北端&最北限を目指します。
2005.08.7.〜2005.08.11
年明けから仕事が忙しく、6月あたりではそろそろキレそうになっていた。これが終わったら北海道!!そう思って頑張ってきたのだ。
しかも今年は日本の夏らしくじめっと蒸し暑い。よかったよ、予約しておいて。もう4月くらいから決めてたからね!
羽田から稚内への直通便は全日空(以下ANA)では午前と午後の1本ずつ。JALも同じようなものだろう。9:40発の便に乗るため、5:30に起きた。会社行くときと変わらない。
ANAの飛行場は新しくなった第2ターミナルだ。京急の改札を出てすぐに航空券販売機があったので、チケットレスサービスで席を取る。事前の調べにより、行きの飛行機では左側に座ると到着時に利尻岳が見られることがわかっていたので、左の窓側しかも非常口席を確保した。
荷物を預けるため並んでいると、ポスターが張ってあり、「預け入れ荷物にも手荷物にもできないもの」としてスプレー缶が挙げられていた。それを見た連れが虫除けスプレーを没収箱の中に入れてしまった。でも、気になってカウンターの人に聞いてみると、虫除けスプレーは預け入れ荷物にできるという。事情を話して没収箱から回収してもらった。現地で調達するのも面倒だからね。
さすがにできたばかりのターミナルはきれいだ。「書斎館」というしゃれた文房具を扱っている店を覗き、お茶を飲んでから、マッサージの店で15分コースをやってもらった。終わると、ちょうど搭乗時刻。バスに乗って搭乗ゲートへ向かった。
機内は寒かった。もう北海道気分だ。カーディガンを羽織り、機内サービスではコンソメをもらった。
備え付けの情報誌には、たいていこれから向かう土地のことが載っているもので、今回もちょうど礼文島の記事があった。フムフムと読みふける。でも、イラストだけで写真がないのでピンとこない。
最近、飛行機の事故や故障が続いているので、離陸は若干不安だったが、飛んでしまえば揺れることもなく快適に過ごせた。非常口そばの席は前に座席がないので広い。でも、荷物を前に置けないのがさみしい。カバンはすぐに取り出せるところにあってほしいのだ。それに、非常の際には脱出の手伝いをしなきゃいけないんだよな。私、鈍いから逆に足手まといにならないだろうか…と真剣に考えてしまう。
気がつけばまもなく稚内だ。窓の外には噂の利尻岳がバッチリ見える!
11:25稚内に到着。空港から稚内市内へ連絡バスが出ているのだが、その出発は11:35なので、時間が10分しかない。小さい空港とはいえ、移動と荷物受け取りでギリギリ間に合うかというところだ。
そのため、飛行機が着陸態勢になる前にトイレに行っておいたのだが、飛行機を降りたらまた行きたくなってしまった。ごめんよ〜トイレ近くて。「しばらく行けない」と思うと、ますます行きたくなるのだ。
空港の手荷物受け取り所付近のトイレは長蛇の列で、これじゃバスに乗り遅れるかも…と心配したが、空港を出るとまだバスがいた。しかも、私達が乗り込んでもなかなか動かなかった。結局出発したのは11:45くらいだったろうか。(ちなみに、到着ゲートを出たところにももう一箇所トイレがあった)
空港連絡バスと聞いて大型の観光バスをイメージしていたのだが、実際は普通の路線バスだった。小さくて座席も少ないので、私達も含め、立っている人が多い。
しばらく走ると、海が見えた。海というだけで嬉しくなる。それにしても、暑いな…。カーディガンを脱いだが、半袖一枚でも暑いくらいだ。稚内は北海道でも北に位置しているので相当寒いと思ったのだが。単に「北」というだけで気温が低いわけではないらしい。そういえば釧路は夏でもとても寒かったが、北にあるわけじゃないしな。
街中に入ってきた。「西條」という大型スーパーが見える。地元の人はみんなここに買い物に来るんだろうなぁ。「南稚内」というバス停も通った。最初、ここにある「稚内グランドホテル」も宿泊候補に上がっていたのだが、フェリーターミナルに徒歩で行けないので、却下になったのだ。温泉付きだったのでちょっと惹かれたんだけど。
駅前かフェリーターミナルのどちらのバス停で降りようかと思ったら、このバスは今日の宿「全日空ホテル」にも停まるらしい。荷物を預けるため、バスを降りた。運賃は大人一人590円。ふっ調べはついているよ。小銭を出すのに慌てないよう、前もってピッタリの額を用意しておいたさ!
ホテルのチェックインの時間前だったので荷物だけ預かってもらおうと思ったが、準備ができているらしく部屋に案内してもらえた。街側の部屋で、窓の外には今通ってきた大きな道路が見える。
今日はお昼を食べたあとに宗谷岬に行く。早速ホテルを出た。
最初、ホテルからも見えた「北市場」という海鮮市場の2Fにあるレストランに入ったのだが、なかなか店員が出てこない。これは席についても待たされるだろうと思い駅前へ出た。
涼しかったら駅前のラーメン屋「たからや」で評判の塩ラーメンを食べたかったのだが…暑すぎる!駅周辺をウロウロしたが、土地鑑がないのでどこに何があるかわからない。結局、ガイドブックに載っていた「なら鮨」に入る。私は寿司の並、連れはいくら丼を注文した。うーん…普通かな…。
駅前の一区画で、なにやら出店が出ている。そこでフランクフルトを買って食べた。なんか、大きさが大きい。北海道だからか?

礼文島・利尻島の情報が載ったムック「あこがれぶん ぎっしりしり」という本があるそうだ。北海道ならこの本が手に入るらしいと聞いていたが、駅前の本屋にはなかった。残念。
稚内市のマンホールのイラストは数種類あった。港の防波堤ドームの絵。防波堤ドームの手前に南極物語のタロジロ・奥に利尻富士を描いたもの。防波堤ドームを背景にタロジロを大きく描いたもの。写真は「研究レポート」の「マンホールコレクション」をご覧ください。
宗谷バスの駅前バスターミナルは稚内駅の目の前ではなく駅を出て右手の道をちょっと入ったところにある。ちなみに、今回の旅行で使う路線バスも観光バスもすべて宗谷バスだ。お世話になります。宗谷バス。

事前調査によれば13:45発〜14:31着の宗谷岬行きのバスがある。帰りは15:08発〜16:00着だ。これを逃すと2時間後のバスになる。最近はネットでバスの時刻表を見ることができて、便利だ。
バスの窓口で宗谷岬行き往復切符を買った。片道ずつ買うより、200円もお得だ。窓口でも時刻表をくれて、帰りのバスの時間の注意もしてくれた。
待合室にはけっこう人がいる。約50分の道のり、できれば座りたい。それも海の見える左側に。座席の少ない路線バスだから、バスが来たらすぐに乗り込まなきゃ。こんなときは計算高い私…。バスが入ってくるや否や、「さっ行くよ!」と連れに声をかけてバスに乗り込んだ。いっちばーん!が、宗谷岬行きのバスに乗り込んだのは合計8組ほどで、席はけっこう空いていた待合室に大勢いたのは、空港ターミナル行きを待っていた人たちのようだ。。私のハリキリは一体。
さっき空港から来た道をまた戻る。途中、店名がロシア語で書いてある店があった。ドアにはロシアと日本の国旗のステッカーが貼ってある。何の店なのだろう。

青い海、遠くの緑の丘には白い風車が何基も並んでクルクル回っている。50分、ただバスに揺られて行くのって、頭をからっぽにできて良いよな〜。ぼーっと窓の外を見ていたら、私も連れもウトウト眠ってしまった。
途中下車した人もいて、車内はさらに人数が減っていた。

宗谷岬に到着〜!さすがに観光地、それなりに人がいる。ライダーが多いね。あとは車で来ている人かな。
まずはお決まりの日本最北端の碑の写真を。撮影スポットなので順番待ち状態だ。チャリダーが自分の顎に自転車を載せ、バランスを取って記念撮影をしていた。いいなぁ決めのポーズがあって。私なんかフツーに棒立ちだよ。

海の水がキレイだ。藻がフサフサと揺れている。手を入れてみたら、水はぬるかった。
この近くのトイレはきれいだった。その後、お土産物屋さんへ。ここで「最北端到達証明書」を100円で買える。

そのあと道路を渡ってバス停そばのお土産物屋さんに入る。旅に出ると勢いで妙なものを買ってしまいそうになる。まだ初日ということでなんとか踏みとどまった。
とりあえず、牛乳を買って飲む。濃くておいしい。他にはハスカップ味のラムネとかあったが、炭酸の気分でないのでやめておいた。自動販売機には北海道限定と思しき「BOSS」が。

帰りのバスも行きとほぼ同じメンバー。キヤノンのカメラを手にした外国人旅行者が行きと同じ座席に座っている。
行きは真っ青だった海が、太陽が移動したからか、帰りは銀色に光って見える。

さて、駅前に戻ってきた。まずは駅前のお土産物屋さんを覗く。なんか…静かっすね。お菓子の箱が若干古びているよ。
続いて、相沢食料品店へ。入り口付近の壁にロシア語で店名表記がある。あとで気づいたが、商店街の店全てにこのようにロシア語の表記があるのだ。さらに、道路の標識にもロシア語表記が(写真では見えないが)。

相沢の店内には特に変わったものはなかった。名古屋では、味噌煮こみうどんのタレがあったり、きしめんが充実していたりして、郷土色出まくりだったのだが。商品の販売元の住所が北海道が多いかな、くらい。お盆の時期なのでお供物が店頭に並んでいた。お盆の内容も本州と同じなのだろうか…といっても、私の周囲ではお盆の行事はあまりやっていないが。
商店街を端から端まで歩いてみる。日曜だが、熱海銀座よりは店が開いている気がする。「香花堂」という和洋菓子のお店で「どらやきソフト」を食べる。ふっくらしたどらやきの皮とコクのあるソフトクリームがよく合う。連れは普通のソフトクリームを買っていた。私は普通のソフトのコーンが苦手なのだ。どら焼きソフト、横浜でも食べたいぞ。

北海道ではメジャーなコンビニ、セイコーマートへ行く。稚内はセイコーマートの天下らしく、バス移動中もこのオレンジ色の看板を何度も見た。セイコーマートオリジナル商品のジャスミン茶が98円だったので、明日用に購入した。ドリンク類は見たことのないものがいくつもあった。北海道限定か?

ネットの掲示板で人気のあった喫茶店「お天気屋」を探す。郵便局のそばに確かにあった。が、入り口が二重になっているため、中の様子がわからず、入らなかった。店の前にはバイクが2,3台置いてあった。気になる。
JRのポスターにある、日本最北端の線路。

親戚へのお土産を見るため、北市場へ寄った。ズワイガニの試食をさせてもらったが、そうかー、片側だけで5,000円もするのかー。相場では安いのかもしれないが、私にはムリだよ…ゴメン…。稚内名物らしい「タコしゃぶ」セットや、宗谷牛のハンバーグが気になる。一つの建物に5軒ほどの店が入っているらしい。お昼に覗いたときは賑やかだったが、夕方のせいか、お客がいない。と思っていたら、店内放送で「18時に団体様が入りますので笑顔でお迎えお願いします!」とアナウンスされて、面白かった。海鮮関係のお土産を買うのは最終日でいいか。
フェリーターミナルに行ってみる。入り口に、サハリン旅行ツアーのチラシが張ってあった。ここからサハリンに行けるんだ。行ってみたい。もう出発便はないと見えて、中は閑散としている。窓口も売店も閉まっている。明日乗るフェリーの時間と運賃を確認しておいた。
売店のメニューに「ほっけバーガー」というのがあった。なんだそれ!確かにほっけは名産らしいが。パンにほっけの開きを挟んでいるのか?しかも辛しマヨネーズとタルタルソースの2種類がある。これは是非食べねば。
、帰った。
フェリーターミナルすぐにお土産物屋さんが2軒ある。ここも海産物が充実している。要チェックだな。
どのお土産物屋さんに行っても必ずマトリョーシカがあるのが面白い。
親戚にアイスクリームを頼まれていたので、ホテルの売店から発送する。ここで、ロシア製の髪飾りやブローチ、マトリョーシカが置いてあった。ロシア製というのが珍しくて、1つ購入。
夕食はタコしゃぶの店「車屋・源氏」で食べようと思っていたのだが、お休みだった。もう歩くのが面倒になっていたので、ホテル内の鉄板焼きの店で食べることにした。
けっこう混んでいるらしく、予約の空きが20:30からということだった。今日は稚内のフェリーターミナルで花火がある。ホテルの人に聞いたところ、20:00からということだったので、30分は見られると思い、20:30に予約を入れた。
20:00になったのでフェリーターミナルに出向いた。昼間と比べてかなり寒い!上着着てきて良かった。息が白いよ。でも地元の人は余裕で半袖だ。花火観覧用のフェリーが出るらしく、船に乗り込む大勢の人が見える。
しかし、いつになっても始まらない。これでは夕食の予約の時間になってしまう。ホテル内の展望室で花火を待つことにした。すると、そこにいた家族連れが、「花火は20:30からだって」と話している。え〜!?20:00からじゃないの?夕食の時間と思いっきり重なってしまうよ!
残念だ…そんなことならもっと遅い時間に予約を入れたよ。出発前から楽しみにしていたのに。鉄板焼きの店はフェリーターミナルと逆側にあるので花火は見られない。華々しい花火の音を聞きながら食事をした。
近隣のイベントの時間をホテルが把握していないというのは驚いた。都心ではそういうことはないと思うが。ま、一番悪いのは、地元の観光協会に確認しなかった自分だけどね。

ところで、鉄板焼きはおいしかった。7,000円もするコースだしね!そんなに量は多くないように思ったが、お腹がいっぱいになった。私達のカウンターの人はベテランらしく、ヘラで鉄板を掃除する動きさえ美しかった。隣のカウンターはまだ若い人で、ちょっと手つきがおぼつかない感じだ。やっぱり修行によって上達するのだろうか。
客室の冷蔵庫にすきまがあったので、明日用のペットボトルを入れさせてもらった。固定式のじゃなくて助かった。
明日はいよいよ礼文島に渡るぞ。
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