北海道の稚内と礼文島へ行きました。日本の最北端&最北限を目指します。
2005.08.7.〜2005.08.11
今日も4:30くらいに目が覚めた。窓の外を見ると、朝焼けが美しい。

昨日の洗濯物は、ものによってはまだ湿っている。向きを変えたり、位置を入れ替えたりして乾燥を促進させるよう努力してみる。
それから部屋についているお風呂に入ってみた。ヒノキかな?。日焼けの部分にシャワーがかかると痛い。昨日は7分袖を着ていたので、腕の先だけ日に焼けている。時計の跡もくっきり。いかに日差しが強かったかわかる。昨日の天気からは想像できないが、曇ったり雨になると夏でも冷え込むと言う。平地と山の上とでも気候が変わるというので、昨日も傘と上着とウィンドブレーカーも持って行ったのだ。
窓を開けると、爽やかな風が部屋に吹き込む。そしてキューキューとさかんに海鳥の鳴く声が。いつもはの朝はスズメなどのチュンチュンというさえずりが聞こえるけど、さすが海の近く。カモメの声で起きるのも面白い。
朝食は昨夜と同じレストランで。連れがおかゆのさじを落としたら、こちらが何か言う前に従業員の方が替わりのさじを持ってきてくれた。大きな音がしたわけでもないのに、よく気が付いたな〜。

部屋に戻ると、ちょうど稚内からの第一便が香深FTに入るところだった。お出迎えの旗を振る桃岩荘の若者が見える。第一便から乗客が降りると、このフェリーはそのまま香深初の第一便になる。今度は、この便で発つ乗客のお見送りだ。桃岩荘の人たちは歌を歌い、踊って見送る。紙テープのお見送りをしているのは、民宿なぎさの人だろう。船に紙テープって、本物は初めて見たよ。船が動いても、港から離れるまで「いってらっしゃーいい!!」と叫ぶ。港の端まで走って追う。礼文に戻ってくること前提で、「さようなら」ではなく「いってらっしゃい」なのだろう。
自分が当事者だったら、感動するかも…。でも、これ一日何度もやっていると思うと、大変だなぁ。

9:40発13:10着の定期観光バスに乗る。
コースは、香深FT→桃岩展望台→桃台・猫台→澄海岬→スコトン岬。
FTに観光バスの切符発売窓口がある。窓口が開く前からすでに人が並んでいた。代金は一人3,500円。切符を買ってFTを出ると、隣の駐車場にバスが待っている。私達が乗るのはBコース。もう少し短いAコースの場合は2階建てバスになる。Bコースは桃岩展望台までの狭い道を通るので、2階建てではなく小型のバスで行くのだそうだ。
席に荷物を置いてからまだ時間があるので、トイレに行き、FT前のおみやげセンターに行ってペットボトルを買ってきた。おみやげセンターは7時から開いているらしい。
バスは一台では乗り切らない人数だったため、2台で出発した。
Bコースのバスに乗るなら左側の座席に座るのが良いと思った。左側に見るものが多かったのだ。礼文島を一周する道路はなく、島の片側だけ道路が通っているので、帰りも同じ道を通ることになる。だから右に座っても後から同じ物が見られるが、どうせならバスガイドさんの説明と同時に見たい。
桃岩展望台。昨日も来たが、天気が全然違う。下界は晴れていたのに霧が出て景色が見えない。目の前の桃岩さえ見えない。気温も低い。こんなこともあるんだ。ハイキングを昨日にして良かった。

バスガイドさんが花の説明をしてくれる。昨日歩いたときは、「あんまり花咲いてないなー」と思ったが、ガイドさんが「ほらこれはXX」「これはXX」と紹介していくのを聞くと、実はこんなにたくさんの種類の花があったんだと驚かされる。
バスの窓からだが、レブンウスユキソウも見ることができた。礼文町の花で、星のような形をしている。エーデルワイスの仲間だそうだ。礼文林道に行くとたくさん咲いているという。桃岩展望台周辺でも昔はたくさん見られたが、年々数が減っているそうだ。これはウスユキソウに限ったことではない。珍しい高山植物の盗掘が後を絶たないのだ。自然に生きているものだから、植え替えても育たないのに。
摘むことはもちろんだが、触るだけでもいけない。人間の皮膚の脂で植物が枯れることもあるそうだ。

バスで桃台猫台へ移動する。猫岩がさらに近く見える。ふり返れば桃岩。

向こうには地蔵岩。お地蔵さんが手を合わせているように見えるのだ。

駐車場に、ピザハットのバイクが停まっていた。ピザハットがあるのか?と思ったら、連れが言うには「単に中古のバイク使っているだけでしょ。便利なんだよ、ピザ入れる箱あると」と。なるほど。

見内神社を通過。
見内神社には悲しい伝説があるのだ。アイヌ同士の戦で礼文のアイヌの長が北海道本土に出発したとき、その妻セレナは海岸で泣きながらいつまでも見送っていた。そのうちに彼女は岩となってしまった。その岩を見ると悪いことが起こるというので、見ないで通る、見内神社として祭られたという。今は安産などの神様になっている。社の入り口が海の方を向いているのが特徴だ。

日食観測碑の前を通過。
やけにモダンなデザインだと思ったら、近年立て替えたものらしい。さらに、実際に日食を観測したのは碑のある場所ではなく、少し先の山の上だそうだ。でもそんなところに碑があっても見る人がいないので、今の場所に立てたとか。今でこそ花の浮島として名高い礼文島だが、有名になったのはこの日食観測がきっかけだったそうだ。

ガイドさんは礼文島、しかも私達が昨日歩いた知床出身だそうだ。おうちは漁師をしているとのこと。
昨日は今年初めての昆布漁があったそうで、一斉に舟を出したそうだ。ちょうどお休みだったガイドさんも早朝から手伝いにかけつけたという。一家総出で仕事するんだね。3時間で舟が3往復くらいするのが普通だが、今年は昆布があまりなく、一回舟を出しただけで戻ってきてしまった。不漁の年は加入している組合で保険が降りるということで、今日以降は各自採りたい人が採る、ということになっているそうだ。そうか、昨日は今年初の昆布を干していたのを見ることができたんだ。昆布は2年目のものを採る。来年の分の昆布はありそうだが、台風や日本海の荒波に流されてしまうことも多く、今あるからといって安心できないのだ。
ちなみに、昆布はたいてい一日干しておけば乾くのだという。そんなにすぐ乾くんだ〜。ただ、洗濯物と同じで日差しが強ければ乾くというものではなく、風もなければいけない。乾きが悪いときは引き続き翌日も干すが、風味が落ちるのでできれば早く乾燥させたいのだそうだ。風が強すぎると乾いて軽くなった昆布が飛ぶことがあり、よその家の昆布に混ざってしまうことがある。それを防ぐためネットをかけることがあるが、これも乾きが遅くなるのでできればやりたくないという。
また、地元漁師だからといって新鮮なウニを食べまくっているわけではないらしい。まず、ウニが好きでない人もいるし、おいしいところは商品にするので、白っぽかったりあまり甘くないものなどを煮付けや塩漬けにして食べるのだという。
海鳥の見分け方も聞いた。ウミネコは尾に黒い線があり、カモメより小型。カモメは尾は白い。海岸で座っているときは風に向かって並んでおり、風がなければバラバラの座っている。それで風向きを知ることができる。
やー、地元の人の話は面白い。
澄海岬(スカイ岬)に到着。旅行のパンフレットなどによく写真が出てくる所だ。

売店でタコの串焼きを買う。小さく切ったタコが4つほど串に刺さっていて、ちゃんちゃん焼きと同じ味噌だれがつけてある。ウニ丼も売っていたが、ウニはあるけどご飯がなくなってしまったそうで、買えない人もいた。午後の船で礼文島を出る人は定期観光のあと食事をする時間がないので、なんとか売店でウニを食べてほしいものだ。
売店のそばでは海鳥が餌を狙っているそうで、気をつけないと鳶に油揚げでなくカモメに串焼きになってしまう。売店の中で食べるようガイドさんから注意があった。
売店の向かいには「アトリエ仁吉(にきち)」という民芸品の店があった。礼文の花やお魚をモチーフにしたアクセサリーを置いてある。時間がなくてあまり見られず残念。
下の写真は昆布漁などに使う舟。

またバスで移動。。

スコトン岬。日本最北限の岬だ。名前が面白いね。アイヌ語だろうが、どういう意味なんだろう。もとはこの岬が最北と思われていたが、正確な緯度では稚内の宗谷岬が最北端。こちらは最北限と名乗っている。向こうに無人島トド島が見える。昔は礼文島からトド島にピクニックに出かけたりしたらしい。日によってはトド島からアザラシが遊びに来ていて、スコトン岬周辺で見ることができるそうだが、今日はいなかった。(FTへの帰り、途中の海で遊んでいるのが小さく見えた)
岬そばに民家があった。日本最北限の民家か。

日本最北限のトイレ。

売店では日本最北限到達証明書を買えるらしい。また、ウニの軍艦巻きも3つ1,000円で売られていた。私は茶色いトドが白いアザラシの皮をかぶっているぬいぐるみを甥っ子へのお土産に買った。実はこれ、特許をとったオリジナルがあるそうなので、言ってみれば類似品かもしれない。
久種湖を見つつ、戻る。バスガイドさんによると、今年は観光客が少ないのだそうだ。最近になって北海道本島の知床が世界遺産になり、そっちへ取られているせいもあるらしい。どうりで、フェリーも宿も空いていたし、山でも思ったより人に会わなかった。客側としては助かるが、4ヶ月で一年分暮らせる売上を上げなくてはならない観光業には痛い話だ。
年配のご夫婦が途中のバス停で下車していった。これから礼文岳を上るのだそうだ。
定期観光バスは観光名所を効率良く回るのに便利だし、プロの説明を聞けて勉強になる。ただ、やはり一箇所ごとの滞在時間が短くて慌しい。観光バスだけで礼文を見たら、ただ景色の良いところだという感想しか持たなかったかもしれない。昨日、4時間歩いて良かった。観光バスとフリーの観光とをうまく組み合わせることが大事だと思った。

ウニ丼はどこの店がおいしいんだろう。そう思っていたら、「よく聞かれるんだけど、どこでも同じ。礼文は同じウニを使っているんだから」とバスガイドさんが言っていた。そうなんだ。それなら迷わずにすむよ。ちなみにネットやガイドブックでは「酒壺」という店の名前が良く出ている。
香深マリンセンターの2Fにある、漁協のやっているレストランに行った。私はもちろんウニ丼。連れはシーフードカレーを注文した。
ここまできてカレー?と思ったが、これがおいしそう。大きなエビ2つ、ムール貝2つ、ホタテ1つがドカドカと入っている。かさ増しのためのイカは入っていない。これで1,000円コーヒー付きなら安いよ!なぜか写真を撮ってなくて悔しいよ!
このレストランでもチャンチャン焼きなど、焼き物も食べられる。
さぁ午後はどうするか。本当は元地海岸へ行きたいのだが、路線バスを使って行っても、この時間だと帰ってくるバスがない。タクシーは高いし。この近くの郷土資料館が面白そうだから、そこに行こうか。
すると、連れがレンタルバイクで、元地海岸へ行こうと言い出した。ひぇー!!私は自動車もバイクも運転したことがない。バイクの後ろに乗ったこともない。怖いじゃないですか、屋根も壁もないのに、人力でなく機械が進めちゃうんだよ!自転車の2人乗りなら平気だけど、バイクは怖すぎるよ!!
かといって…別行動もさみしい。何事も経験かもしれない。でも怖いよ。どうする、さあどうする自分!?
結局、レンタルバイク屋さんに来てしまいました。不慣れな運転で事故を起こす人がいるのか、「運転をしたことのない人、運転技術に不安な方ご遠慮ください」のような内容の張り紙がしてある。
私「運転大丈夫?」
連れ「限定解除してるっちゅーねん」
限定解除とは、大型バイクも乗れるということね。でもさー最後に運転したのが何年も前だっていうし、後ろに乗るのが私だからね〜。2人乗りって、後ろに乗る人も影響するんじゃないの?禁止事項として、「騒がない、しがみつかない、暴れない」と言われたが、全部やっちゃいそうですよ、かしら!
2人乗りできる125ccのバイク(スクーターというのか?)を借りる。ccってなんの単位すか?排気量ですか、そうですか。計量カップのccとは違うのかな…。
ヘルメット(フルフェイスではない)を渡される。えっ、もう乗るの?荷物を預けるために宿に寄るのだ。いいじゃん、すぐそこだから押して行けばっ。ぎゃー。ブーン。ひー。←「騒ぐな」と言われているので、心の中で叫んでいる。

宿の部屋に荷物を置いた。バイクだと風が寒いというので、ウィンドブレーカーを着込む。リュックも、両肩にかけるだけでなくお腹の位置のベルトまで締めた。左腕につけているCERTINAの腕時計を見た。時計屋のおじさんが、ライダー仕様だって言っていたな。転倒しても破損しにくいとか。初めてその価値を認識したりして。
私「ねぇねぇ、ヘルメットがぴったりはまらなくて、風で後ろにズレていくんだけど、かぶり方間違ってる?」
連れ「イヤ、それ以上はしょうがないよ。多分これ転んだとき役に立たないと思うよ。」
何ですと!?
あと、転倒したときはしがみつかないで手を離すようにと言われた。最悪の事態の心構えを告げられ、ますます怖気づく。転んでも頭と首だけは守らねば。でも、柔道の授業でも受身は苦手だったからな〜。
「はい、じゃぁ行くよ」「よ、よろしくお願いします」ブーン。ひー。←いちいちうるさい。
市街地を抜け、桃岩遊歩道につながる坂道を登る。ギューン。さすが、エンジン付いているから坂道も楽に登れるのね。昨日てくてく歩いた道を通り過ぎていく。午前中観光バスで通った道に入る。バスのときは気が付かなかったけど、急なカーブが連続しているんだ。曲がるときは身体を傾けるので怖いが、カーブのたびに「はい、曲がるよー」と声をかけてくれるので、なんとか気持ちがついていけた。
トンネルを抜け、坂道を下ると、左手に観光バスで来た桃台・猫台が見える。今回は右手に折れて進む。ほどなく元地海岸に到着。良かった。こ、腰が抜ける…。

この周辺はメノウ浜と言って、名前の通りメノウを拾うことができる。ただ、最近はメノウが少なくなっているらしい。メノウのように見えてもガラスが波で磨かれたものだったり。
浜辺には2、3組の家族連れやカップルがいた。メノウを探している人もいる。
その先へ歩くと、地蔵岩がある。近づくと、崖から離れたところに一枚だけ岩が突き出ているのがわかる。地蔵岩の手前で昆布を干している人がいて、観光客らしき家族連れがそばでその様子を見ていた。
地蔵岩の立て札の先は落石の恐れがあるため、立ち入り禁止になっている。確かに…崖にネットは張られているが、いかにも崩れそうだ。

海岸周辺には売店が何軒かある。漁師さんの店「佐藤商店」はネットでよく名前が出てきた。ウニ丼が食べられる。お昼もウニ丼を食べたし夕食前なのでどうしようかなーと思っていたら、メニューに「トド肉の串焼き」がある。これは、食べるしかない!
店の壁には小型ポラロイドカメラで撮ったメッセージ入りの写真がたくさん貼られている。ここに来たお客さん達のものだ。「ウニ丼おいしかったよ!」というメッセージはたくさんあったが、「トド肉おいしかったよ!」というのは一枚もなかった。
トド肉は黒っぽく、匂いも強い。思い切って一口。…うーん、ケモノの味がするわ…。ボソボソした食感だ。嫌いで数回しか食べたことがないがレバーってこんな味じゃなかったかな。ちなみに、トド肉を買うと「トド肉を食べた」証明書がもらえる。

民芸品の店もある。私は「リュウの店」でアクセサリーを買った。アイヌ模様や礼文の花をモチーフとしているが、デザインが洗練されている。民芸品というと素朴な作りのものが多いが、この店のものは現代的なアクセサリーパーツを使っていて、組み合わせもセンスが良く、情報誌とかで研究しているのかなーと思った。
店の正面にいる人はアイヌ模様の鉢巻をしていて、顔立ちもはっきりしているので、アイヌの人?と思ったが、アイヌはもう数が少ないと思うし、どうなんだろうと思った。
メノウ浜に戻ってメノウ拾い。何か拾うのって楽しい。多分これガラスだろうなーと思いつつ、キレイなので拾う。メノウっぽいのもあったが、連れが「おじいちゃんの入れ歯かもよ」と言うので、そんな気がしてきた。
砂浜と違って足元が小さな石なので、歩きやすい。波打ち際近くの石を拾おうとして、まんまと大きな波に足を濡らされてしまった。

メノウ浜そばにある公衆トイレに入ってから、帰途につく。あぁあ忘れてたけどまたバイク乗るのか。連れは、「このバイク軽いから風にあおられやすいね」とまた不安なことを言う。無事に帰れますように。ブーン。
「この景色も見納めだよ!」と言われたが、もうそんな余裕はないよ。バックミラーに、風を受けてハニワ顔になっている私が映っている。帰りは観光バスとすれ違ったり、下り坂が多かったりして、行きとは違った緊張感があった。
無事、レンタルバイク屋の前に戻ってきた。ふひー。バイクに乗る人にはなんでもないことだろうが、私にとってはこの旅行最大の冒険だったよ。バイクを返却した連れは「楽しかったね!」と言っていた。そうかい、それは良かったよ。
おみやげセンターでお土産を見る。礼文は稚内に比べてお土産が充実している。カニはないけど、昆布や干物関係、ウニ。お菓子もおいしそうかは別として、色々な種類がある。もちろん白い恋人などの一般的なものもある。マグネットや携帯ストラップもかわいい。礼文の花は絵になるので、そこが強みだ。

部屋の窓から見ると、昨日はあんなにはっきりと目の前に見えていた利尻富士が今日は見えない。天気は良くても、空気が湿っていて見えないのか。
今日は香深で花火がある。
礼文島では、8/7(日)〜8/10(水)まで、「礼文ふるさとまつり」が開催されている。4日のうち初日から順に船泊地区の花火大会、船泊地区の湖畔まつり、香深地区の花火大会、香深地区の海峡まつりとイベントが行われる。FTにも「ふるさとまつり」の幟が立っていた。
花火の時間は確認済みだよ。20:00からなので、食事は18:00からにした。どこで花火が打ち上げられるのか聞いて見ると、目の前の港なので、部屋から見られるという。へー。
この日の夕食のメニュー


花火の時間になって、港に人が三々五々集まってきた。室内の電気を消して、外を見る。
警備のためかパトカーも出ている。パトカー3台で、1台につき2名の警官。礼文町の警官がここに集結しているんじゃ?しかし人口密度が低いので、観客同士で場所の取り合いも揉めごともなくみなさん適当なところに座って、あるいは駐車場の車の中から、平和に花火を待っている。
花火開始。バスガイドさんの話では、昔は一時間やっていた花火も寄付が集まらなくなってきたため今では30分に縮小されたという。都会の花火と違うから期待しないでと言っていたけど、やっぱり花火は楽しい。客席から歓声や拍手が上がるのも良い。花火師は北海道本島から招いているのだろうか。
変り種は少ないけど、正しい花火を見た気がした。最後の花火を打ち上げたら、3発、音だけの花火を上げたので、これで終了と言うのがわかりやすかった。関東で見る花火は、特に終わりの合図はないので、いつ終わったのかはっきりしない。
花火が終わると、観客は速やかに解散した。みなとみらいのや山下公園の花火の後、会場から人が出られなくて列がうだうだ連なるのと大違いだ。混乱もなければいざこざもなく、警官も大声を上げて誘導したり制止したりしなくてよさそうだった。
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