友人を訪ねて、ニュージーランドへ遊びに行きました。
ロトルアで私たちが泊まったのは「B&B」と呼ばれる宿泊施設。昨日まで利用していたのは「モーテル」。モーテルは台所が付いているのに対して、B&Bはなく、その代わりに朝食が出る。「Bed & Breakfast」なのだ。モーテルはウィークリーマンション、B&Bは日本で言うところのペンションのようなものだろう。
可愛らしいインテリアのダイニングで朝食を食べた。しかし大食漢の私にはちょっと足りない量だった。出かけたら、どこかで食べよう…。
今日、どこへ行くかを二人で相談。当初ロトルアの有名な温泉へ行くつもりだったが、昨日のお風呂は温泉だったし、温泉に行くとしたらけっこう時間を食うのでパスして他へ回ることにした。日本から水着を持ってきた私は一体…。
ロトルアは観光の街なので、面白そうなものが色々ある。今日はロープウェイへ登ったあと、羊の毛刈りショーを見ることにした。それから夜までにオークランドへ戻る。
友人が雑誌を持っていた。「月間NZ」。現地の日本人向けのもので、日本語で書かれており、ニュージーランドの情報が載っている。
このB&Bは日本人向けの観光案内所も兼ねているそうだ。観光の情報をもらい、道も教えてもらって、さあ出発!ロトルア湖を眺めて、最初の目的地を目指す。街から街への田舎道は迷うこともないが、街の真ん中だと交差点などあってやっぱり分かり辛い。そうはいっても大都会ではないので、ちょっと悩んだけど、間違いなく行けた。
地図の縮尺ってあてにならない。割合からいってどう考えてもあと20分はかかると思ったのに、目的地にすぐ着いてしまった。あやうく通りすぎるところだった。入り口のところにロープウェイの絵の看板があって、わかりやすかった。
観光地に行くと、高いところに登りたくなるのは自然な心理のようだ。塔があれば上るし、ロープウェイがあればやっぱり乗りたくなる。そういえば中国でもあやしいリフトに乗ったっけ。
ゴンドラの中で写真を撮ったりしながら、やがて頂上。売店や簡単なレストランというか喫茶店?がある。ロープウェイのチケットでドリンクが一杯フリーになった(確か…)。トレイにカップを載せて運び、外のテーブルでお茶をした。あーいい眺め〜♪ロトルア湖が輝いているわ。…が、風が強い!私のティーバッグの包み紙が飛んでしまった!
そのあと売店でおみやげ物など見た。羊柄の布巾があったので、まとめ買いしてみた。頂上には他になぜか遊園地にあるようなアトラクション(名称不明、逆バンジーのように地上からびょーんと跳びあがるやつ…って説明難しいですね)があった。やるわけないけどその前で記念撮影してみた。
ゴンドラを降りてさあ帰ろうかと出口へ向かったら、降り口にいた係員に呼び止められた。見ると私達が乗るときに撮られた写真が絵葉書になっている!まぁどこへ旅行しても勝手に記念撮影&あとで買いませんかというのはあるが、いつの間に…。千円か二千円くらいだったろうか、高いので買わなかった。
NZと言えば、羊。NZを車で走っていてだいぶ羊は見慣れてきたが、やっぱり「羊の毛刈りショー」は外してはならない気がした。ロープウェイのそばの「レインボーファーム」で見ることができるらしいけど…と、思いっきり隣にあった!
駐車場から出て、地下道を歩いて道路の向こう側に総合受付兼お土産コーナーの建物がある。チケットを買うとイヤホンを渡された。時間になったので会場へ行き、席に座る。席にはイヤホンの差込口がある。イヤホンをつないでチャンネルを合わせると、ショーの解説を日本語で聞けるのだ。このサービスには各国語あり、この日は中国語だったか韓国語バージョンもあった。なかなかチャンネルが合わない。もたもたしていたらショーがどんどん先に進んでしまった。早めに席に着いておくことをおすすめします。
観客は屋根のある階段式の観客席に座っており、ステージは一番下にある。そこから先は屋外で、羊を放す牧場に見たてた緑の広場になっている。最初に牧羊犬が登場。そのへんに群れている羊たちを犬一匹が追いまとめるんだから大したものだ。私だったら羊一頭でも言うこと聞かせられないだろうな…。
イヤホンから聞こえてくる日本語ガイドは録音のものかと思っていたが、なんとリアルタイム翻訳だったようだ。観客席の端に日本語通訳の人がいて、ステージを見ながらマイクに向かってしゃべっていた。もちろんシナリオはあると思うが、各国語の通訳の人をショーのたびに呼ぶとは、人件費をかけているな…それだけ外国からの観光客が多いということだろう。
ステージに檻に入れられた羊たちが運ばれてきて世話のしかたなどを説明された。ストローのついたボトルで薬(実際は水)を飲ませるところなど見せてくれた。羊は迷惑そうだ…。それから一頭の牛が連れてこられ、また説明があった。乳絞りを見せてくれたが、プロがやるとかなり簡単そうに見える。普通はしっかり搾るために機械を使うようだ。牛にとってはどちらの方が楽なのだろうか…。続いて牛乳からバターやチーズといった加工品を作る方法など説明があった。
途中、クイズなど観客参加コーナーもある。私はこの時も息を潜めていたが、参加したい人は他にたくさんいるので、自分が当たる心配は不要だった。
そしていよいよ毛刈りショーがはじまった。毛を刈る担当はガイという白人男性だった。ちょっと太り気味なのかがっしりしてるのか、大きな身体をしている人だ。羊は最初いやがっていたが、押さえつけられて観念していた。こことここを持つと羊の動きを押さえられるとか、説明があったかもしれない。ともかく、羊は前足後ろ足を前に突き出し、お腹を観客の方に向けられた惨めな態勢にさせられてしまった。ガイさんがバリカンで毛を刈り始める。早さを見せるところがショーのポイントなんだろうけど、ちょっと雑なんじゃ…?刈り残しあるみたいだぞ。しかし1分前後ですべて刈り終わってしまった。あとで刈った羊の毛が観客席一列ごとに配られた。触ってみるとフカフカすべすべでそれだけでも暖かいような気がした。重かったか軽かったか…重要なことを忘れてしまった。
最後、観客のうち希望者がステージ前に出て子羊にミルクをあげた。ほとんどが子供とその親だった。自分も少し前までミルクを飲んでいたような小さい子供もいた。子羊たちはかなりお腹が空いているのか、すごい勢いでミルクを飲んでいた。あまりの勢いに怖がってなく子供もいた。イヤどこの国の子もかわいいものだね〜。
ショーが終わってお土産を見た。大きなフキンがカラフルできれいだ。蜂蜜や蜂蜜からできた化粧品、羊毛の衣類、コースターなど色々なものがある。んーでも明日はオークランドでお土産を買う予定だし、ここであまり買わないほうがいいかしら…と思った。が、実はオークランドよりもここのお土産物のほうが種類や品数の点で上だった気がする。オークランドにも何軒もお店はあったが一軒ずつが小さくて同じようなものをまとめて…というのは難しかった。大型のお土産屋さんに行くとあまり個性がなくしかも高額だった気がする。「お土産らしいもの」をまとめて色々買うならここで買っておくべきだったかもしれない(あくまで私の場合)。
それから地下通路で反対側に戻った。こちら側にはキウイを飼育している建物がある。NZの国鳥キウイ…現在は絶滅の危機に瀕している貴重な鳥だ。しかしNZって平和だからか?ペンギンもそうだけど飛べない鳥が多いのね。キウイはフラッシュの光に弱いため、建物内は撮影禁止。また、内部は照明はほとんどなく、かなり暗い。実物のキウイを写真に撮ることはできないので、入り口横にあるキウイの剥製を撮影しておいた。果物のキウイ・フルーツは鳥のキウイから名前をとったというが、確かに見た目が良く似ている。大きさは鳥の方はずいぶん大きい。
わくわくしつつ中に入ると、く、暗い…。大きなガラス張りの中に植物が植えられ木が置かれている。森を再現しているのだろう。この中にキウイが…しかし暗い上に物陰に隠れているのだろう、キウイは見当たらない。他のお客さんもキウイを探していたが、見つからないまま出ていったようだ。そんな…絶対見つけるよ。あれは…木のこぶかあ。あれは?違うよね、石か。かなりしぶとくガラスの中を覗きこんでいたが…もしかして、あれ???多分あれがキウイだね、と思える物体を発見した。友人も「そうだよ、きっとあれだよ。良かった見られて」と言っていた。確信がないので「見た」という気はしないが…ま、よかったよかった。
キウイの建物から出たところにレインボースプリングスという泉がある。かなりキレイな水でまったくにごりがなく底が透けて見える。こんなにキレイな水だと逆に生き物が住めないんじゃ…?と思ったが、魚が泳いでいた。
出発前、ペットボトルの水を買った。レジに持っていくと「いらっしゃいませ」と日本語で応対された。店員さんも日本人のようだった。
これから一路、オークランドを目指して出発だ。けっこう遠い道のりだ。しかし、交通量が非常に少ないので車がスイスイ走り、気持ちが良い。私は車酔いしやすいのだが、このときは車が停まったり曲がったりすることがなかったので、まったく酔わなかった。
町を走っているとよく売り家の看板を見かけた。中には夫婦の写真入りのものもあった。NZでは結婚とか子供が生まれたとか、生活の変化に伴って住む家も買いかえることが多いと本で読んだのを思い出した。
この日はパン屋さんのイートインスペースでお昼にした。友達がここのパンを前に食べたことがあるという。パンの数はそれほど多くなかったが店内がやけに広い。贅沢なスペースの使いかたをしているなあ。
紅茶を飲んでしまったせいかトイレに行きたくなった。途中のガソリンスタンドで車を停めて、トイレを借りた。…が、それだけではすまなかった…。
私はもともとトイレが近いので、立ち寄ったところにトイレがあれば必ず入っていた。特に旅先ではトイレ事情がわからないのでさほど時間が経っていなくても、行きたくなくても、トイレを見つければご挨拶に行っていた。友人は長時間トイレに行かなくても大丈夫なたちなので、「また行くの!?」と驚いていたほどだ。
あまり頻繁に車を止めると目的地に着くのが遅くなるため、わざわざ車を止めてトイレに行くことはなるべくしないようにしたが、「ま、次の機会でいいか」と思っていると「次の機会」までにものすごく行きたくなってしまうこともあるのだ。
自然というのは残酷だ。今日は移動距離がかなりある。町と町の間は2時間以上かかることも多い。高速に乗ってしまえば途中寄り道もできない。普段なら2、3時間くらい我慢できるのだが、「トイレがない」「行けない」と思う緊張感のせいか、ますますトイレに行きたくなってしまうのだ。イヤ気のせいだよ、トイレ行きたいなんて。だってさっき行ったばっかりじゃん。ほらつい30分前だよ。私は自分に言い聞かせる。食欲は満腹中枢だが、排泄だったらどこで認識するんだろう。最初のうちは、そうだよね気のせいだよね、やだなあ、と排泄欲中枢(勝手に命名)も同意してくれていたのだが、自分に嘘は付けない。やっぱり行きたい。行きたいものは行きたい。排泄欲中枢が反抗し始めた。
トイレに行きたいと友達にすぐには言えず(恥ずかしいからではなく、車を止めるのが悪い気がしたため)、私はしばらく自分の排泄欲中枢をなだめたりすかしたり、努力していた。そのため、友達の話も上の空だ。いつもならポンポン弾む会話も、一向にさえない。何か話しかけられても話題を展開させることができずに相槌ばかり。それも、状況が逼迫するに従って、「うん、そうだよねー」から「んー…」「ハハ…」と徐々に弱弱しいものになっていった。このころには私の頭の中には「水分でいっぱいになった膀胱」が思い浮かんでいた。水分が蒸発していくよう想像してみたが、私のイメージトレーニングは失敗したようだ。
意を決して私は言った。「あのさー。実は、さっきからトイレに行きたくて。けっこう本気で行きたい…」「えっ!」「だから無口になってたんだ、ごめん…」。そんな感じでトイレを探してもらうこともあった。
しかし、この日は何度となく危機が襲ってきた。もうすっかり日が暮れたころ、オークランドへあと少しかなというところでかなり耐えがたい波がやってきた。友人は、私が無口になってきたらそれはトイレを我慢しているのだ…ということを学習したらしい。「ごめん、また…」と遠慮がちに言うと、「探そう!」と車をわき道に入れた。ガソリンスタンドがあったので使わせてもらえるかまた聞いてくれたが、断られた。私以上に友人も焦っている。「ごめん…なんとか頑張るから」力なく言う私を、「あきらめることないよ!もう少ししたらレストランとかあると思うし、また聞いてみるよ!」と必死に励ましてくれる。
緊迫した車内。時々お店があるが、小さな店ばかりですでに閉まっている。もうダメか…。絶望的な気持ちになっていたそのとき!!前方に見なれた看板が。「マクドナルドだ…!」なんて懐かしい、赤い看板。マックならある、きっとある!車が停まるや否や、私は一足先に店に入った。どこだ、どこ…。「あっ、あそこ!!」続いて店に入った友人がトイレを発見した。あった…!「行ってくる!」「うん!」最後まで安心はできない。お掃除中だったら?前の人が長かったら?しかし、神は私に味方した。トイレには先客はなかった。私は生きている喜びを実感した…。
すみません、下品な話で。
さて、気がつけばここはマック。トイレだけして帰るのもなんだし、これからモーテルでご飯を作るのも面倒なので、夜ごはんを買って帰ることにした。
レジから少し離れたところからメニューを見て、うーん、どれにしようかなぁと迷っていると、レジのお姉さんの「とっとと決めやがれ」的視線を感じた。なんで?他にお客さんいないし、私たちレジの前にいるわけじゃないのにさぁ。メニューを見ると、「Smile $0」の表示はなかった。あれって日本だけなのか。
私はNZオリジナルの「キウイバーガー」にした。キウイバーガーといってもキウイフルーツが入っているわけでも、鳥のキウイに関係があるわけでもない。赤蕪のピクルスが入っているのが特徴で、その他は普通のハンバーガーと変わりはない。
明日はオークランドの町を歩き、明後日は帰国(私のみ)だ。そこで今日明日は空港に近いモーテルに泊まることにした。入国カードに私が書いた宿泊先「ゴールドスターモーテル」を目指した。ここは、初日にもし二人が出会えなかった場合の待ち合わせ場所だった。そんなことにならなくて良かった。しばらく走ると空港マークが出てきた。ことあたりだ。ちょっと道に迷うかな…と思ったが、けっこうすぐにゴールドスターモーテルの看板が見つかった。
受付で近くにスーパーがないか聞くと、場所を説明してくれた。「10minutes…」というのは聞こえたが、それが徒歩でか車でかがわからなかった。「24hrs 7days」というのを繰り返し言っていた。24時間営業年中無休かぁ。すごいけど、私たちにはあまり重要な情報じゃなかった…。受付を済ませると、クッキーをひとり2つずつくれた。思わず年甲斐もなくはしゃぐと、受付のおじさんが笑ってくれた。
車を駐車場へ入れる。が、両脇の車が大きくて、入れられない!途中まで入れたがその先動かせず、にっちもさっちもいかない状態になってしまった。「どうしよ、パニックでわからなくなっちゃった。どっちにハンドル切れば良いんだっけ??」私ごときに助けを求めるとは、わらをもつかむ思いなのだろう。「私、免許持ってないんだよ〜ごめん、わかんないよ〜」これまで色々お世話になっているというのに、こんなとき何の役にも立たない私…。心の中で祈るばかりだった。私の祈りが通じたのか(スミマセンそんなわけないですね)、車をなんとか動かすことができ、違う場所を探して車を停めた。
車から荷物を取り出して、部屋に向かう。これまでのモーテルは平屋だったが、ゴールドスターは木造2階建てのアパートみたいな建物で、私たちに割当てられたのは2階の角部屋だった。
私は宿に入るとまずはトイレとお風呂場を確認してしまう。なんとこのモーテルには浴槽があるぞ!ちょっと嬉しいけど…じゃあお湯は問題なく出るんだろうか?
のどが乾いたのでひとまずお茶にする。食器棚からコップを取り出すと、友人が「よく洗ってね」と言った。「そーだよねホコリかぶってるかもしれないし」と答えると、「や、それは平気だと思うけど、洗剤が残っているから」と言う。NZではお皿を洗剤で洗ったあと、流さずにそのままフキンで拭いて片付けてしまうのだという。なに、なんで?身体に害はないのだろうか。イギリスでも同じらしい。うーん、面白いなあ。
明日の朝ごはんなどを調達しに、スーパーへ向かった。しかし、なかなかそれらしい建物は見えない。本当にこっちでいいのか?と友人が不安そうに言った。「あ、受付のおじさん、10分とかなんとか言っていたよ。車で10分てことだったんじゃない」「車で10分?空港着いちゃうよ」等と話していたら、左手前方にスーパーが見えてきた。ほっ。スーパーの看板にも、「Open 24hrs 7days」と書いてあった。
わーいわーい。やっぱりスーパーは楽しいのう。
明日の朝ごはんをどうするか相談しあった。昼間買ったパンがある。友達が卵を持っている。でも野菜がない。ここで大量に買ってしまうと消費しきれないし…。検討の結果、トマトとマッシュルームを買ってオムレツを作ることにした。
そのあと、スーパーの店内をグルグルと何周もした。チョコレートや絵本や量り売りのナッツをお土産用に買った。しかし、広い。日本の、すれ違うのがちょっと大変なスーパーに慣れているのでなんとなく駈け出したくなる。
お菓子の棚の辺りで、中学生か高校生くらいの男の子達4、5人が何やらふざけあっていた。じゃれあってキャアキャア言っている。身体は大きいのに、行動がずいぶん子供っぽく見える。
そういえば家に電話していない。3日目に電話したが留守だった。そのあとは時差の関係で電話できるタイミングがなく…しかしいくらなんでももう5日目。まずいだろう。日本を出発するときから心配していた。何しろ友人との待ち合わせは空港で、NZでの連絡先はなしという状況だったのだ。連絡がないので、今ごろ誘拐されたか事故に遭ったと思っているかもしれない。スーパーに公衆電話があるかと思ったが、なかった。部屋に電話があったので、料金が高くなるかもしれないがそれを使うか。
帰り道は来た道をそのまま…と思っていたら、なんだか様子が変!えっ何?なんと、私たちの車はいつのまにかMoterwayを走っていた。単純な道だと思ったのに、どこで間違えたのだろう、私たち…。NZの高速道路は無料で、料金所などないから「ここから高速だな」とはっきりわからない。もちろん「Moterway」の緑の看板があったはずなのだが、見逃していたようだ。ボーゼンとしながらもそのまま夜のドライブを楽しんだ。
こうしてモーテルに戻った。私はさっそく電話を使ってみたが、かからない。外線の番号を押しても反応なし。どうして…?何十回とやってみたがうまく行かなかった。どうしよう、まずいよ〜。明日街へ出たらまっさきに公衆電話を探さなきゃ。
ちょっと心配ごとをかかえながら、夜の床についた。
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