スウェーデン見聞録

伯母の住むスウェーデンに、妹と行ってきました。

1999.07.11〜1999.07.17

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ストックホルムに出発

朝5時。
朝食はパンにチーズとハム・サラミだ。
涼しい。これでこそ「北欧」だ。
路面電車で「Central Station」へ向かう。
通常、ヨーテボリの「Central Station」からストックホルム行きの特急が出ているのだが、現在は工事中だそうだ。
そのため、「Central Station」からはバスで最寄りの特急の停車駅に向かう。

特急「X2000」

「X2000」…通信カラオケのような名前だ。
スウェーデンの新幹線のようなもので、ヨーテボリ−ストックホルム間を結ぶ。

車内でサンドイッチを食べた。
中身はチーズ・サラミ・玉子焼き。
妹はサラミが気に入ったようで、そればかり食べている。

約3時間でストックホルムの「Central Station」に到着した。
特急に乗るまでは涼しかったが、日が昇って、かなりの暑さになっていた。
軟弱な私は気温の変化に弱い。思わず無口になる。

交替式

ストックホルムには、旧市街(ガムラスタン)と新市街がある。
ガムラスタンは昔のままの町並みを残している。また、みやげ物店が多い。
観光地なので、ヨーテボリと違って、日本人が非常に多い。

王宮の中庭で衛兵の交替式を見た。
始まる前から、大勢が並んでいる。
楽隊の演奏が楽しかった。
中には女性も何人かいる。
来るときの特急の車掌も女性だった。
スウェーデン王室の跡継ぎ(皇太子にあたる人)は女性だそうだ。王子もいるが、女性が長子だからだという。

お茶の時間

歩き回ったあと、少し休憩した。
伯父はコーヒーが好きだ。
コーヒー以外の飲み物を口にしているのを見たことがない。
「コーヒーおじさん」というあだ名を持っているらしい。
思い出したが、スウェーデン人はコーヒー好きだと本に書いてあった。

観光船

観光船に乗る。

ストックホルム・カード
今夜の宿で「ストックホルム・カード」をもらった。
「ヨーテボリ・カード」と同種のものだ。これで割引になる。
ちなみにフィンランドには「ヘルシンキ・カード」がある。

船を待っている間、腕に「危機」と入れ墨(ペイントだろう)している女性を見かけた。
う〜ん。意味を知っている人間にとっては奇妙だ。
そういえば、友人が「Itarian Dress Shirt」と書いてあるTシャツを着ていたことがあった。
「イタリアンドレスシャツ」。
私が読み上げると、「よ、読むな!声に出して読むなぁ〜!!」と、相当動揺していた。

船に乗ると、各国語の案内が用意されていた。
…残念ながらこれ以降の記憶は欠落している。
船が出発したとたん、眠ってしまったからだ。

バイキング船で夕ごはん

バイキングの船を再現したという船上で食事した。
(ただし、船は繋留されている。)
食事もそんなイメージのものを出している。
サーモンかラムの2種類から選ぶ。
付け合わせは温野菜だった。
日本を出てからほとんど野菜をとっていない。
私が喜んでいると、伯父が自分の分も食べていいという。
伯父は野菜が嫌いらしい。
昼食で野菜サラダを食べたが、そのときも手をつけなかった。
北欧の食生活は野菜が少なく、栄養バランスが良くないと本にあった。確かにそのようだ。
生活習慣病は大丈夫だろうか。

絵を描く人

人だかりができているので、覗いてみた。
男の人がA3のケント紙にエアブラシで絵を描いている。
その前には、既存の作品が数点並べられている。
「宇宙」とか「異空間」をモチーフにしたものが多いようだ。
テープや電話帳を破いたページでマスキングしたり、厚く絵の具を置いたところにカッターで削ったりして効果を出している。
100krとある。1700円といったところだ。案外安い。

10分から15分くらいで完成。
人垣から歓声があがった。遠くから見ていると、勝手気ままに描いているようで、「どうやって収拾をつけるんだろう」という感じだったのに、立派な「作品」に出来上がっている。
「えっ、伯父さん、買うの?!」
妹と私は同時に声を上げた。
伯父は出来上がったばかりの一枚を手に入れていた。

蜘蛛騒動

ホテルの近くのカフェでお茶(と言っても伯父はコーヒー)を飲んでから、部屋に戻った。
ちなみに、繋留してある船がホテルになっている。

部屋に入ると、蜘蛛が大量発生していた。
5匹以上いただろうか。
私は虫というものは蝶だろうが、てんとう虫だろうが怖い。
普段なら、腰を抜かして声も出ないところだ。
そこへ妹が青ざめながらこう言った。
「長女なんだから何とかしてよ」。
そう来たか。
小さいときから「長女だから」と育てられてきたせいか、この言葉に弱い。 「自分がやらなくちゃ」と思わされてしまうのだ。
仕方なく、及び腰で蜘蛛の処理に向かう。
そうは言っても殺生はできない。 いくら長女でも、怖いものは怖いのだ。
そこで、そのへんにあるチラシの先に蜘蛛を引っかけて、窓の外に出す作戦に出た。
妹「ほらそこ!!」
私「こわいよ〜」(すでに「長女」の威厳はない)
妹「きゃー、あそこにも!!」
私「ちょっとは手伝ってよ〜」
妹「ぃやだよ!!」
…こうしてストックホルムの夜は更けていくのだった。

写真コーナー

※クリックしても、拡大されません。

ストックホルム全景
建物
王宮
ストックホルムは「北欧のベニス」と言われている。
建物に特徴がある。
王宮
王宮の楽団
衛兵隊
駅付近の景色
楽団。
衛兵隊。
向こうに駅が見える。

 

〜つづく〜


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