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まずは「あ」の行から。 |
| 「あしてぃびち」 |
豚足のことを「あしてぃびち」と言う。沖縄では豚肉のほとんどを料理して食する。この足てぃびちは、じっくり煮こんで脂肪分を取り除き、ほとんどゼラチンと化した料理だ。おでん風にして食べるのが一般的である。何かに豚のゼラチンは血液の流れを良くする働きとか、コレステロールを下げるとかの働きがあると書いてあった・・。だから、沖縄のお年よりは元気なのだ。長寿料理のひとつなのであります。
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| 「あいっ!」 |
感嘆詞。自分の意に反する物事への驚きとか、怒りとかを表す。
例えば「あいっ!なんで、あのタクシー。手上げたのに止まらないサー」と使う。「あいっ!誰ね。このコーヒーこぼしたのは」とか「あいっ!このゴーヤ-、とっても大きいサー」というように使うのだ。「あげっ!」「アジぇっ!」ともいう。中国じゃないが「あいやー」という単語も日常的な会話に出てくる。これは思うに、中国伝来ではないか。沖縄は昔、琉球と言う一王国であった。そのころは、中国、韓国、台湾はもちろん、遠く東南アジアから中近東当たりとも盛んに貿易を行っていた。そうした背景を思い浮かべて言葉を知ると面白い。
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| 「あきさみよー」 |
「あいっ」に近い表現だが、もっとどぎつい。もうどうしようもない状態をいう。「あきさみよー!、このワラバーター(くそガキ共)は、こんなに散らかして」などのように、私は怒っているんだぞー!の意味だ。
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| 「あちこーこー」 |
とってもアツアツの状態を言う。「このそば、アチコーコーだよー」。ちなみに「こーこー」というのはどこからきたのかは不明。
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「あちさん」
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これも暑い・熱いの意味。「今日はあちさんやー」(今日は暑いね)、「このお茶、あちさんど−」(このお茶は熱いよー)と使う。
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| 「あめりかー」 |
アメリカ、アメリカ人のこと。ちなみに沖縄県人は「うちなー」(正しくはうちなーんちゅ)だし、本土の人は「やまとぅー」(正しくはやまとぅーんちゅ)だ。やまと=大和(日本)である。「やまとぅ」の「とぅ」は英語のtoの発音だ。余談だが沖縄用語で「〜する人」を表す場合、英語と同様に語尾に「−er」をつけて表す場合が多い。例えば「掃除をする人」は「掃除をする」の「する」が「さ」に変化し「er」を付けて「掃除さー」となり、「掃除をする人」を表す。この辺は日本語と違うところ。
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| 「あめりかゆー」 |
かつて沖縄がアメリカに統治されていた時代を「あめりかゆ」という。「あめりかゆ」とは「アメリカ世」と書く。世は時代の意だ。ちなみに現在は「やまとゆ」(大和世)である。アメリカ湯という風呂屋があるがこれは別。
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| 「あいすくりん」 |
国道を走ると、ビーチパラソルの下で「アイスクリーム」を売る少女達があちこちにいる。うわさの「アイスクリン」だ。さっぱりとした懐かしいアイスクリームの味に感動すら憶える。「アイスクリン」売りの少女達は大抵が中学生のアルバイト。日中一人で売り子をしている姿に何故か可哀相な気もするのは、筆者だけか。
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| 「あがー」 |
痛い! の意味。いたずら好きの「はんだや−ワラバー」(鼻たれ小僧)の頭をコツンとやると、「あがー!!」と言う。
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| 「あがり」 |
沖縄では「東」を「あがり」と言う。「西」は「いり」と読む。何故か?それは太陽が上がるのが「東」だから「上がり」で、陽が沈むのか「西」だから「入り」だ。何とロマンチックな読み方ではないか・・。
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| 「あばさー」 |
「針千本」という魚をご存知だろうか。ふぐの一種であるが、この魚を釣るとぷーっと膨れて身体中に針を出す。沖縄ではこの「あばさー」の皮を剥いて、味噌汁にして食する。「あばさー汁」という。ふぐの一種だから味は大変美味であるねー。是非食べて欲しい。
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| 「あーさ」 |
「アオサ」という海草の一種。沖縄の海岸の岩にへばりついている海草だ。これをひとつひとつ取って水洗いしたものを太陽に干す。この「あーさ」は水で戻して味噌汁の具にする。我が家では白味噌仕立てにして味醂を加える。これがまた美味い。澄まし汁仕立てにしても美味い。
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| 「あり」 |
「あり」「くり」「うり」という言葉がある。日本語で言う「あれ」「これ」「それ」だ。「あれもこれも」は「ありんくりん」と言う。
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| 「あま」 |
「あそこ」の意味。「ここ」は「クマ」という。
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| 「あちゃー」 |
明日ということ。ちょっと何かを間違えたときも「あちゃー・・!」という。ちなみに今日は「ちゅー」だ。
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| 「あきさみよー」 |
びっくりする様。なんだこりゃ!! って感じ。「あきさみよー、もうでーじ」と使う。「でーじ」とは大変ということ。「ありゃまぁ!もう大変!!」という意味になる。
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| 「あーてぃーはーてぃー」 |
とっても慌てて大急ぎの様。早く何かをしなさいと言うとき「あーてぃーはーてぃーしぇー!!」と言う。「しぇー」は「せー」の意味だ。「せー」は「せよ」の命令形。あー難しい・・。
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| 「あんだーんす」 |
「油味噌」・・・、豚肉を炒めて味噌と混ぜ合わせ、少々の出汁と砂糖で味を整えたもの。ご飯の上に乗せて食べるとすごく食が進む。沖縄でおにぎりを頼むとほとんどこの「あんだーんす」が入っている。
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| 「いちゃんだ」 |
金銭的に「ただ」無料ということ。
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| 「いまいゆ」 |
取れたて魚「生の魚」のこと。「いま」が「生」なら「なま」は「今」の意味。分るかナー!
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| 「いったー」 |
あんた達、という意味。複数形だ。単数になると「やー」である。ちなみに家も「やー」だから、話の流れを良くつかまないといけない。反対の「我々」は「わったー」となる。
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| 「いっぺー」 |
たくさん、とってもという意味。「とても有難う」を「いっぺーにへーでーびる」という。「にへーでーびる」・・んー?
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「いしがんとー」
(せきがんとう) |
「石敢當」と書く。三叉路や店先に石に刻まれた「石敢當」が目に付く。詳しくはないが、風水思想から来ているのだと思う。「石敢當」とは昔の中国の武将の名で、向こうからやってくる魔物から守ってくれるというものだそうな。風水的に見て、交通事故の多そうな場所、営業上あまり良い場所といえないところなどに置かれる。ちなみに「しーさー」という二対の獅子が沖縄ではポピュラーだ。「しーさー」は屋根の上に置かれ、幸せを呼び又、幸せを離さないと言われる。ある種の魔よけである。
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| 「うーじ」 |
「砂糖きび」のこと。季節になると農家は総出で「うーじ」を刈りに出る。これを「うーじどーしー」という「どーしー」とは倒すということだ。離島では「うーじどーしー」の人手が足りず、本土からわざわざアルバイトに来る青年男女がいる。それでやっとこさ「うーじどーしー」が出きるのだ。昔は韓国台湾から季節労働者を雇っていたくらいだ。
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| 「うがなびら」 |
拝なびらと書く。「こんにちは」を「ちゅう(今日)うがなびら」という。今日と言う良き日に手を合わせ、幸せを祈りましょう」という何とも素晴らしい意味ではないか。
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| 「うみんちゅ」 |
海人と書く。字のごとく海の人、漁業に従事する人々のことだ。「うみんちゅ」は真っ黒に日焼けして筋骨隆々として、いかにも海の男を感じさせる。最近は夏ともなるとどこからか沸いてくるにわか海人の「ないちゃー」が多い。「うみんちゅ」のごとく海を我もの顔にして、女のこをナンパしまくっている。
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| 「うちなー」 |
沖縄のこと。おきなわが「おきなー」になって「うちなー」に変化したと思われる。ちなみに沖縄のひとは「うちなーんちゅ」だ。「うちなー」が沖縄の「ひと」を表すことも多い。
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| 「うーまくー」 |
いたずら好きというか、乱暴者というか、そう言うのを「うーまくー」という。なんかうーまく言えないな、なんちゃって!!
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| 「うーとーとー」 |
漢字で書くと「御尊い」と書くんだな、これが。んで、どういう意味かってーと、神・仏を拝むことを言うのです。神・仏は尊いのです。いつの世も。
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| 「えんだー」 |
沖縄の若者の間で「エンダー」と言う言葉をよく耳にする。これはA&W
の略語だ。A&Wというのは、アメリカ資本のドライブインレストランのこと。車をパーキングに停めると、各パーキングブースにマイクとメニューが設置されていて、運転席から注文が出来る。と、そこへウェイトレスが注文品を運んでくるという仕組みだ。このA&Wは随分昔から沖縄にはある。本土のファーストフード店にはない「沖縄の中のアメリカ」である。若い男女のデートの場所でもある。
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| 「Aサイン」 |
沖縄が復帰前のアメリカ世だったころ、米軍が今の保健所のごとく飲み屋を徹底チェックして、衛生的にも環境的にも優れたバーなどの店舗に「Aサイン」という看板を与えた。要するにハイクラスのバーということだ。そのバーには、将校たちが毎夜毎夜繰り出しては沖縄の一夜を過ごしていたのだ。大和世になって、その看板は骨董品と化した。
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| 「Aランチ」 |
これもアメリカ世のころ、レストランに入るとどこもかしこも「Aランチ」「Bランチ」という定食があった。「Aランチ」には、豚カツにソーセージ、ハンバーグ、目玉焼きなどがライスと共に大皿に盛られて出てきた。もちろんスープ・サラダ付きである。ある種のフルコースである。それを子供ごころに一番上等の食べ物だと思っていた。懐かしい時代である。
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| 「おりおん」 |
オリオンといえば、「オリオンビール」だ。国産ビールがいくら攻勢を掛けようともシェア−80%の純沖縄産ビールの勢いは崩せない。そう、沖縄では県産品愛用の運動・習慣が根強い。地場産業を守るのは地元民の努めだ。
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| 「おじー」「おばー」 |
おじいさん・おばあさんの意味。年寄りに「おじー」「おばー」と親近感を込めて呼びかける。そうすると「なんねー」と返ってくる。
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| 「おきなわそば」 |
沖縄のそばは小麦粉にかん水で作る。昔はガジュマルの木の木灰を水に入れ、その上澄みを小麦粉のつなぎに使っていた。いまでは量産が出来ない手打ち麺なのだが、おばーの手打ちのそばを食べると、やはり美味い。 |
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