ニコンに取り憑かれた私がどうしても手にしてみたかったレンズです。その理由(わけ)は、「ライカ用ニッコール50mm F1.4」のページを開いていただければ解ります。私たちの年代以上の方々が憧れた垂涎のレンズなのです。
ツァイスレンズの性能が広く世間に知られるようになったきっかけは「あなたのカメラの鷹の目」というコピーとともに登場した「テッサーF6.3」でしょう。
1902から数年でF3.5まで明るくなったテッサーは、その後数十年に渡って上流階級層を中心に愛用されることになりました。
コンタックスの開発と同時期に、専用レンズの開発がスタートしました。「交換」を前提としたバヨネットマウントを基本設計とし、すでに名声を得ていたツァイスの交換レンズを、先を越されたライカに対抗する最高のアドバンテージにするためでした。
まず、すでにルードリッヒ・ベルテレが開発していた撮影機用のゾナーを35mm判カメラ用に仕様変更し、ゾナー50mmF2、50mm1.5を完成させて全6本の専用レンズを揃えたのでした。
翌1933年、広角系、望遠系を網羅する全10本の交換レンズが揃った当時の宣伝コピーは、交換レンズの豊富さをセンセーショナルに強調しています。
こうしてコンタックスは「ツァイスの交換レンズを備えたカメラ」として名声を得たのです。
ちなみに、当時の日本光学がゾナーのF1.5を意識して、ニッコールF1.4を製作、0.1の差で世界一明るいレンズとしたのです。
まだまだ続きます・・・・。
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