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1941年、ルーマニアのカルパチア山脈・ディヌ山道。寂れた山村に到着したナチスの部隊は、昔からあるという古城「キープ」を駐屯地に選ぶ。「キープ」の壁面には108のニッケルの十字架が取り付けら、威容を誇っていた。
年老いた古城守は、部隊長に「キープ」に留まったものは皆悪夢にうなされて逃げてしまうので駐屯は止めたほうが良いと諭すが聞き入れられない。城は不思議な造りをしていた。大きな石は内側に用いられ、外に向うに従って小さくなる、通常とは逆の構造をしていた。
夜、守衛をしていた兵士は、数ある十字架の中でひときわ輝く一つを見つける。 十字架は銀で出来ていると兵士たちの間で噂されていた。仲間を呼び輝く十字架を取り外すそうとする兵士。だが、十字架は固く取り付けられており壁の石もろともはずれてしまう。兵士はさらに奥で輝く十字架を発見するが、触れると座の石ごと先へと落ち込んでしまった。石の落ちた先には広大な空間が広がっており、何者かが現れ兵士二人は謎の死に方をしてしまう。
ちょうどその時、ギリシアのピレウス港では突如光が体内に宿った謎の男がルーマニアへと向かうべく、船を当っていた。
部隊には既に5人の被害者が出ていた。移動の許可も下りずなす術の無い部隊の前にナチス親衛隊が到着する。村人達をパルチザンとして射殺する親衛隊。部隊の被害者は村人の抵抗であるというのだ。関係ないと進言する駐屯部隊長であったが一向に意にしない親衛隊隊長。
駐屯隊長は焼き尽くされた5人の変わり果てた姿を見せ、人間の仕業ではないという。しかもキープの壁面には謎の文字が刻まれていた。文字は古代のもので、研究していた学者はユダヤ人であるというだけで既に収容所に送られてしまっていた。事件を解決する為、学者を償還する親衛隊長。学者は難病に苛まれ車椅子で生活しており、付き添いの妙齢の娘と共にキープに到着、早速文字を解読する。文字は既に使われなくなった文字で”我を解き放て”と書かれていた。
事件の解決を迫る親衛隊長と方や二人に気を使う駐屯隊長。
学者である父を手伝うべくキープ内を一人で動く娘。そんななか彼女は親衛隊員に暴行を受けてしまう。しかしキープ奥より迫る謎の煙に取り込まれ、兵士は惨殺され彼女は父の基へと届けられる。煙は不気味に赤く輝く目を持つ異形の存在、自らに手を貸すよう迫り、見返りに力を与えようと言う。ナチスへの恨みから承諾する学者、悪夢のような一夜が過ぎると父の病が全快している事に気がつく。
異形の存在はいったい何者なのか、目的は。一方、ギリシャを出発した謎の男は単身山中をキープにむかっていたのであった・・・。
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