北海道編4
9月20日(火)
蛍が『腹減ったコール』あるいは『自由にしろコール』を3〜4時間おきにするので、そのたびに目が覚めました。純はそのたびに箱の前まで行って睨んでいました。
だんだん純も思い出してきたのか怒られるからなのか、蛍を苛めなくなってきました。
旭川〜富良野の移動をする時、地図にない道に入って行ったらものすごい道でスタックしそうになってしまいました。しかし、その後、人家の方に行ったら、千代ヶ岡駅のすぐ裏手に出てしまいました。マップルのばか!(しかし、後から考えるときっとこの時もファジーナビの【む】が地図を見誤っていたのではないかと・・・)
ずっと雨なので猫達も外に出してあげられず気の毒。
9月21日(水)
天気が悪くテカポも直せないので、旭川方面へ移動開始。
純は眠ると何をしても起きないけれど、蛍はちょっと触っただけで目を覚ます。
しかも抱かれるのを極端に嫌がるので、もしかしたら蛍の骨折の原因は人間にあるのかしらと考えたりしました。
サンバースト主催の魚野川ツアーに備えて、ドライスーツ、又はウェットスーツを探しに石井スポーツへ。
あるにはあるけど、バイクのツナギのようなごたいそうなのしかなく、どうしたものかと考え込む。
3本の川の合流地点の旭川、『川のおもしろ館』を覗きました。
が、どうも対象年齢が小学生のようで、途中で逃げようかと思いました。
当麻のキャンプ場へ。
ここも3年の間に随分変わった。
始めて来た時は営業期間前だったため、利用料0円、山になっている薪は使い放題でした。お言葉に甘えて二人しかいないキャンプ場で思う存分焚き火をさせて貰いました。
9月22日(木)
やっと晴れたのでテカポ修理の仕上げ。
ギプスみたいになっている部分をカッターとヤスリで削り、元々の木の太さにする。堅いものなのでカッターの歯はボロボロになりました(泣)。
蛍が下痢をしている。寒いのか?
一方純は木登り、トンボ捕りと実に活動的。
キャンプ場の駐車場で炒飯を作っていたら、それに見とれた車が止まり損ね、縁石にナンバープレートをガリガリとこすっていました。あまりいないものね、駐車場で料理する奴(笑)。
大雪めざし午後から移動。
大函ダムの辺りで鹿5頭発見。
大雪ダムで焚き火。やっぱり焚き火はええですねぇ。
サンバーストに魚野川ツアーの装備を問い合わせました。やはり、ウェットスーツは必要とのことなので岩手に帰る前に購入しなければ…。
9月23日(金)
寒い。
北見でカヌーショップを探す。一応、ドライスーツもウエットスーツも置いてあったけど、定価だったのでやっぱり札幌の石井スポーツに行くことにしました。
またしても『こがねちゃん弁当』を見つけ、のり弁の魔の手にはまってしまいました。
見かけるたびにのり弁を買って食べていたのです。
ホームタウン弟子屈へ。
純が木登りをして高い細い枝のところまで行ってしまい降りられなくなりました。下に行って「じゅーん、おりといで」と言うと足を滑らせて落ちてきました。
蛍は相変わらず下痢が続く。動かない…。
もしかして、牛乳のせいかもと思い、大好きな牛乳を飲むのを我慢させました。
屈斜路湖の砂湯キャンプ場は、シーズンオフなので電気はつかないけど炊事場の水は温かくてありがたい。
9月24日(土)
蛍の下痢は見事に止まりました。しかし、ここで終わりにしないのが【む】。本当に牛乳が悪かったのか確認するため、また蛍に牛乳を飲ませました。だって本猫は好きなんだもの。
途端に下痢。はい、分かりました。もう飲ませません。
日高の辺りを通って札幌方面へ。
しかしまあ、よく造ったねぇという感じの国道。山脈を突っ切るというのは大変なことです。
9月25日(日)
大雨の中、札幌目指してひた走る。
石井スポーツでウェアを見るが、そんなに安くないので唖然。しかも、【む】に合うサイズがない。
手持ちのお金が足りないので郵便局を探しました。
全国どこでも、どんな小さな郵便局でも(簡易郵便局じゃない限り)CDが使えるのってすばらしい!
ハローズに寄ってみたら【む】に合うサイズのウェアがあったので迷わず購入。
【と】の分は石井スポーツに戻り購入。
真駒内公園に行き、落ち着こうとしたけれど水が見当たらず西岡公園へ。
9月26日(月)
朝起きると近くに車内を寝泊り仕様にしているおじさん発見。
渋滞が嫌なので早く家を出て、この公園で一眠りしてから出勤しているとのことでした。
シガーソケットから電気を取って充電し、蛍光灯等を付けられるようにするバッテリーがあることを聞いて、ぜひ入手しなければ、と決意。なにしろ私達は車内灯しかないので、バッテリー上がりが怖くて日が暮れるとほぼ同時に寝る生活。健康的といえば健康的なんだけど。
支笏湖へ。透明度がかなり高い、きれいな湖。
テカポを組み立て、買ったばかりのウェアを着てものものしい感じで漕ぎ出しました。やっぱりウェットスーツを着ていると寒くないのね。感動的。
わざと水に入ったりしてウェットスーツの威力の確認。
それにしても、ものものしいぞ、私達ってば。
車の後ろのハッチで挟まれそうになったらしく、小心者の純が元気がない。なぜか蛍まで一緒に打ちひしがれている。なんなんだ?
9月27日(火)
小雨の中、朝から元気に支笏湖へ漕ぎ出す。
沈しないから普段着でいいやとスウェットやジーンズで出かけたのですが・・・。
潜水艦ごっこ(風で波が出たのでその波に向かって突っ込んで行く)をして遊ぶうちに2人ともずぶ濡れになってしまいました。昨日ならいくら濡れても良かったんだけどね、今日はね・・・(苦笑)
雨も止まないのでそそくさと撤収。
洞爺湖目指す。
何年か前にバイクで来た時にも入った、ログで出来たドライブイン(?)でまたしてもトイレ借用。トイレの入り口にグランドピアノが置いてあるなんてここぐらいなもんですな。
洞爺湖近くで土の山を発見し、「なんだありゃ?」とびっくりしていたら、ちょうどその時目の前に『昭和新山』の看板が。
「あれって昭和新山らしいよ」「うそ、だってただの土の盛り上がりじゃん」こんな会話をした私達をお許しください。
せっかくだから近くまで行ってみたけど土産物屋が軒を連ねていたので、こういうとこが苦手な私達はUターンし、隣の空き地から湯気を上げている昭和新山を拝ませていただきました。畑が噴火するとこうなるのかぁと感心してしまいました。
『かんぽの宿』で入浴しようとするが、高かったので却下し、銭湯を探しました。偶然、電話していた場所の斜め前に町営温泉があり、迷わず突入しました。できたてらしくきれいでした。
9月28日(水)
車を車検に出すため岩手に帰ることに。
とりあえず明日のフェリーの予約をし、函館まで移動するつもりがお昼過ぎには着いてしまい、そのままフェリーのキャンセル待ち。
しかし、次のフェリーがトラックだけ乗せて出てしまったので、激怒して窓口に行ってみると同じように激怒したおじさんがたくさんいて、中でも名古屋弁でまくし立てているおじさんは迫力ありました(笑)。その次のフェリーには無事乗れました。
さらば、北海道。約1ヶ月半お世話になりました。
純と蛍はキャリーバッグの中で留守番。・・・のはずが、下船時、車に戻るとなぜか2にゃんことも床でのびていました。力ずくでキャリーバッグを開けて出たらしい。おそるべし、猫力。
9月29日(木)
十和田湖へ。
奥入瀬は相変わらずきれいでした。
歩いていると栗まんじゅうのような形の木の実がたくさん落ちているので、栗まんじゅう好きの【む】は両手いっぱい拾いました。食べられるわけじゃないんだけど…。(後の調査で栃の実と判明)
車に戻るとさっそく木の実を見つけた猫達が寄ってきて、じゃれ始めました。よく転がるので猫心をくすぐられるらしい。
昼に食べたウインナーか賞味期限1日過ぎてたドーナツが悪かったのか、2人してお腹を壊す。安比のトピア温泉までの道のりはそれはそれは長―い長―いものでした。脂汗かきながら受付済ませました。
お腹もすっきりし、脂汗もさっぱり流した後は岩手山の焼け走りへ。【む】が10数年見ないうちにレストランやら天文台やらが出来ていて、驚きました。
でも、シーズンオフで人気はないので泊まることに。
9月30日(金)
夜中に純と蛍のトタパタで目が覚め、そのまましばらく起きていたらコツンコツンという音。
「純は?」「シュラフの中」「蛍は・・ここにいる・・・」ってことは・・・一体何者?
人里離れているから熊が出てもおかしくはないし・・。ひぇ〜〜、熊遭遇か?と恐怖におののいているとパッカパッカとひづめの音。どうやら鹿さんが見なれない奴がいるので突ついてみたらしい。驚かせないでくれぃ。
【む】の実家へ到着。
車検に備えて、フローリング仕様の車をばらし後部座席をつける、気の遠くなる作業が待っているのです。
この後、車検、内部の更なる改造に1ヶ月を費やし11月になってから南下を始めました。
つづく