2007年8月6日(月)  渡辺なるみ
タイトル:天まで届け〜 スゴロク:夏4 花火大会どっかーん…どっかん?
強制……補習……ぐったり…が終わって下校しようとすると、
教室の後ろから野太い艶声が。

「アタシ、花火したーい☆」


またか!!


学習合宿中も花火はしたけど、長い時間はやれなかったのよね。
あのときは次の日の朝の起床時間が決まってたんだから。
そんな思いもあって、賛成者多数。


一旦、買出し組みを編成して、待つことしばし。

「ただいまー!花火買ってきたど〜」
という声にみんなで集まって袋を覗くと…

ロケット花火か線香花火の二択。

ま…花火…よね……

打ち上げ花火が山ほどじゃないだけまだエライと思わなきゃダメかな。
一瞬みんな固まったけど、気を取り直していざ校庭へ。


ロケット花火は、お決まりのように、火をつけたら空に放り投げるんだけど…


ピューーー…「わあーーー!!やめてよー!」

ピューーー…「ぎゃあーー!!燃えるーー!」


タイチくん、どうして花火の向かう先にいつもいるの…?
追跡機能が付きとか?
甘い匂いに反応するとか…?

それはそれとして、わたしはおとなしく線香花火に専念することにしたの。
「ね、なるみちゃん…終わっちゃった花火ってどうする?」
わたしと同じく、ちりちり小さい火の玉を楽しんでたサキちゃん。
「ん?どうしようね」
わたしたちの足元には、既に何本か終わった線香花火が散らばっている。

と、そこに田辺ちゃん。
「なるみ、それはこうするのよ!」
ささっと落ちていた線香花火の紐を集めて、さらに乾いた小枝も集めてくる。
手早く組み木を作ると、線香花火の紐に着火用のロウソクから火を移して入れた。

「ほーら、これでなくなるでしょ!」
「わー」
得意げな田辺ちゃん。サキちゃんも手を小さく叩いてる。
……でもなんか、違くない?

「え、なになに、焚き火?」
「おれの花火も燃やしてくれ〜」

見る見る間に大きくなる、焚き…火。

「おお、キャンプファイヤー!!」
「薪だ!みんな、薪を集めて!」
「燃ーえろよ燃えろーよー!炎よ燃ーえーろー!」
「火ーの粉を巻き上ーげー!!」


見る見る間に大きくなる、合…唱。


なんか、違くない??

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2007年8月6日(月)  瀬田一
タイトル:鞄の中にはスプレーが二つ。
     もひとつ叩くと・・・
スゴロク:夏10 制汗スプレー
補習の休み時間。

ジリジリ・・・ミンミン・・・

「夏ですねぇ。」
とサキちゃん。

「ナツねぇ。」
と山さん。

「夏といえばね、」
となるちゃん。


「わたし、昨日見ちゃったの。」


声を潜める。
なんか嫌な予感。


「夏になって生あたたかい風が吹くと、出るって言うでしょ。」


声潜めないで話して。
いや、むしろ話さないで。


「この教室の、ちょうど山さんが居るあたりかな。昨日ね、出たの、」


ずざっと青い顔をした山さんが飛びのく。


「ゴキブリが。」


って、Gかい。





つーわけで、本日持ってきました。泡で固めるバ○サン
泡で包んで固めて死骸も見ずポイ出来る優れもの♪
ただ、缶にGのイラストが描いてあるのが難点かな。
見たくないから泡で固めるんだから、缶にも描かんでくれ。
けどまぁその辺は抜かりなく、家で缶にはキレイな包装紙を巻いてきたけど。

休み時間、おれが次の授業の予習で忙しくしていると、
「瀬田。悪いけど制汗剤貸してくんねぇ。」
と、安藤。
サキちゃんのことを聞いて以来、安藤とはちょっと仲がいい。
「鞄の中。勝手に取って使って。」

教室後ろのロッカーに向かう安藤。
しばらくして、教室後ろから爆笑が聞こえてきた。


振り返ると、ロッカー前に白ランを脱いだ安藤が。


白ランを脱いでタンクトップになった安藤が。



安藤の脇にマシュマロが付いてる!!??



お・・・おれは何にも知らないよ・・・?

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2007年8月10日(金)  山手真海
タイトル:知らなくてもいいこと。 スゴロク:40 男の子の秘密
先週、水撒きをしたために教頭の愛車を泥まみれにした罰掃除が、やっと今日で終わったの…。
半ばぐったりしながら、下校しようと教室に戻ってきた時、ロッカーの前に小さな人影を見つけた。

「…あら、コータじゃない」
呼ぶと、コータはちっちゃい体をびくッ!と震わせた。
ナニこそこそしてんのかしらー?
ちなみに、コータはクラス1背がちっちゃいから、アタシと並ぶといつも「凸凹コンビ」って言われちゃうのよね。
近寄ると、コータは何かをさっと背中に隠した。
めざといアタシは、
「うふふ、ナニ隠したのかしらー?コ〜タ〜」
て、不適な笑みでそれを奪い取ったの。(笑)
【山さんは、新しいアイテムを手にいれた!】
他に選択肢なんてないっしょ、この場合☆

コータから奪ったのは、一冊のノート。
パラパラめくってみると…ナント、すっげぇ上手い「少年ジャンプ系」の漫画が書いてある!!
すげー!すげー!!なにこれ!?
思わず、アタシの胸のあたりでぴょんぴょんしてるコータに尋ねる。
「コータ…あんた、漫画家目指してんの!?」
単刀直入に聞くと、コータは恥ずかしそうに、
「うん…だけど、クラスの奴らには内緒だよ?」
…もちに決まってんじゃない♪
男同士の約束よ☆(ウインク)

それにしても…
「情報通」と呼ばれるアタシにすら隠してるなんて…
コータ、あんたやるわね。
応援してるわww

そう言うと、コータは嬉しそうに微笑み、
「なあ山さん、この後ヒマ?よかったら、取材付き合ってよ」
「取材?なんの?」
キョトンとするアタシに突きつけられた、その言葉は…
「怪談だよ・・・」

…な、なんで少年ジャンプで怪談?

「今から、七不思議の踊場の鏡を取材するんだよ」
にっこりなコータ。
白目なアタシ。
ダダダダメよコータ、そんなおぞましいことダメ、絶対。
「でも、完成させるためなんだ…多少の犠牲は」
犠牲?
コータ、あんたキャラ違う!!

「さあ・・・行こう、山さん」
ちっちゃなコータから吹き出してくる威圧感に、アタシは蛇に睨まれたカエル状態。
アタシの平和な夏休み…かむばっく……

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2007年8月11日(土)  高科佐希
タイトル:落ちこぼれ?な4人の冒険 スゴロク:夏1 肝試し
         ・・・ガタガタブルブル・・・
今日は部活の罰ゲーム組で夜の学校に忍び込む事に。
本当は3番目だった私や立川さんは撮る物は決まっていたので、行く必要はなかったの。
だけど野島君がどうしても来て欲しい、って……だから4人で行く事に。
2回目の肝試し。今度は投げ飛ばさないようにしないと。後が大変だったから。

懐中電灯を持って、前へ前へと進んで行く…のは良いのです。
言い出した野島君本人が1番後ろにいるのは頂けません。似たような事を思ったのでしょうか?
佐々木君が強制的に彼を1番前に押し出しました。

思えば、心霊写真なんてこんな所で撮影出来るのでしょうか……?
七不思議があれば別だと思うけど…すると立川さんが言い出しました。
「此処は昔お墓があってね、学校を作る事になったから別の場所に移したんだってさ」
本当なら怖いな……私以上に怯えているのは野島君。怖いの苦手だったんだっけ…
「それでね、丁度この辺りが…沢山の人が埋められて……」
その場所は何と生物室。佐々木君がそこにある物を照らし出すと、
彼を除いた私達は悲鳴をあげました。何かの生物がホルマリン漬けに…
昼間見ても怖いのに、夜だと余計に怖いです。それがあったその時、

ガタッ

物音が。全員が鳥肌を立ててその方向を照らしました。するとそこには……

死体を抱き起こしている亡霊が……

その瞬間野島君は気絶。
私は思わずその亡霊に持っていた懐中電灯を投げつけました。
「おい、違うぞ」
佐々木君の声がして、ちゃんとまたそこを見てみると。
亡霊だと思っていたのは見回りの先生でした。でも何で此処に?

「いやー…此処に来たら何故か倒れていてね。直していたんだよ…ってどうして君達が?」

「部室の忘れ物を取りに行くついでに肝試しです」

キッパリ言ったのは立川さん。肝試しなのは変わりないけれど…ね。
結局心霊写真は撮る事は出来たのでしょうか…?野島君は伸びているので、真実は謎のままです。

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