| 2007年9月2日(日) 山手真海 | |
| タイトル:大人って分からない… | スゴロク:26 ゴミ捨て |
| 夏休み最終日。 アタシ達制作部は、本格的に『占い呪い珍道中』のディスプレイや衣装を作ったの。 なかなか様になっててイイ出来…なのはいいんだけど、体育祭の応援旗とかも一緒に作ってたら、帰る頃には大量のダンボールや端切の大海原。 おっきなゴミ袋が見当たらなかったから小分けしたら…すんごいゴミ量に(げっそり)。 もう、これは焼却炉の出番でしょ。 てわけで、残った数人とトコトコごみ捨てへ☆ 2往復してやっと半分滅。 どんだけ〜ぇ↑↑ しかも、 「今からヌシ(最も巨大なゴミ)を持ってくるから、焼却炉に担ぎ入れるの手伝ってね!」 「山さんはそこで待機!!」 て言われたので、アタシは大人しく焼却炉前で仁王立ち。 やる気無い男子の尻を蹴飛ばし、教室へ駆け戻る女子達の後姿はとっても凛々しかった。 …にしても。 ひ〜ま〜。 しばらくぼんやり夕空を見上げてると、なにやら光る物体が猛スピードでこっちにやってくるのに気づいた。 眩い光…素早い動き…これってもしやUFO!? て、ときめきながらよく見ると、ピカリン教頭その人だった。 …あれ?頭皮は? 教頭らしき老人は必死の形相で重い焼却炉の扉を開けると、上半身を突っ込んで一心不乱にゴミをあさり始めた。 教頭…まさか… 数分後、彼は満面の笑みを湛え、震える両手で頭皮を天にかざした。 それをすちゃっとかぶると、あらまあいつもの教頭に大変身☆ 彼はアタシの存在には目もくれず、スキップしながら職員用昇降口へ消えた。 …よかったわね…今年齢51(ほろり) 彼が去った直後、今度は司書がこそこそとやってきた。 なんでもない顔して、ゴミに埋もれた堅焼きプリッツ(塩バター味)を救出してたけど… 今朝、登校する時に『職員室はお菓子禁止!』て教頭の字でちっちゃく貼り紙がしてあったことをアタシは知っている。 司書… 彼が帰るのと同時に、今度はなぜか関原がやってきた。 「今年の体育祭、頑張ろうなっ山手!!」 て子どものように純粋な瞳で言ってから、焼却炉から一瞬で見つけ出したパンフレットを手に意気揚々と帰って行ったケド… パンフ名『アマゾン川堪能のすべて』 …早く戻って来て、みんな |
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| 2007年9月3日(月) 高科佐希 | |
| タイトル:聞く相手を間違えました | スゴロク:24 日直 |
| 新学期。皆さんの姿を懐かしむ……事もなく。何時ものような日です。 そんな今日、日直当番でした。 始業式とホームルームだけとはいえ、何かとやる事が多そうだなあ…… 学級日誌も取りに行ったし、黒板も綺麗にしたし…もう大丈夫、かな。 「本当、今日はパシりになりそうだよね…」 そう言ったのは沢渡美尋ちゃん。所属するのは柔道部。 柔道っていう共通する部分があるから仲良くしてもらっている女の子。 そうだね、とクスリと笑いました。 号令をかけて先生に頼まれたプリントを持って行って……本当にパシりのようでした ホームルームも終わり、また今日も準備でした。 今回もまた関原先生が……そんなにアマゾン川に行きたいのかな? 皆は嬉しいかもしれないけれど、1番良い成績になったら少し大変な事になるよ? それを言いたくても言い出せない私です。 「佐希、何かあったの?」 そう聞いてきたのは美尋ちゃん。それは丁度隙を見て日誌を書いている時。 美尋ちゃんに言ってみよう、そう決心して言う事にしてみました。 「あの…ね。もしアマゾン川に行く事になったらどうする?」 「……?んーとね。良いんじゃない?」 「えっ?」 「だってあの有名な探検隊に会えるかもしれないじゃない」 うっかりしていました……美尋ちゃん、初代仮面ライダーを演じた人の大ファンでした… でも、会えるって確実に分かっているなら行っても良いな…じゃなくて。やっぱり嫌だな… だってピラニアや猛獣が大量にいるって聞きます。そんな所になんて、行きたくなんてない。 「先生書き終わりました」 「お、じゃあそこに…ってどうした?少し顔色悪いぞ?」 貴方の所為です |
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| 2007年9月5日(水) 瀬田一 | |
| タイトル:I v KI・N・NI・KU! | スゴロク:47 マッチョ・マッチョ・マッチョ!! |
| おれのクラスの名物カップル。 一組目は彦星と織姫の萩岡&新谷ペア。 そして二組目は・・・ 「だーかーらーっ!それじゃ全然埒あかないでしょーが!!」 「こっちの方がロマンがあるっつてんだろーが!!」 スポーツ大好き宮瀬&沢渡ペア。 今日も絶賛痴話喧嘩中。 現在放課後の自主練の真っ最中。 部活がある連中も一時間だけってことで抜けてきている。 今日の喧嘩の内容は、体育祭の花形競技(宮瀬談)組体操の最後の決めポーズについて。 てゆーか、二人の喧嘩の内容っていっつもスポーツ絡みだよね。 「だーーーっ!!もうっ!!うっせ黙れ!このブス!ブスブスブス!!」 「んーまっ!仮にも彼女に向かってブスとか言う!?言っちゃうわけ!!??」 二人の喧嘩はいつものことだけど、今日はいつもよりヒートアップしてる気がする。 いつもより険悪というか。 「ブスブスって、アンタそれでもあたしのこと好きなわけ!!??」 「俺はお前が好きなんじゃない! お前の筋肉が好きなんだ!!!!」 えーーー? おま・・・っ、ちょっ・・・それでいーの、宮瀬? 「あたしもアンタが好きなんじゃないわ! アンタの筋肉が好きなのよ!!!!」 えーーー? ちょ・・・っ、沢渡さんもそれでいーの!? 「気が合うな。」 「そうね。」 良くわからんうちに仲直りしたのか、がっしりと手を握り合う二人。 「ワリ。遅くなった。」 と、白ランは脱いで黒タンクトップ姿の安藤登場。 お前って行事にはしっかり参加するよなー。ホントに不良? 喧嘩も一段落ついたところで登場した安藤に、みんなの視線が行く。 「安藤・・・お前・・・。」 ゴクリ・・・と唾を飲む宮瀬。 「いい筋肉してんなぁ。」 続いて沢渡さんも、 「ほんと。安藤君いい筋肉してるわね。」 ゴクリ・・・と喉を鳴らす。 「安藤・・・」「安藤君・・・」 『結婚して!!!!』 コータに聞いた話では、その時後藤がボソッと 「・・・・・・オレの方がいい筋肉だと思う。」 と呟いていたそうな。 とっぴんからりん。 |
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| 2007年9月5日(水) 渡辺なるみ | |
| タイトル:ガタガタブルブル | スゴロク:43 罰ゲーム |
| 段ボールをみっつ重ねて抱えて、廊下を歩くのってとっても大変。 むむむ…前、見にくい!! よろよろしながら何とか前に進む。 これも、クラスのためだもん。がんばれなるみ! と、前から誰か歩いてくる様子。 「ふんふんふーん…♪…アマゾンアマゾンふんふふーん…アーマゾン…♪」 なんだかあまり近寄って欲しくないものが段々近づいてくる。 「…ピラニアピラルクアマゾネスー♪…ふんふんふふふん…アマゾーン♪」 …関原せんせー…? なんですか、その趣味の悪い歌は…(しかも自作っぽい) 「こ…こんにちは……」 「おうっ渡辺か。文化祭の準備か? 体育祭も気合入れてがんばれよ!先生、期待してるからな! 絶対2−B優勝だぞ!! アマゾン目指してええぇぇぇ!!!」 ……どーゆーこと!!??? 誰か!誰かおしぇーてえぇぇ!! |
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