| 2007年10月5日(金) 瀬田一 | |
| タイトル:転校生いやっふー。 | 転校生だよー!! / チラリ休み時間 |
| 朝一番、おれのクラス2−Bの教室は沸き立っていた。 沸き立つってゆーか、血湧き肉踊る感じ……? なんでも、転校生が来るらしい。 「どんなコかな〜?なんて名前かな〜?」 となるちゃん(渡辺なるみ)。 「かな子?よし子?せい子?けい子?もしかして……はな子かしら…!!(トキvメキ)」 「山手…。何で全部『子』が付くんだよ…。」 何故か頬を染める山さん(山手真海)に呆れ顔の川山(川山総武)。 「あら?じゃあ総武はなんだと思うの!?」 「ブロンド美女。ダイナマイト。」 きっぱり。 「総武……アンタそれ名前じゃないわヨ…。」 「よしっ!偵察班を組もうぜ!!」 とお祭男の宮瀬。 「日直誰ー?あ、よっしーと井口か。 井口は……まだ来てないかー。じゃ、よっしー!!日誌とりにいくついでに偵察行ってきてよ!!」 「うん、いいよ〜。」 副委員長の田辺さんがテキパキと指示。 こたえるは、運動神経抜群!バレー部部長のよっしー(勝よしみ)だ。 「じゃ〜行ってくるね〜。」 「任せたぞ!偵察班!!偵察班に栄光あれーーーーー!!」 のんびりと出発するよっしー偵察班班長に、宮瀬他数人が盛大なエールを送った。 班てゆーか、よっしー1人だけど。 「ただいま〜。」 5分後、よっしーが戻ってきた。 「どどどどどーだった!!??」 せっつくクラスメイト達。 「えっとねー……小さくて〜、かわいいコだよ〜。」 「……小さくて……可愛い……」 「美少女!!美少女入りましたーーーー!!!」 「ハイ!!美少女一丁!!!お席のご用意出来ております!!!!」 沸き返る教室。 なんかもはや、酒池肉林。 「ねぇタイチくん。」 その騒ぎをちょっと遠くから見ていた佐希ちゃん(高科佐希)がぽそりと 「関原先生、男の子が来るって言ってなかった?」 「そうだね。」 佐希ちゃん、みんなに大きい声で教えてあげな。 「夢を壊さない方がいいのかな?」 「そういう考えもあるね。」 結局、宴はホームルーム開始まで続いた。 |
|
| 2007年10月6日(土) 渡辺なるみ | |
| タイトル:秘密プロジェクト | チラリ休み時間/休日出勤 |
| 今日は久しぶりに部活! 知らないかもしれないけど、わたし演劇部なの。幽霊部員じゃないよ! 役者じゃなくてスタッフだから、大会とか文化祭の発表がないと仕事がないの。 今日は文化祭の反省と、次の発表に向けた台本選び。 文化祭で発表した「男だったシンデレラ」はなかなか好評だったみたい。 次は秋の大会だから、何がいいかな。「宇宙海賊マヒマヒ探偵団」とか、どう!? みんなで台本集を読みあさって探すけど、難航中。 午前中は台本探しで終わって、お昼の休み時間に、教室に戻ることにしたの。 ガラっと扉を開けると、 『ブロンド美少女 転校生歓迎!!』 の横断幕。 ブロンド美少女の部分に、大きくバッテン。 なんでかって、横断幕ははりきりすぎてHRの前にみんなが書いちゃったからね。 昨日の朝は大変だったんだから。 転校生ってことに浮かれすぎて、情報が交錯しまくってたの! わたしが聞いたのをまとめると、 「目指せとなりの席!小さくてふわふわでチューリップが似合いそうな薄幸の可愛いブロンドダイナマイト美少女転校生(…ただし実は男。山さんの仲間かもしんない。)」 になってて、もうどこの妖怪が転校してくるかとドキドキしてたの。 でも、来たのは普通の男の子でした。ヨカッタ!! というわけで、週明けの朝に転校生君を驚かすべく、ひそかに歓迎会の準備中。 全員分のクラッカーを配って、文化祭の装飾の余りでディスプレイ。 みんな手際いいな!ここ一ヶ月ずっとこんなことしてたもんね! …でも、妙に装飾がおどろおどろしい。 か…歓迎? …呪い? 早く来週になんないかなっ♪ |
|
| 2007年10月6日(土) 木村春稀 | |
| タイトル:なんてクラスだっ!! | 休日出勤/飼育小屋の秘密 |
| 今日は転校手続きの書類やらで休日なのに学校に来てる。 転校してから手続きってどういう事? 有り得ないんだけど… 全く、うちの両親ってどんだけ適当なんだよ。 はぁぁぁぁ〜…… 何でため息って? そりゃため息もつきたくなるって。 手続きの事じゃなくってさ、初めましての挨拶の時の事。 何故か僕が女の子だって噂が流れてるし。 自己紹介してんのにキャサリ〜〜〜ンって泣き崩れてる奴いるし…。 木村春稀だって言ってるでしょ 僕本当にこのクラスでやっていけるのか不安なんだけど。 でも一人可愛い女の子がいたからちょっとは楽しめるかな、うん。 名前…まだわかんないんだよね〜。 なんて呼んでたっけ? 「お、来たな。キャサリン」 だから木村春稀だってば。 担任と思わしき人にペッと書類を渡すと 「なんだ〜そんな顔して。可愛い顔が台無しだぞ〜?」 「僕、木村春稀ですから…」 全く、こんなのばっかなの? ポカンとしてるし…何か疲れるよ。 「教室寄ってから帰ります。失礼しました。」 呆けてる先生は放っておいて職員室をでて教室に向かった。 「静かな教室は落ち着くね、うん。」 安堵の一時を送っていた僕の目に信じられないものが…っ!? ブロンド美少女!! ダイナマイト!! …………… ……あー。 ………………うん。 そっか。 ごめんね期待にそえなくて… でも僕、木・村・春・稀だから でも何かいい感じのタレマクっての? こうおどろおどろしい感じがなんとも… はっ…うっとりしてる場合じゃない! これは僕の好みだからいいとして問題は黒板! 僕が可愛いからってさー ……ハッ!? あのコも…このままじゃ僕圏外じゃん! よーし! 男らしい僕を見せてやらなきゃ!! 意外とやる男ってのを見せ付けてやらなきゃ!! 残り少ないけど今年の目標は男だーーッ!!!! |
|
| 2007年10月6日(土) 高科佐希 | |
| タイトル:私はきっと非協力的 | 飼育小屋の秘密/マイパラダイス |
| 転校生の木村君を女の子と思っていた方々はひどく落胆していました。 言ってあげた方が良かったのかな…? そんな今日は身体を動かすついでに柔道部の練習に付き合う事にしました。 やっぱりこの場所は癒されるな…あれ?美尋ちゃんまた少し強くなったかも。 お昼の時間。柔道部の皆さんに差し入れのつもりで沢山唐揚を作ってきました。 好評のようで良かったです。…あ、なるみちゃんいるかな? 今日は休日だから、もしかしたらいないかもしれない。 だけどいたらお裾分けしようかな。前にあげた唐揚凄く喜んでくれたし。 少し道場を離れ、飼育小屋へ。すると生徒会の方々がいらっしゃいました。 なるみちゃんはいない様子。やっぱりいないのかな…? 「ぴよ丸〜」 金丸さんがヒヨコを触ろうと必死。 残りの方々は何やらブツブツと話をしています。だけど私には気付いていない様子。 あれ?前にも似たような事があったような… 「やはり此処は増やした方が」 「生徒会資金の為にも、卵を…」 「この小屋の家賃収入で…」 小屋に家賃収入って存在するの? 生徒会の方がこの小屋に協力したと聞いているけれど、まさか…まさか… 自分達の収入の為に小屋を設置?そんな秘密がこの小屋に? 生徒会飼育小屋基金の詳細って紙が落ちてるけどこれは? 「もう行かないと。今日は毎年恒例の手羽先で関原先生を励まさないと行けないからね」 去って行った生徒会。…アマゾン川行けずに残念だったね会? だけど先生も自分で貯金して行くって所まで頭回らないのかな…? 少ししてなるみちゃんがやって来ました。 「ナゲットと饅頭ごめんね」と声を掛けていました。 私に気付いたなるみちゃんに、唐揚をお裾分けしました。とても喜んでくれて良かったです。 さっきの食べ物の名前が、ニワトリさんとヒヨコの名前だと言う事も教えてくれました。 小屋が生徒会の収入の為に設置されたと言う、重大な秘密は伝えた方が良いのでしょうか? 今はやめておきましょう。 渡し終えた後に気付きました。ナゲットさんと饅頭君ごめんね。 こんな所で自分達の仲間が食べられるのは耐えられないよね? |
|