2007年12月9日(日)  木村春稀
タイトル:占いって呪いって書くんだよ、本当はね。 机の彫物/進路調査
…………………。
…………。

僕は…
見てしまったんだ。

石原さんの机を…。

瀬田瀬田瀬田瀬田…



この間、タイチ君の消しゴムを拾った時…

「わたしが…返しておいてあげる」

…って渡した消しゴムは半分になってタイチ君の筆箱におさまってたっけ。


昨日はタイチの肩に髪の毛がついてたから取ってあげたら…

「…捨ててきてあげる」

…って言ってゴミ箱素通りしてたっけ。


さっきはドアの隙間から教室…もといタイチ君を見つめて何か呟いてたよね。




あれ?
えーっと……
そうなの?
でもなんか、ちょっとこの字体ってオドロオドロしてて……イイナァ☆(うっとり)

って違うってェェェ!!

これは…そう!
儀式だよ!
儀式って…ほら…アレだって…
好きな子とお近づきになりたぁい☆みたいな……


…………。

しくしくしく…



何墓穴掘ってんの。


「…ふ。古風な事を……」
「ッッ!?……古谷くん?」

いきなり目の前に立ってたからビックリしたよ、ってか今気配なかったよねこの人…。

「こ、古風って…これ…」
「こんなモノを知っているとは……侮れんな」



そう言って何か満足気な…無駄にカッコイイ笑顔で去っていった古谷君。



古風って何!?
これって何なの!?
すっごく気になるんですけどッッ!!!

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2007年12月10日(月)  山手真海
タイトル:1年生も…色々あるのよね、きっと…☆ 進路調査/阻止せよ!学級閉鎖
「来年の今頃は…受験ねー」
窓の外を歩く、参考書片手に登校してくる3年生を眺めながら、思わず呟くアタシ。
「みんな、進路考えてる?」
まだHR前だから、まばらなクラスメート達。

「就職か進学か…う〜ん、悩みマスネ☆」
と実夏ちゃん。

「進学かなあと…一応考えてます」
と佐希ちゃん。

「俺もそうかな〜??」
と瀬田。
う〜ん、みんな真剣ね。

「一年後なんて…想像できないな」
となるちゃん。

「なに言ってんの、一年後はマイナス5キロよ、絶対」
と田辺ちゃん。
…個人的な目標?ソレ。

「じゃあ、僕だって目標達成できてるハズだ!」
と木村。
「絶対、男の中の男に……」
…なにぶつくさ言ってんのかしらん?

「一年後は…18歳かあ…」
しみじみな宮瀬。
ああ、アンタの進路はみっひーと結婚だったわね☆
「一年後は…もっとムキムキになってるハズ」
オイ。

…て、アラ?
「進路」きくハズが「一年後の自分・大発表大会」になっちゃってるわネ。

「そう言う山さんはどう?」
と瀬田。
う〜ん、そうねぇ…。
「ハナコとどうたら…とかはナシだぞ」
…むむ、総武め。
「そうね〜進学…就職…」
その前に…
卒業、とかもナシな」
(ギク)い、言わないってば、もう。

そうねぇ〜
まあ、ゴジラを完成させるのは絶対条件でしょ?
あとはハナコの新作を3つは作って…
「進学」、「就職」…
まだまだ迷うわねえ。

と、そこに関原が乱入。
「おお、お前らいい話してるなあ」
…嫌な予感。
「ちょうど、そろそろ進路希望調査しなきゃならなかったんだよなあ。
 終わりのHRでプリント配るか〜☆」
…要は、今の今まで忘れてたのね?関原…。


という訳で。
アタシの手元には、来週提出の「進路希望調査」が第3希望まで空欄のままある。
部室でほけ〜と眺めてると、みっちゃん登場。
何の気なしに
「ねえ、みっちゃんは進路って考えてるの?」
てきくと、
「わ、私、は…お、およ、め……………
 っ………な、なんでもないですっ!!」
て真っ赤になって部室を飛び出しちゃったの。
ワオヲヨメ
和尾を読め?

だれ?

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