「NEONCAFEの瀬戸内旅行記」



これがあの「ターナー島」です。坊っちゃんが赤シャツに誘われ、ノダイコとともに釣りにいったときに赤シャツが勝手に命名したまさにあの島です。



もくじ
2005年7月23日「ふたつの世界遺産」
2005年7月24日「平和記念資料館と尾道」
2005年7月25日「海の民の航跡を探す」
2005年7月26日「坊っちゃんの町を闊歩する」
2005年7月27日「いざ、ターナー島へ」


地図



INTRODUCTION


一昨年の夏に行った旅行の話です。旅行なんて個人的なことですが訪ねた場所・目的がNEONCAFEのコラムと関わっているので発表しようとその年の秋頃には大体作り上げました・・・が、タイミング悪くなんだかんだあって頓挫したままとなってしまったものです。もう古い話なので今更みなさまに披露するまでもないかと思いましたが、seisuke殿の『流氷』紹介文で氏に「創造性便秘症状」の疑いをかけた本人として自分こそたまっていたものを吐き出し、気分新たに新年を迎えようと完成させることにしました。
旅の最初の目的は「J-town bombings」のヒロシマ編を作る前にぜひとも広島を訪れてみたいというものでした。さらに、せっかくだから広島だけではなく近場でどこか巡る場所はないかと地図を眺めていますと、瀬戸内海があります。yamazaki氏の「僕の読んだ本」で紹介された網野善彦の著作『東と西の語る日本の歴史』という本を読んで「西の民は海の民」であったなどという話に関心を寄せていました。「海の民」の象徴的存在である水軍が本拠地にしていた島々も近くにあります。さらに地図を良く見てみると、なんと広島市の対岸に松山市があるではないですか。そこは死ぬまでにいつか必ず訪ねようと心に決めていた道後温泉―――そう夏目漱石の『坊っちゃん』に出てくるあの道後温泉がある場所です。
というわけで、この旅行記は「J-town bombings」のための取材日記であるとともに、yamazaki氏の「僕の読んだ本」への返球であり、さらには私自身の「僕の読んだ本」みたいなものと言えましょう。
どうぞお暇つぶしにでもお付き合いください。

NEONCAFE (07/1/1)