■last update■2010年2月4日  
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福間雄三監督作品『遺書』

製作総指揮・原案=福寿祁久雄
製作=幻野映画事務所
2009年/日本/HDV撮影/カラー/23分
*2010年2月14日開催「横浜映像天2010」(岩間市民プラザ)
において招待作品として上映されることが決定!
幻野映画プロジェクト
「横浜映像天2010」

「われわれはすでに前世紀に上映され、
そこからすべてが始まった作品
『列車の到着』を、
現在に至るまで忘れることができない。
この誰もが知っている
リュミエールの作品は、
撮影カメラ、フィルム、そして映写機が発明された結果、
撮影されたすぎない。この全体で三十秒の長さの光景の中には、
太陽を浴びたプラットホームの一部、
散歩する紳士淑女、そして画面の奧から
カメラに向かって直進してくる列車が収まっている。
列車が近づくにつれて、観客席ではパニックが始まった。
人々は立ち上がって逃げ出した。
この瞬間に映画芸術が誕生した、と私には思える。
映画技術が誕生したでけではない。
世界を模写する新しい手段が誕生しただけではない。
新しい美学的原理が誕生したのである。
この原理は、芸術の歴史において、文化の歴史において、
人間が初めて直接、時間を刻み込む手段を発見したのである。」

「俳優も音楽もセットもモンタージュもなく、
ただショットの中を流れる時間の感覚だけしか
存在しないような映画を想像することはできる。
これこそが本物の映画芸術である。
そして
リュミエール兄弟の『列車の到着』
このような作品である。」(「タルコフスキイの映画術」)


10月31日(土)に横浜にぎわい座(B2)のげシャーレで開催された
映画『私の青空・終戦63』上映会は、
初回は満席という状態で始まりました。
ご来場いただいた皆様、本当に有難うございました。
今後ともよろしくお願いいたします。(幻野映画事務所)
幻野映画プロジェクト

ゴダールは映画づくりの難しさを語っている。
「編集段階で、もっと他にも撮るべきシーンがあったと気づく。
でも編集では削除はできるが追加することは不可能だ。
撮ってあるものだけで工夫しなければらない。修正はきかないんだよ。」

そして、40年も映画を撮ってきたという経歴をもってしても、
「“これでよし”ということは決してない。撮影中は順番にしても、
始終先が読めない。神様だって始めから終わりは見透かせない。
やってみなければわからない。だから映画づくりは難しいのだと思う。」
これらは『愛の世紀』の撮影中にゴダールが語ったものから抜粋(1999.11)。
SPACE51 愛の世紀  2003.5.31さらに、「映画の撮影は理屈ではない」と語る。
「現場では個々の主張がぶつかって仕切るのはとても大変だ。
度重なるテイクの抵抗とかね。映画の撮影は理屈ではない。
現場でなければ会得できないんだ。」

ゴダールについて書くことの難しさ痛感しながらも、
映画について考えるとき、いつのまにか、「ゴダール映画」に戻っていく。
そんなことを、私も、40年近く繰り返していることになる。
そして、ゴダールは、いまだに、現役で映画を撮り続けている(ゴダールは1930年生まれ)。

「人々はしばしば解釈し過ぎるものだ。……聞くだけで充分だ。」(ゴダール)
優れた映画は解釈も説明も要らないのだ、と言ってみる。(2008.5.29)

映画『岡山の娘』は、
2008年5月23日(金)から25日(日)の3日間、
岡山で先行上映されました。
また、東京では、「ポレポレ東中野」では、
11月15日(土)から12月5日(金)まで3週間上映され、
今後、横浜、名古屋、大阪と全国で公開されます。
岡山の娘/公式ブログ

今回はプロデュース・記録・編集
などを担当したわけですが、
準備期間から上映版の完成までの、この約一年間では、
たくさんのことを学んだことになる。
まずは、映画が映画として立ち上がっていくまでの、
スリリングな現場に立ち会えていることを喜びたい。
福間雄三(2008.5.21)

2008年5月24日「シネマ・スペース」:パク・クァンヒョン監督「トンマッコルへようこそ」を追加
2008年5月27日「シネマ・スペース」:李相日監督「フラガール」を追加 
2008年5月30日「シネマ・スペース」:中村高寛監督「ヨコハマメリー」を追加
 


映画を見ること、
映画をつくること、
映画について考えること、
映画について書くことなどを
ひとりでやっていきます。
できれば、
毎日何か更新していきますので、
毎日この「ネット・リュミエール」サイト
に立ち寄ってみてください。
福間雄三(2006.2.4)

「私は現在50歳で、
すでに自分の人生を終えているわけで、
残りの30年ほどの年月は、こう言ってよければ、
50年たった元金のように、
自分の人生の利息を楽しみながら
すごしたいと考えています。
つまり、私は今、
自分の人生の利潤を引き出そうと考えているわけです」
(ジャン=リュック・ゴダール)


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