火災保険も自分で見積り、検討し見直しする

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自動車保険以外の損害保険〜火災保険実践編
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■火災保険を見直そう!
 ここからは火災保険の見直しのポイントをまとめていきます。
 もちろんこれから新しく入る人も参考になります。


■保険金額は適正か?
 前項でも記述しましたが、火災保険は「時価」か「再調達価額」で入ることになります。
 そのため、これよりも少ない額でも多い額でも問題がでます。

 特に多すぎる場合、その額が保険金としてでることは無く、しっかりと時価又は再調達価額に減らされてしまいます。
 例えば時価2000万円の家に3000万円の保険をかけても、でるのは2000万円までです。

 複数の保険会社に分けてかけていても、しっかりとバレて減らされますので、
 余分な保険は切り捨てるようにしましょう。
 (夫婦でそれぞれ知らないうちに付き合いで複数社に入っていた、という例もあります。
  一度家族でしっかり確認してください。)



■賃貸住宅・賃貸マンションの人
 基本的には契約の際不動産屋で入った保険で十分といえますが、しかし中には見直すべき人もいます。

 ●建物の火災保険に入っている人
 ごくたまに「付き合いで入った」とかいって賃貸住宅・マンションなのに建物の保険に入っている人がいます。
 賃貸住宅・マンションの場合、建物は大家さんがかけていますので、必要ありません。


 ●借家人賠償責任担保特約をつけてない人
 賃貸住宅、マンションを燃やしてしまった場合、
 借主は大家に対して「借りたものを返せなかった」として、『債務不履行責任」を問われます。
 そのため仮に全焼させてしまった場合、大家に対して建物の時価相当額の損害賠償をする必要が出てきます。
 それに備えるのがこの特約です。

 借主向けの火災保険はこれをつけるために入っているようなものです。
 今だ入っていない人は至急この特約つきの火災保険に入るようにしてください。
 なお不動産屋で薦められた保険に入っている人は心配ありません。


 ●個人賠償責任特約をつけていない人
 賃貸マンションに住んでいる人はこの「個人賠償責任特約」をつけましょう。
 洗濯機のホースが外れた場合等の水漏れ事故による損害は結構発生しています。
 (数百万円の損害賠償責任が生じた例があります)
 しかしそんな場合も、この個人賠償責任特約をつけていれば安心です。

 水漏れ事故以外にも自転車による事故、ペットによる噛み付きなども補償してくれますし、
 保険料も年間2000円未満です。お守りとして入っておきましょう。
 なお自動車保険や医療保険、傷害保険で個人賠償責任担保特約をすでにつけている人は2重に入る必要はありません。
 個人賠償責任特約についてはこちらをご覧ください。


 ●不動産屋で保険を勧められなかった人
 なかには保険を勧めない不動産屋もいます(私がそうでした)。
 そんな人は保険会社に電話をかけましょう。すぐに担当者(代理店)がやってきます。
 賃貸用のプランがありますので、それに入っておけば基本的には問題ありません。



■住宅ローンがあるため火災保険に質権が設定されている人
 住宅ローンを借りる条件として、金融機関に対し火災保険に質権を設定する必要があります。
 そのためもしも家が燃えてしまっても、火災保険金は金融機関のものになります。
 そんな状態の人は以下の点に着目してください。

 ●住宅金融公庫等から借りている人
 この場合、特約火災保険に強制加入することになります。
 これは補償もちゃんとあり、かつ保険料が「異様に」安い保険です。
 融資の返済が終わらない間は、建物に関してはこの保険にしか入ることが出来ません。

 しかし中には「補償(保険金額)が少ない」といって、独自に建物の保険に入る人がいますが、
 絶対にやめましょう。のちのちのトラブルのもとです。
 補償が少ないと思う人は、保険料の安い特約火災保険の保険金額を増やすようにしましょう。
 (もちろん適正な範囲内で)


 ●火災保険が質権にとられている人は、家財に目一杯の保険をかける。
 融資が終わるまで、火災保険は質権が設定されていますので、
 火災保険金はまず金融機関のものとなってしまいます。
 そのため火事が起こるとローンも消滅する代わりに、新たに借り入れをして家を再建する必要があります。

 そこでオススメなのが、家財に目一杯出来る限りの火災保険をかける方法です。
 というのは、家財にかけた火災保険だからといって、
 なにもそれで家財を買いなおさなければならない、という決まりは無いからです。
 損保会社は、保険金を払ったあとは使い道までには干渉して来ません。
 ですので家財の保険金で住宅を再建することが可能です
 だから保険会社に無理いって家財の評価をぎりぎりまで高くして、多く家財の保険に入るようにしましょう。


 ●火災保険と支払を調整しない共済を活用する。
 「建物の火災保険が質権に取られているから、自分がもらうための建物の火災保険に入ろう」
 と思う方も入るのではないかと思います。しかしこれは意味がありません。
 複数社に分けて火災保険に入っても、支給額が調整されてしまいますので、
 時価又は再調達価格を越えた部分は支給されることはありません。
 これは都民共済・県民共済等の共済を活用した場合も一緒です。

 しかし中には火災保険と支給が調整されない共済があります。
 たとえば東京都中小企業振興公社の火災共済
 これは有事の際は、火災保険と一切支給額の調整を行わずに共済金が下ります。
 保険料も安いので、住宅ローンの無い人にもオススメです。
 ただし加入に当たっては条件がありますので、詳しくはこちらをごらんください。



■特約をつける
 火災保険にはさまざまな特約をつけることが出来ます。
 賃貸住宅・賃貸マンションのところでもオススメしましたが、
 「個人賠償責任特約」は賃貸住宅・賃貸マンション以外の人にもオススメです。

 火災と法律との関係で考えると、この特約は重要な意味があります。
 日本には「失火責任法」という法律があり、たとえ自分の家で火事を起こして、隣近所の家を燃やしてしまっても、
 自分に故意又は重過失が無ければ賠償責任を負いません。

 逆に言うと故意又は重過失があれば賠償責任を負う、ということになります。
 しかし重過失の場合は個人賠償責任特約で補償されます。
 故意の場合は補償はされませんが(当然ですが)かなり安心できるといえましょう。

 保険料も本当に安いので、まだ入っていない人は絶対につけるようにしましょう。
 (傷害保険や自動車保険にすでについている場合が多いです。加入の前に要確認!)
 詳しくはこちらをご覧ください。



■割引がちゃんとついているか?
 自動車保険にたくさんの割引があるように、火災保険にも割引があります。
 それらがちゃんとついているか、確認しましょう。
 注:火災保険の割引条件は複雑です。必ず保険会社に問い合わせるようにしてください。
   また保険会社によってはこれらの割引が無い可能性もありますし、これら以外の割引がある場合もあります。

 ●空地割引
 住宅物件のB,C,D構造(証券に記載されています)で、建物の四周に6メートル以上の空地がある場合。
 (一部都道府県では10メートルになります)

 ●ツーバイフォー割引
 C構造で、2×4工法又はマルチバランス工法による建物であると確認できる場合。

 ●オール電化住宅割引
 建物が給湯、暖房、料理のための設備として、熱源に燃料の燃焼(ガス・石油・木炭など)を利用しておらず、
 電気ストーブを設置していないこと等の条件を満たした場合。

 ●セキュリティー割引
 
ホームセキュリティー契約を結んでいる場合。セコム損保が有名です。なお他の保険会社にもこの種類の割引はあります。

 ●その他の割引
 最近出た新しい火災保険の中には、自動車保険も同じ会社で入ると火災保険が割引になるものもあります。
 詳しくは各保険会社にご確認ください。



■長期契約、積み立て型の火災保険を検討
 火災保険は通常1年契約ですが、2年以上の長期契約を結び、保険料を一括で支払えば保険料はぐっと安くなります。
 また積み立て型の火災保険の場合、満期保険金も踏まえて検討すると、通常の保険料よりも安くなります。




■当サイトオススメの火災保険
 ●セコム損保「セコムあんしんマイホーム保険」
  補償も充実、余計な補償を取っ払えるので保険料が安くなります。
  またホームセキュリティーに入っている人は保険料がさらに格安になります。

 ●三井住友海上「ホームピカイチ」
  補償の充実度は業界最高水準。
  最大のオススメポイントは、家財はたとえ一部保険(評価額未満で入る場合)でも、
  損害額の実額を補償してくれる点。
  最小限の保険金額でも家財の保険に入っておけば、格安の保険料で、
  家財の盗難や破損に備えることが出来ます。

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