BF Capは、SAOではSAO163432、ヘンリードレーパーではHD192974でF0型の恒星となっています。ヒッパルカス衛星の測光観測からBF Capの変光が発見されました(HIP100107)。そののち、NameList74(IBVS4659:1999年1月15日)でGCVSに登録されました。
発見後の観測は無く、当然、論文も出ていません。
2001年7月に観測を行い、観測結果から連星モデルの解析を行った。
位置
変光要素
下の図はヒッパルカス衛星の測光結果です。



BF Capは、σ Capから南西に20分程度離れた所にあります。
比較星(Comp)は、TYC2 6336.1836.1です。明るさはR=8.13です。
チェック星(Check)は、TYC2 6336.1733.1を使いました。
10cmF6反射望遠鏡の直焦点位置に冷却CCDカメラを置き、Rc等級で観測しました。撮影ソフトや測光ソフトは自作品で、このサイトにあります。以下は、測光結果です。

観測から以下の事がわかりました。
これらを補正して、以下のライトカーブを作成しました。

ライトカーブから以下の結果を得ました。
スキャッタと欠測部分を補うためにフーリエ級数に展開します。

n n
f(x)=A0+Σ(An x cos nx )+Σ(Bn x sin nx) xは0〜360°
n=1 n=1
A(00) = 8.70637635908027
A(01) = 3.75311903417122E-02 B(01) = 2.25476200067209E-03
A(02) = 0.138107723643002 B(02) = 7.38529504284021E-05
A(03) = 1.53254322011488E-02 B(03) = 1.55927645848144E-03
A(04) = 2.61729616211049E-02 B(04) = 3.10008055148531E-03
A(05) = 9.02014740603816E-03 B(05) = 1.38084920737414E-03
A(06) = 4.84098158134413E-03 B(06) = 4.32480420803011E-04
このようにフーリエ級数に展開した結果と観測結果を比較したもので、よく一致している事がわかります。
フーリエ級数に展開した光度曲線を規格化し、これで連星モデル解析を行いました。下図が規格化された光度曲線です。

この規格化光度曲線からWilsonDevinney法で連星モデル解析を行った。解析ソフトには、AutoWD Ver1.10を使いました。このソフトも自作品で、このサイトにあります。
解析結果
以下に解析から選られた結果を数値であらわす



このモデルから選られる光度曲線と視線速度曲線(理論値)


上のグラフは、理論値と観測から得られた規格化光度曲線を比べたものです。若干の不一致は有りますが、大体はフィットしています。欠測部分もあるので完璧とは言えません。ここではBF Capの大凡の形がわかった事になります。実際と大きく異なる物では無いと思っています。
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