武藤工業製 冷却CCDカメラの冷却能力測定

(2000/11/05)

CV−04(武藤工業製 冷却CCDカメラヘッド)の冷却能力を測定しました。周囲温度26℃の状態で−10℃に設定し、50分間のCCDチップ温度変化を記録しました。下図から周囲温度Δ10deg程度に設定しないと温度制御の範囲内に納まらない事がわかります。


強制空冷ファンを追加した場合の冷却能力測定

(2005/05/08)

CV−04をより冷却させるためにファンによる強制空冷装置を作成しました。小型のファンを2個用いてACアダプタで駆動し、風をCCDカメラヘッドに吹きつける物です。カメラヘッドへの取り付けは写真のように輪ゴムで固定します。ファンは両面テープで紙の箱に付いています。ファン直下は丸穴を設けてあります。12Vのファンなのですが9VのACアダプタで駆動しています(手持ちのアダプタが9Vでした。このアダプタは無負荷で12Vでした)。作成に当り新規に購入した部品はありません。自作される場合はファンが最も高いと思いますが1個数百円は掛かると思います。ブラシレスファンなので画像への影響はありません。ACアダプタもトランス式なのでノイズレスです。写真は分光器に取り付けた状態です。分光の場合は長時間露出が多くなり、冷却能力の向上が必要になりました。

24.5℃から開始しました。ファンを取り付けずに冷却温度を−30℃に設定し一気に冷却しました。数分後に−2.5℃に達しましたが、その後、徐々に温度が上昇し始めました。−0.5℃でファンを取り付けて冷却を開始しました。しばらくは温度上昇を続けていましたが、ファン駆動から10分後には温度が下がり始めました。途中で設定温度を0℃に変えて20分間、様子を見ましたが0℃を維持していました。ファンを付ける事で周囲温度に対して凾Q5degの設定が可能になりました。関東地方の夜は夏でも25℃を超える事は稀なので年間を通じて0℃で撮影が出来るようになりました。分光観測の場合、撮影時間が長いためダークフレームを数多く用意する事が難しく温度が定まっているとダークフレームを準備する量が減るので助かります。


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