フリーソフトのGNUPLOTを使ってグラフ作成やカーブフィットなどを行っている方は多いと思います。ここでは、std形式のファイルを読込んでTextのグラフを作成してみます。Textのグラフが描ければ、e-mailの文中に貼り付けたり出来ます。電子メールで変光星の話をする場合に、光度曲線が文中にあると便利ですよね!さて、まずはGNUPLOTをダウンロードしましょう。この記事を書いた時には、gnuplot 4.0 が最新版でした。(Feb2005)
(ウインドウズ版の)ダウンロードは、下記からgp400win32.zip をダウンロードして下さい。
http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=2055&package_id=1996もし、このページが無くなっていたら、Topページから最新版を探して下さい。
http://gnuplot.sourceforge.net/インストール作業は(特に)ありません。解凍するだけです。ただ、フォントがみにくい場合があります。その場合は次の方法でフォントを変更して下さい。Binフォルダーにある wgnuplot.exe をダブルクリックすると GNUPLOT が起動します。一番上のバーにあるアイコンをクリックして下さい。メニューが出て来ます。ここで、Optionからフォントを変更して下さい。みやすい等間隔フォントを選択すると良いでしょう。更に Update wgnuplot.ini を実行しておけば、毎回、この作業をする必要が無くなります。

それでは、std形式のファイルを読み込んでテキストのグラフを作成してみます。以下が実際に行った様子です。青字の部分が入力したコマンドです。6行だけです。入力した部分を下に抜書きしました。

set xdata time set timefmt "%Y%m%d%H%M" plot "OriU.txt" using 2:3 set yrange [100:50] set term dumb replot
コマンドの説明をします。
gnuplot> set xdata time set xdata time は、X軸を日時に設定するコマンドです. gnuplot> set timefmt "%Y%m%d%H%M" std形式に併せて、日時の形式が”年月日時分”である事を示します。年月日時分秒の場合は "%Y%m%d%H%M%S"となります. gnuplot> plot "OriU.txt" using 2:3 std形式のファイル名が OriU.txtで、X軸とY軸のデータが2項目目と3項目目である事を入力します. plotコマンドを実行すると別ウインドウでグラフが表示されます. std形式は ORIU 200412011810 82 Abc と記述しますね! X軸にあたる年月日時分は、2番目の項にあります. Y軸になる等級は3番目にありますね。 using 2:3 はXとYの記述してある位置を示しています. gnuplot> set yrange [100:50] 通常、光度曲線はY軸を反転させますので、この操作を行います. グラフィックのグラフを見て、ここでは[100:50]のように10等から5等と選択しました。 [100:50]のように大きい数値から書くと軸が反転します。描かれているグラフを見て範囲を決めて下さい. gnuplot> set term dumb グラフの出力先を変更します. これで、以降に作成されるグラフはテキスト画面になります. gnuplot> replot グラフを再描写します.テキストで描かれます.
このグラフを、copy and pasteでメモ帳やメールソフトに貼り付ければ完成です。テキストで出来ていますので、メールの文章を書き直すのと同じ方法で内容が書き換えられます。タイトルなどを編集して見やすいグラフにすると良いでしょう。下は凡例とY軸を少しいじったものです。
50 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
+ + + + + + + U Ori 2004/12-2005/2 +
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60 ++ ++
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| AAAA A AAA A AAA A |
| A A A A AA AAAA |
70 ++ AA AA A A A A A ++
| A A A |
| AA |
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80 ++ AA A ++
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| AA |
| A |
90 ++ A A ++
| A |
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100 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
11/27 12/04 12/11 12/18 12/25 1/1 1/8 1/15 1/22 1/29 2/5 2/12
観測データは変光星235号7ページのHipparidasから抽出しました。こちらのツールと併せて使うと便利かと思います。
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