1999年「変光星祭り」OO Aql(わし座OO)のO−C

(これは日本変光星研究会「変光星 No209」に掲載した記事です)

前回の変光星208号で祭り当日の観測結果を報告しました。今回は、祭り期間(1999年8月〜12月)の観測結果を集計しました。

祭りの当日以外にも22個の観測が行われました。海外の観測は2件ありました。祭り当日のデータは牧口さんの観測を載せました。極小が未観測のものは5夜でした。よって、18個のO−Cが得られました。有難う御座いました。祭りスタッフ一同、感謝しております。

周期変化は以前の「変光星」で紹介しましたが1963年頃に大きな変化を起こしています。その後はSin波の様な変動をしています。最近の25000サイクルのO−CをAAVSO、BBSAG、Cracowのデータから作成しました(GCVS4の要素を使用しました)。25000サイクル付近の■印が、今回の祭りでのO−Cです。Sin波の延長上にあるようにも見えます。やはり、今後の動向には注目したい星です。

祭りに参加された方のデータを使って光度曲線を作成してみました。CCD観測で極小の深さが一致していないのは、比較星の変光によるものです。その比較星は変光星カタログには変光星となっておらず、あたらしい発見の一つです。それにしても、多くの観測者がバラバラに観測した結果を合成しても意外にきれいな光度曲線が作成できました。わし座OOがEW型の変光星であることがよくわかりました。


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