1.はじめに
第3回変光星祭りでは、対象星をXTriとしました。これは、第2回変光星祭りと同じです。第2回の祭りは悪天候で観測が出来なかった。そこで、第3回も同じ星で開催する事となりました。その為に96年97年の2年間にわたりXTriの観測が各地で行われました。このレポートでは、この2年間の代表的な観測の紹介とO−Cの変化を中心に報告します。
2.96年97年の観測
約2年間の観測報告をまとめました。(要素はGCVS4を使用しています)

観測者別の観測夜数と目測数は、前原さん 4夜 122目測、牧口さん 6夜 154目測、関野さん 2夜 41目測、佐久間さん 1夜 40目測、高橋進さん 4夜 108目測、清田さん 1夜 12測光、永井 2夜 153測光、佐藤実さん 2夜 29目測、渡辺努さん 2夜 43目測、染谷さん 2夜 38目測、小山さん 1夜 30目測、伊藤さん 1夜 28目測でした。牧口さんが観測夜数、目測数共に一番多くの観測をされました。神奈川会場では、7名131目測、長野会場では、4名35目測の観測をされました。
神奈川と長野の各会場での個人別目測数を以下にまとめます。( )内が目測数です。
神奈川会場:竹中さん(2)、清田さん(1)、小林恵介さん(2)、高橋進さん(24)、田中巨主さん(2)、池内健さん(10)、中谷仁さん(18)、岩本光倫さん(8)、渡辺博士さん(5)、高木右京さん(12)、村石正俊さん(9)、鈴木涼一さん(3)、当真久美子さん(10)、滝川真史さん(6)、鈴木聡史さん(4)、岡田幸士さん(7)、松倉さん(8)
長野会場:関みさとさん(10)、穂刈豊さん(5)、宮沢徳男さん(10)、百瀬雅彦さん(10)
3.祭り会場の光度曲線
神奈川会場と長野会場で観測されたXTriの光度曲線を紹介します。


神奈川会場ではCCD測光も行いました。この光度曲線と神奈川会場の眼視観測を重ねてみます。


この様に、初心者の方の観測でもCCD測光と同じ様に極小が求められる事が良くわかります。
4.O−C
96年の観測と97年の観測にAAVSOのデータを含めて作成したO−Cを以下に示します。

O−CはGCVS4の要素で作成しました。 ( Min = 2442502.721 + 0.9715352 x E )
周期回数(E)が3500付近で周期変化して以来、O−Cは直線的に変化しています。96年、97年も傾向は変わっていない事がわかります。変光星祭りでは関野さんの要素を使用しています(祭り要素と言います)。(関野さんの)祭り要素 は、 min = 2450033.066 + 0.9715306 x E です。この要素では−0.0045(約7分)のO−Cがあります。ですから、ここで、元期に0.0045を引いて補正します。これを改定祭り要素とします。 min = 2450033.0615 + 0.9715306 x E
5.幾つかの光度曲線の紹介と皆既食
ここで、祭り会場以外の観測を紹介します。皆さん、皆既食を観測されています。










6.観測者の皆様へのお礼
この2年間、多くの皆様方が X Triを観測してくれました。お蔭様で、多くの観測が集計出来ました。誌面の都合で全部は紹介出来ませんでした。皆様のご協力には感謝いたします。
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