おおぐま座AA星は11等のEW型食連星です。1948年にHoffmeisterによって発見されました。その後、多くの方に観測されています。多色測光観測、視線速度観測も行われていて、連星解析も行われていています。公転周期は0.468日で、変光範囲は10.88〜11.58(V等級)となっています。
赤経 09h46m59.2s (2000年分点) 赤緯 +45°45’56” 変光範囲 10.88〜11.58(V) 元期 2440664.8920 周期 0.46812555 (出典はGCVS第4版より) (tycho2での色指数は0.69です)
視線速度観測の結果は、K1=124.0Km/s、K2=227.7Km/sで、質量比は、1.80〜1.84とされています。このスペクトル観測から、両成分星はG0Vとなっています。また、オーバーコンタクトで充填率15%とのレポートもあります。

光度曲線には、2つ極大の振幅が異なるというO’Connell効果が観測されています。

AA UMaの解析論文(1)によりますと、
i ( 軌道傾斜角)= 80.98°±0.32 Ωh(主星ポテンシャル)= 5.004±0.021 Ωc(伴星ポテンシャル)= 5.019±0.029 Th( 主星極温度)= 5965K±93 Tc( 伴星極温度)= 5929K±96 q ( 質量比)= 1.82±0.01
(1)The Astrophysical Journal,407:237-251,1993April10「ANALYSIS OF CONTACT BINARY SYSTEMS: AA URSAE MAJORIS,V752 CENTAURI,AO CAMELOPARDALIS,AND V677 CENTAURI」F.Baronw,L.DiFiore,L.Milano,and G.Russo
ポテンシャルが異なっていますので、EW型ですが比接触となります。

この連星要素ですが、引用した論文ではO’Connell効果を指摘していながら、スポットが考慮されていません。本当は(他の研究のように)充填率は「正」なのかも知れません。主星の大きさは太陽の1.1倍、伴星は1.4倍位です。系の大きさが理解できます。
観測用星図


Comp1は、GSC3433-352です。Tycho2ではV=10.88等、B−V=0.92です。
Comp2は、GSC3433-275です。Tycho2ではV=11.13等、B−V=0.27です。
自分の観測からO’Connell効果が検出されれば面白いのではないでしょうか!。

O−Cの傾きは、やや+方向のようですが、GCVSのエレメントで予報をしても差し支えないと思います。
以下は、今年の予報です。

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