アボイドノートについて

今回はアボイドノート(Avoid note)について説明します。
そもそも、アボイドノートとは、
1-3「ジャズで使える音」のレベル2「その調の音階」なんだけども、
その時に鳴っているコードと相性が良くない音のことです。

以下の図で×や▲の音符は、メロディで使っても良いけど、
強調する(ロングトーンとか)のは避けたほうが良いとされています。


また、アボイドノートも諸説あります。
×がかなり信ぴょう性が高いアボイド、▲は「微妙」といったところです。

※本講は管楽器のアドリブを前提にしているので、比較的甘めに評価しています。
 伴奏に合わせるのではなく、自分のメロディを演奏するのが仕事ですから。

今回はこれにて終了
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以下、マニアックかつ曖昧&諸説&異説でいっぱいな話なので、
 面倒な方は無理に読む必要ないかと思います。


では、アボイドノートとされている音を1つずつ検討してみます。
○図左上の「C」
 4番目のF音はコードトーンのE音と♭9でぶつかり、
 メジャー系コードのサウンドを著しく阻害するので、かなり信ぴょう性が高いアボイドです。
○図右上の「Cm」
 まず、6番目のA♭音はコードトーンのG音と♭9でぶつかり、
 G音の響きを著しく阻害しますが、このA♭をルートにして
 ソリストが「A♭、C、E♭、G」なんてアルペジオも可能。だから「微妙」。
 次に、ピアノは多分A音やB音のテンションを弾くでしょう。
 その時B♭音を吹いてしまうとサウンドに矛盾が生じます。
 でも、これ単独なら使えない音じゃありません。だから「微妙」。
○図左中段の「Dm7」
 6番目のB音は、これを入れてしまうとサウンドがDominantと
 区別がつかなくなり、Sub-dominantのコード感を阻害します。
 ただし、コードトーンと♭9でぶつかるわけじゃないので「微妙」。
○図右中段の「Dm7♭5」
 E♭音はルートと♭9でぶつかってしまいます。
 A音はコードトーンと♭9でぶつかってしまうばかりか、
 これ使ってしまうと「♭5」にならなくなってしまいます。
 かなり信ぴょう性の高いアボイドですが、実はどちらも「プチ微妙」
 ソリストが「あえて選択する」可能性があります。
○図下段の「G7」
 C音がコードトーンのE音と♭9でぶつかり、
 メジャー系コードのサウンドを著しく阻害するので、かなり信ぴょう性が高いアボイド、
 と言いたいのですが「Dominantなんだから阻害して何が悪い」という
 話もあります。だから微妙。

実は、
どれもこれも使いたくなる音なんですね・・・少なくとも私は・・・
一旦コードの話を抜きにして考えると、
例えばKeyがC-MajorならTonicでアボイドになるF音はC音の次に吹きたくなるし、
DominantでアボイドになるC音に至っては主音(ド)ですから・・・

対策は、これまた曖昧なんですが、
合奏全体で考えたとき、自分の感覚で「演奏として成立する」と判断されて、
自分が使いたければ(たとえロングトーンだったとしても)自己責任で使いますか?
・・・ぐらいでしょうかね・・・程度問題だし、人にもよるでしょう。
実に曖昧ですが・・・これはアボイド以外でもジャズの全てに言えそうです・・・


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