○2007年5月3〜5日○
「シャーマン」を訪ねて出羽の國へ

シャーマンブラスの「シャーマン(shaman:英語)」とは「祈祷師」のことである。かくして今年も、シャーマン達は「心の旅」へと赴くのであった。

○5月3日
ところで、出羽の國に住むメンバーのA氏(頭文字じゃありません)がめでたく結婚する。というわけで、婚約者と一杯。

左写真:メンバーと婚約者(一番右の人ではない)。中央・右:コンマスが釣ってきた毛ガニに似た安っぽいカニ
○5月4日
しかし彼の婚約者、この旅に同行しようとはしなかった。結果から考えると、きっと彼女は「何か不思議な空気」を感じたのであろう。

「早めに宿に行き、ゆっくりと温泉に浸かり、たらふく飯を喰おう」と言うA氏は、北に向かって車を走らせた。

途中で寄ったそば屋。その歯ごたえと量の多さのため、ここで2人ほど豚になった。

そしていつの間にか、我々が生まれた頃か、或いはもっと前の時代の温泉街にタイムスリップしたようだ。 宿の人に尋ねてみた「一体ここはいつなんですか?」。すると「4時半です」・・・
迷路のような複雑な回廊を巡り、中の一室を覗いてみると、そこには山菜や川魚を中心とした豪華な食事が並んでいて、赤い服を着た女の子が飯をよそってくれる。

そして気がつくと、我々は「豚」になっていた。


回廊→豪華な食事→飯を盛る座敷童子→戯れる豚たちと座敷童子。

「人間に戻る方法はないんですか?」
「さあ・・・(あなた方は来た時から人間じゃなかったような気がするけど・・・)、まぁ、少し体を動かした方がいいんじゃない」
「なるほど、そりゃもっともだ」というわけで、次の演奏会の曲の振り付けの練習。

写真左:練習風景・・・じゃなくてこれはプロ。右:踊る豚たち。
○5月5日
「人間に戻ってますか?」
「さあ、来た時と同じに見えますがね・・・人間ですか?・・・やめた方が良いと思いますよ、人間なんて面倒臭いだけですから・・・えっ、あんた方はシャーマンだから豚のままじゃ困る?・・・それなら山にでも行ってみれば・・・?」

というわけで、神にすがるべく、出羽三山へ車で登山。

山頂には巨大な社が!→山形県唯一の国宝「羽黒山五重塔」→さらに残雪の中を進むと→「山伏詰所」が!!

そして遂に、白い服を着て法螺貝を持った(駐車場の案内係をしている)本物の山伏と遭遇した。
(写真無し:山伏はその神通力のため、カメラには写らないのだ)
法螺貝は金管楽器だから我々にも(多分)吹けるので、次の演奏会に使おうと思ったが、1本10万円と聞いて挫折。全員分揃えると200万・・・ホラ吹くための投資額としてはいかがなものか・・・

「山伏って何をしているのだろうか?」
「山の神に近い人たちかな。彼らこそ本当のシャーマンだよ」
「では、我々はシャーマンではないのだろうか?」
「難しい質問だね。でも、今のところですがね・・・」
「仕方がないから、平田牧場の優秀な豚でも食いに行こう」

というわけで、酒田に行ってみたが、優秀な豚がいる平田牧場直営のとんかつ屋は準備中、どうやら我々は、優秀な豚にもなれないらしい・・・


今回の宿は、山形県最上町の瀬見温泉「喜至楼」。なんでも、創業明治元年とのこと。とてもサービスが良い・・・かどうかは微妙だったのですが、なんか凄く「即興感」があり、マニュアル接客ではない「人間から人間へのもてなし」は、とても好感を持ちました。

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