このページは、 補4 広島・宮島 ・ 補5 室戸岬 ・ 補6 桂浜 を掲載しています。
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| 世界遺産にも登録された厳島神社・大鳥居・・ |
補-4 広 島 ・ 宮 島 ひろしま・みやじま (瀬戸内海国立公園) ・・・広島県
世界遺産にも登録された《厳島神社》と《原爆ドーム》・・。 いずれも、日本の歴史を語る建築物である。
そして、この建築物のある情景は、我が『日本百景』においても十分に紹介する価値があると思うのである。
《原爆ドーム》から始まって、《平和記念館》・《資料館》・《原爆慰霊碑》・《原爆の子の像》など、平和を祈る数々の石碑が《平和記念公園》の緑豊かな園内に建立している。 また、別名“鯉城”と呼ばれる《広島城》も観光ポイントとなろう・・。
また、もう一つの景勝地・『宮島』は、いうまでもなく“海の守護神”《厳島神社》であろう。
朱塗りの大鳥居と荘厳な社殿が海上に浮かび、檜皮葺きの本殿・拝殿・祓殿が長い回廊で結ばれ、それが満潮の海に映える眺めは他に比類を見ない華麗さである。
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| 駐車場・トイレ・山小屋情報 | 上 広島市内を網羅する路面電車・・ 原爆ドームを中に望めるモニュメント・・ |
行 程 表
平和記念公園 → JR広島駅より路面電車で約10分・原爆ドーム前下車
広島城 → 平和記念公園の北東約800m・徒歩で約15分・JR広島駅へは東へ約1.5km・徒歩で約25分
宮島・厳島神社 → JR広島駅より鉄道利用 (0:30)→JR宮島口駅より徒歩6分で宮島口桟橋・航路利用 (0:10)→宮島
今回は、日帰り行程で歴史都市・『広島』をめぐってみよう。 JR広島駅前から路面電車が網の目状を形成していて、容易に市内をめぐることができる。 また、この路面電車は、各地で廃止された路面電車の車輌を当時のままの姿で走らしていることでも有名だ。 ただ、車輌の保守には苦労が多いようで、年式の古いものから順次姿を消しているとも聞く・・。
その筋!?の通ならば、この路面電車をめぐるだけでも“幸せいっぱい”となろう・・。
話題の脱線はこれまでにとどめておいて、《平和記念公園》を散策しよう。 路面電車の最寄の停留所・《原爆ドーム》前で下車して、《原爆ドーム》がそびえる公園内に入っていく。 《原爆ドーム》を見学してから《太田川》の分岐河川である《元安川》を渡って、花と緑の庭園となっている公園内を散策する。
《原爆ドーム》を中に望める形をしたモニュメントの《原爆慰霊碑》を中心に、《原爆資料館》・《平和記念館》などの施設がある・・。 今日一日、平和を考えるべく資料を閲覧しよう。 《平和記念公園》を散策の後、《原爆ドーム》に戻り、ここから北東方向に見える《広島城》を見学しよう。 毛利輝元築城のこの城は原爆により一度は破壊されたが、昭和33年に再建されて当時そのままの飛櫓五層の威風堂々たる姿を魅せている。 中は郷土資料館として、郷土資料や甲冑・刀剣等の文献・宝物などを展示している。
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| 鹿は宮島・厳島神社の“神の使い”だ・・ | 原爆ドーム 繰り返してはいけない悲劇を物語る・・ |
上 厳島神社の鳥居と“神の使い”の鹿・・ 下 優雅な造りの厳島神社社殿・・ |
・・《平和記念公園》で平和を尊び《広島城》で歴史を学んだならば、最後は《厳島神社》で華麗なる歴史絵巻を望んでみよう。 鉄道と連絡線を乗り継ぎ『宮島』へ渡る。 平清盛がこよなく崇敬した《厳島神社》は、その華麗さにおいて他の建築物に追随を許さない。 この地で、源平の栄枯盛衰の物語が数多く繰り広げられたのだ・・。
戦の中でも雅を忘れぬ、いにしえ人の優雅さに感じ入る。
また、島内は鹿が放たれていて、鹿せんべいを片手に戯れるのもいいだろう。 そして、『宮島』は島全体が景勝地だ。
《厳島神社》以外にも見どころはいっぱいだ・・。 秋の《紅葉谷公園》散策や、ロープウェイで島の最高標高点・弥山に登って上からの眺めを楽しむのもいいだろう。 また、遊覧船での周遊も楽しいだろう・・。
今日一日、時間をかけて『宮島』をじっくりとめぐってみよう。
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| 室戸岬沖は岩礁が幾重にも重なる荒々しい眺めだ・・ | 釣り人が暮れ空に映える・・ これとない叙情的な海の風景・・ | |
補-5 室 戸 岬 むろとみさき (室戸阿南海岸国定公園) ・・・高知県
四国の東南端・・、太平洋に向かって穂先を突き出す『室戸岬』は、黒潮の荒波をまともに受けて更に鋭い地形を魅せている。 この鋭く尖った地形と荒れ狂う土佐の黒潮・・、そして断崖の遙か高くに孤立する白亜の岬灯台が、私の心に抱く“岬の情景”に見事に合致しているのである。 これは、我が『日本百景』に掲載するに十分な理由となり得るだろう。
・・最果ての情感あふれる岬と、断崖絶壁の海岸線を物思いにふけりながら散策した後は、岬台地の上に建つ白亜の『室戸岬』灯台を訪ねてみよう。 また、岬台地の上には、岬台地の他にも『四国霊場24番札所』の《最御崎寺》や《室戸岬測候所》・《室戸スカイライン》など観光スポットが多くある。
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| 今日最後の獲物を仕留めた・・ | 一等灯台である室戸岬灯台・・ | 海岸線から狙ってみたのだが 灯台と岩礁の作品は “お預け”となった・・ |
行 程 表 駐車場・トイレ・山小屋情報
室戸岬へは高知市街よりおよそ82km・車利用で所要 約2時間
室戸岬到着後は、岬に連なる海岸段丘の海岸線散策・・、
岬の高台に建つ白亜の灯台や最御崎寺めぐり・・など景勝地めぐり
室戸岬より宍喰町市街まではおよそ50km・車利用で所要 約1時間10分
なお、バス利用だと、JR高知駅〜室戸岬 所要2時間30分・10往復運転
『室戸岬』の“岬の情景”は夕暮れが一番いい。 なぜなら、岩打つ波・・、荒々しい岩礁帯と釣り人・・、灯台の燈火と叙情的なサンセット・・。 全てが夕暮れのイメージと合致するのである。 そのことを前提に、夕暮れの少し前に岬に着くようにしたいものである。
・・高知市街より車で2時間余り、室戸市の中心街・《室津》から今や無料解放となった《室戸スカイライン》に入る。
この道は、岬中央部の高台を連ねていく。 やがて、『四国霊場24番』の札所の《最御崎寺》がある。
寺の境内を通り過ぎると、岬灯台がある。 室戸岬の灯台は、海面から160mの崖の上に立っているのである。
光源はかなり大きく、発光レンズの直径は見た感じでも5mはあった・・。
この『室戸岬』沖が台風の通り道で、海の難所ということを端的に示している。
また、室戸台風で一躍有名となった《気象観測測候所》も、この一角にある。
岬灯台から海岸を望んだなら、いよいよ待望の岬海岸線へ下っていこう。
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| 上 夕暮れを合図に釣り船も そろそろ引き上げにかかる・・ 下 一心不乱に釣りにいそしむ・・ |
岩礁と波がおりなす幻想的な眺め・・ |
岬灯台からの《室戸スカイライン》は、160mの高さをたった2回のつづら折りで海抜0m地帯まで一気に急降下する。
上にいる時の《室戸市街》や港・・、ともすれば《高知の街》も望めるか・・という眺めから、ジェットコースターにでも乗ったかのようにイッキに変わっていくフロントガラス越しの視野は、車を運転する者にとっては少なからずの恐怖感があるだろう。
《室戸スカイライン》を下りてすぐにある駐車帯に車を止めて、カメラ用具を持って岬遊歩道を散策しよう。
海岸線にぴったりと設けられた遊歩道からは、岩礁が並ぶ豪快な海岸が視界いっぱいに広がる。
そろそろ日が暮れてきた。 ここは一心に釣竿を垂れる釣り人に御出演願おう・・。
岩礁の上に立ち、釣竿を垂れる孤高の釣り人に夕日が当たる。 そのシルエットの美しさは、カメラ映像の極みであろう・・。 また、獲物を釣り上げた瞬間はドラマチックだ。 その他、撒き餌をする姿・・、帰り支度をする姿・・など、絵になるシーンが次々とやってくる。 だが、くれぐれも釣り人の邪魔はせぬように・・。
それと、岩礁を飛び越えていくので、海にはまらぬように・・。
なお、高台にある灯台を下から狙おうと海岸線をだいぶ歩いたのだが、なかなか思うようには撮れなかった。
灯台が樹木に埋もれて、はっきりと見えなかったためだ・・。 たぶん、風景写真集にある写真などは、海上から望遠レンズで切り取ったのだろう。 岩礁と岬灯台・・。 このシーンが取れなかったのは、唯一残念な点である。
・・こんなに素晴らしい景色なのだ。 何も急いで帰ることはない。 《最御崎寺》の宿坊(ユースホステルにもなっている・・)で一泊して、朝日を眺めてから(朝日は昇る角度が今いちなのか、夕景と比べるとやや落ちる・・)帰るとしよう。
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| こんな月夜に月見酒はさぞ美味かろう・・ 《桂浜の絵葉書より 引用 撮影者 不詳》 |
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補-6 桂 浜 かつらはま ・・・高知県
浦戸半島の先端・竜王岬に広がる優美な白砂青松の浜で、ことに月見の名所として知られている『桂浜』・・。
ひそやかな潮騒のささやきを聞きながら、月影を千々に砕いてきらめくさざ波を見つめて月見酒・・というのも乙である。
竜王岬の高台には、片手を懐に入れた坂本竜馬の銅像が東の太平洋の大海原を望んで立っている。
明治維新に向けて駆け抜けた坂本竜馬も、この穏やかな眺めを望んで月見酒を味わったのであろうか・・。
そんな維新のロマンを感じる所である。
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| 広がる海の彼方に続く 世界を見据える坂本竜馬像・・ |
桂浜の景観の中心・竜王岬・・ |
行 程 表 駐車場・トイレ・山小屋情報
JR高知駅よりバス (0:30)→桂浜
高知駅から《はりまや橋》を渡って、バスターミナルに出た方がバスの本数がたくさんある。
《はりまや橋》はこれといった情感に乏しい橋だが、いちおう南国・高知の名所なので渡っておこう・・。
市内中心部にあるバスターミナルから、約30分の乗車で『桂浜』だ。
『桂浜』を代表する景観としては、やはり浜の西端にある《竜王岬》あろう。
白砂青松の高台の上には小さな祠が建ち、月夜となるとムード満点だ。
また、激動の幕末を駆け抜けた維新の英雄・坂本竜馬の銅像がこの上にあり、竜馬の生き様に感銘を受けた人達が絶えることなく自らの生き様を問いかけにくるという。
その他、高知の生んだ詩人・大町桂月の文学碑などが松林に点在している。
もし、時間があれば表題でも述べた通り、美しい月夜をめでながら月見酒と洒落込みたい所だ。
後は帰るのみだが、せっかく高知まできたのである。 この街を離れる前に、名城・《高知城》に立ち寄ってみよう。
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