| 環境ホルモンとは |
「外因性内分泌かく乱化学物質」を「環境ホルモン」と呼びます。生物が正常に成育していくにはホルモンのはたらきが欠かせません。環境ホルモンは体内のホルモンの正常なはたらきを乱してしまい、様々な異常を引き起こします。
性ホルモンのかく乱
・生殖器の異常
・精子数の減少
・卵巣ガン、乳ガンなどの生殖器のガン
・性行動の異常
精神面への悪影響
・知能低下・学力障害
・注意力欠如・ストレスへの過剰反応
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| 人体にもすでに影響が・・・ |
野生生物への異変(雌雄同体の魚、カモメのヒナの奇形、卵がふ化しない、足の数の多いカエル)が発見されていますが、人間にも影響が現れています。
日本の健康な若者の精液を調査した結果、元気な精液は34人中1人しかいなかったというショッキングな報告もあります。
また、若い人ほど精子の数が少なくなっています。成人の精液1cc中に1億2千万個が標準といわれていますが、40代で8千万個、20代では4千万個。そして、2千万個を下回ると子どもを作れなくなると言われています。
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| どんなものが環境ホルモンなのか |
環境ホルモンとされる化学物質は約70種類とされています。(環境省)
PCB、DDT、ダイオキシンなどだけでなく、現在も使われている殺菌剤・除草剤などの農薬、ピルなどの合成ホルモン剤、船舶の塗料(有機スズ)にも環境ホルモンがあります。
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| 身近なものにも環境ホルモン |
身近なものでは次のようなものに使われています。
・カップ麺の容器や、トレイなどの発砲スチロール
・缶ジュース・缶詰などの缶の内側のコーティング
・ポリカーボネイト製の食器やほ乳瓶、プラスチック食器
・合成洗剤(台所用・洗濯用・風呂掃除用等)
・ビニール製子どものおもちゃ
・塩化ビニール製品・ラップ類
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| 特にお子さんの遊ぶものには要注意 |
日本では赤ちゃんのおもちゃにも塩化ビニールなどプラスチックのものが沢山あります。子どもはなんでも口に入れて遊んでいます。
環境ホルモンは、ごく微量でも生体に作用すると言われています。
小さいお子さんの身の回りから、できるだけプラスチック製品をさけた方がよいでしょう。また、環境ホルモンを使っていない商品も出てきていますので、お買い物の際には良く選ぶことが大切です。
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| 私たちにできることは |
・プラスチック製品の使用を避ける。特に子どものおもちゃには使わない
・缶コーヒーなどは底の白いもの、つなぎ目のない缶の方がどちらかというと安全といわれています。
・合成洗剤の使用を避け、石けん、アクリルたわしなどを使う。
・無農薬の農作物を選ぶ。除草剤をできるだけ使わない。
・防腐剤などを含む加工食品を買わない。
・家庭ゴミの野焼きをしない。(塩ビなどの焼却によりダイオキシンが発生します)
・お店で商品を買うときには、よく選んで環境ホルモンを含まないものを購入する。
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