99年9月23日(木)〜25日(土)
一日目
女房殿が必死になって計画した観光旅行である。雲霧一家初の旅である。しかし、台風は近いし、若・蘭丸は発熱するし、一時、中止かとおもったが、どうしてもいくとうるさいため朝9時30分頃、羽島市を出発。長良川の様子を見ながら堤防を下り、東名阪・桑名IC〜伊勢道へつづき伊勢IC〜有料道路で二見まで行く。せっかくだから鳥羽水族館へ入館。まずは昼食からということで、レストランへ。とびきりおいしいというもんでもなかったが、空腹と渇きをいやすには何でもよかった。
鳥羽水族館駐車場にて(左:おどる吟丸・右:一家)
さて、肝心の水族館だが、休日と言うことで人出はまあまあ。蘭丸が発熱中ということで女房、子どもはさっそくアシカショーの会場へ行き場所取り。結局30分待っていたようだ。その間雲霧は館内の30分でみられそうなところを観て歩いた。昔、小学生の修学旅行時に来て以来なのでだいぶん変わっていた。(当時の印象をあまり覚えていないのでいけないのだが・・・)だいたい広すぎる。あっちこっちにいろいろな種類の生き物がいて見て回るのにくたびれた。とくに今回は病気の子どもがいたためゆっくり観られなかったし、小さい子どもが観るには背が届かなくてそのたびに抱っこしたり、肩車したりで余計にくたびれた。ただ、無料貸し出しのベビーカーがあったのはよかった。
本来ならば、ほかにもいろいろ回ってからにしたかったのだが、何はともあれ旅館へ向かう。途中、紙おむつと風邪薬を調達する。同じ鳥羽市内であるから、そう遠くはないのだが道が狭いため女房殿は怖がる。かつて仕事柄狭い道はよく走ったため雲霧は何とも思わなかったのだけど・・・
料理旅館・西村屋である。なんでもBコープという女房殿の会社の組合の関係で探したとのこと。シーズンオフで天気も悪く周りには何にもないため客は2組のみ。我々はチェックインすると、部屋へ荷物を運び込みゆっくりとくつろぐことにした。ゆっくりしたあと女房殿と吟丸は風呂へ行く。雲霧と蘭丸は引き続き部屋で相撲でも観ながらお茶を飲む。こちらについてもやはり蘭丸は熱が下がらず、具合は良くない。だが、割と元気はある。女房達が出てきて、雲霧が入浴へ行く。さすがにほかの客はいない。一人で悠々とはいる。ただ、水道・シャワーの湯の出が悪かった。
入浴後はいよいよ食事である。もちろん雲霧の好物魚料理ばかりである。数々の刺身に干物、塩焼きなど。酒は志摩娘という地酒。どれを食べても、飲んでもうまい!大人二人にがきんちょ二人には多すぎた。結局残してしまうはめに。たらふく食べたあとは寝るだけだ。部屋へ戻ると布団が敷いてあり、一家四人は一日目の日程を終えたのであった。
その日の夜、雲霧は迂闊にも寝入ってしまったのでいけなかったのだが、隣の部屋からなにやらムフフな音が聞こえてきたそうである・・・・
二日目
旅館の朝ご飯を知らせるインターホンの音で一家は目覚めた。雲霧本人はその30分ほど前に目覚め、読書をしていたのだが。一家が起きると大騒動である。皆寝起きが悪いため機嫌が悪い。その日もすぐに朝ご飯なのにちっとも起きないし、起きてもまわしが遅い。階下に降りてお膳の前に座ったがすでに冷え冷え状態であった。
相変わらず蘭丸は具合が悪い。本日も体が熱いのである。何とか朝食を食べさせたが、やはり量はあまり多くない。食後一服してから、近所の病院を宿で尋ねご亭主に先導していただき、長岡診療所へ行った。台風が近づいている為、天気は不安定である。診療所は年寄りが多く、どこの田舎も同じだなぁ、という感想。なかなか順番が回ってこない。初めての場所ではあるし、先生も知らないしどんな年寄り先生かと思いきや案外若い先生だった。旅行でもう一泊していくということでちょいと強めの水薬をいただき診察を終える。余談だが、診療後の待ち時間に吟丸とともに散歩に出た。あまりに退屈だったからだが、途中いきなりのにわか雨におそわれ、小学校の軒下で雨宿りをする。雨勢は強まるばかり。ほんの数十m歩いただけだが、不安である。が、幸いにも5分ほどで小降りになり、やんでくれた。急いで診療所に戻ったのである。
診療所からの帰り、せっかくだから海をみようということになり、畔蛸の海岸へ行く。蘭丸は具合が良くないため、虹衛門とともに車中で待つ。女房殿と吟丸のみが浜へ。10分ほど砂遊びをして戻ってきた。足が砂だらけである。宿へ戻ると駐車場にご亭主がいて千鳥ヶ浜のほうがきれいだと聞き、午後はそちらへ行くことに決める。その前にお昼ご飯。通常作ってはくれないようだが、ご亭主に頼んで無理にカツ丼を作っていただいた。旨かった。
昼食がすむと今度は蘭丸と女房殿が留守番。虹衛門と吟丸が千鳥ヶ浜へ向かう。ホテルが林立していて、どこから浜へ行くのかわからず何度も行ったり来たりして、ようやく入り口を見つけ浜へ到着。しばらく吟丸と浜辺であそぶ。たくさんのフナムシをみて吟丸は言った、”ダンゴムシ”と。
海を眺める吟丸(左)・虹衛門と吟丸(左)千鳥ヶ浜にて 浜辺での遊びに飽きると近くの喫茶店に入った。お客はいない、我々だけだ。吟丸はいつものココアである。コーヒーよりも高価であった。
喫茶店を出ると宿へ戻るにはまだ時間的に早く、つまんないのでちょいと遠くまで行ってみることにした。地理に疎いのでとりあえず看板に従い、賢島の方へ向かう。途中展望台があり行ってみたく思ったが、吟丸が寝ていたので通り過ぎる。結局志摩マリンランドへ到着。吟を起こして入場。駐車場の割に車が少なく、閑散としていたので、思わず受付でやってるのかと聞いてしまった。
平日の午後だからだろうと気を取り直して吟丸と観賞。いきなりペンギンが外にいるのでしばらくそれらを眺める。雨が降りそうな雲行きなので早く中へ入りたいのだが、ペンギンは屋外にいた。思う存分ペンギンをみていよいよ屋内へ。ルート的にも単純なので見やすかった。目玉はマンボウらしい。大きなエイとともにいた。変わった泳ぎ方をしていておもしろかった。見終わると展望台へ登った。結構よく見えるのだが、台風が近いため雲が多く見晴らしはいいのだが、その日は余りよく見えなかった。
最後にたどり着くのはおみやげやさんだ。留守番している蘭丸たちに何か買っていってあげよう、ということで選んでいたのだが、なかなか良さそうなのがない。結局おもちゃを買わされる羽目に。もちかえると吟丸のおもちゃの方がおもしろいらしく、蘭丸は吟丸のを取り上げることになるのだが・・・
土産物を買ったら宿へ帰るのみ。来た道を引き返すのであった。
三日目
いよいよ本日は帰る日である。行きたいところはたくさんあったけど、蘭丸の風邪のおかげで行けなかった。帰路ではここに書けるようなおもしろいことはあまりない。ただ、天気が回復したので、パールロードを走り、展望台で休憩した。
その後は思いついたように伊勢道のSAで土産物を整え、昼食をとり、帰っていった。
おしまい