虹衛門  登山の巻2(鳳来寺山)

99年11月21日(日)

 今回は隊長の実家である、名古屋市千種区に朝6時に集合である。従って朝4時に起床し最終準備を整えての出発である。前日は子ども一緒に21時過ぎには就寝した。

 朝は寒い。途中コンビニへより握り飯を購入。食べながら走る。さすがに朝4時30分ごろでは車も少ない。いつも使う裏の道を走るよりも国道を使った方が良さそうだったので、国道向かって走行するも、知らぬ間に通過していて、見知らぬ場所へ出てしまった。あいにく地図もつんでおらず、当然ナビもない。頼りになるのは道路看板だけ。あちこちぐるぐる回って、ようやく一宮IC付近へたどり着くも、もう5時20分予定より20分のロス。これならはじめからいつも通る道を走っていればよかった。

 気を取り直して、国道を順調に走りいよいよ名古屋市内へ。以前はよく隊長の実家へもよらせてもらっていたが、最近はあまり行っていないので、またまだ薄暗くこのへんかな?と思ったところでは交通事故処理を行っていたためはいれず、結局またも遠回り。が、なんとか6時ちょうどに到着。あとはナビ山本の到着を待つのみ。

 さて、山本氏も到着し、いざ鳳来寺山へ出発となる。ルートとしては名古屋IC〜豊川ICへ、あとは新城市をぬけて鳳来町へ。約2時間で現地へ到着。われわれは三河大野駅付近に車を止め、一息いれたあと出発となる。時間にして8時過ぎ。

 前回とは異なり天気は最高にいい。11月も後半に入っているため、肌寒いのは確かだが、まぁ歩いていれば暖まるだろうと服装も軽装である。しかも今回はカメラ持参で楽しみが多い。コースは東海自然歩道。はじめは緩やかな林道を進んでいく。おしゃべりしながら余裕の出だしである。あまりのんびりしていたので、後から来たカップルに追い越される。今回はナビ山本の出番は少なそうであるが、出発早々彼はやってくれた。林道沿いに流れるせせらぎに向かって、あろう事か便意を催し解き放ってしまったのだ。きれいな水を持つせせらぎが天然の水洗便所と化してしまった。川下の方で誰か顔を洗っていないことを祈りつつ、我々はさらに奥を目指すのであった。

Stand by Meの真似する二人   東海自然歩道の入口看板

 林道からいよいよ山道に入っていく。まだ、割合緩やかである。前回の反省からペースはおそく、のんびり進む。途中、看板には”湯谷峠10分”とある。そうきついこともなく峠に到着なにやら石碑が建っているが、字は読めない。一応、湯谷温泉方面と山頂方面への案内板がある。我らは当然山頂を目指す。温泉は下山後である。峠でもたもたしていると小学生の孫らしい男の子を連れた老夫婦が湯谷温泉の方から登ってきた。彼らが峠に到着する頃に我らは出発。我らはあまり言葉もなくひたすら登っているのだが、彼らはおばあさんと思われる方が孫にいろいろ解説しながら登っているようだ。

腹中のものを出し軽やかになる   湯谷峠にある石碑

 湯谷峠からいくらか行くと鳳来寺山パークウェイを歩道橋で横切る。2つ目の歩道橋からは実にいい風景である。400mmほどの望遠レンズをつけたニコンで写真を撮っていいる人もいる。たかが50mmレンズで撮ろうという虹衛門とはえらい違いである。だがそれほどのいい風景であるのだ。歩道橋を渡ってすぐに行者越という場所がある。昔の修行者が越えたと言われる岩だらけのところである。

 今回の東海自然歩道は休息所が多い。休息所に到着するたんびに我々も休んでいる感じだ。山頂駐車場付近にも休憩所があり、そこにいた怪しいおじさんと話し、山頂よりもう少し行ったところにいい場所があると聞く。だが、山頂まではまだまだ距離があるようだ。この辺は行楽客が多いためあちこちで明るい声が聞こえてくる。少し進むといよいよ我々も下界に降りる。ほかの行楽客達と混じって、東照宮を詣でる。行楽客達はおそらく山頂駐車場から歩くか、もっと下の方から石段をえっちらおっちら登ってきたのであろう。東照宮を詣でて、さらに上へ登る人は少ない。

行者越より望む         鳳来寺東照宮

 

我々は引き続き自然歩道を歩き山頂へと目指す。途中やはりいくつかの景色のいい場所があり、そのたんびに休憩している。天狗岩ではおばちゃん達の団体が昼飯をほおばりながら談笑している。ビールまで飲んでいい気なもんだ。我々は今回ちょっとなめていたので、食料は何も持たずに来ている。3人とも腹の虫と戦いながら登っているのだ。天狗岩をすぎるといよいよ山頂である。まだまだ山頂にいる人は少ない。記念撮影をして、ほっとする。正午過ぎであった。ここでさらに奥へはいる。階段をいくつか上り下りすると、先ほど話に聞いた場所についた。例の親父もいた。彼らは他の団体とともにやはり昼食をとっている。いいなぁ。3人はその一言を口に発せず我慢しているのだ。日の当たるところは暑く、影にはいるとひやっとする。どれくらいそこで休んだろうか。いまにも皆寝てしまいそうだったのでいよいよ降りることにする。

展望台より(隊長・内山)    鳳来寺山山頂

 

再び山頂まで戻るとそこは大勢の観光客であふれていた。老人達の集団も登ってくるし、割かし楽なのかな?と思いつつ下るのであるがそうでもない。しばらく行くと奥の院がある。ここもわずかながら展望できるのであるが、皆景色のいいところに座り込んで昼食をとっているのでざっとみてさらに下る。結構急な下りである。隊長ですら足を滑らしたのである。今回はどうも虹衛門をのぞく二人は体調が万全ではなかった様子である。下りきるとそこは再び東照宮である。あまりにも空腹なのでそこに売っていた五平餅を買い求め3人で食べながら進む。山頂駐車場へでて、パークウェイを歩いて下ろうと考えていたのだが、歩行禁止である。”ガーン”ということで再び山の中をもと来た道を戻ることになった。が、これが普通なのである。くたくたになりながらもと来た道を戻るが、存外距離がある。ただ道が緩やかになったので、3人で談笑しながらいけた。

不動堂            鳳来寺の屋根

 駐車場まで戻ると皆もうくたくたでしばらく休む。空腹なのでとりあえず何か食べたい。湯谷の温泉街まで行くことにした。はじめ”ゆーゆーありーな”へ行くも駐車場からして混雑していたのでパス。もう少し戻って、パークウェイの入り口付近の駐車場へ止める。”松風苑”へ行ってみると入浴料は以外と安い。700円也。食事はどうかと尋ねるが今日はもうだめらしい。仕方なく入浴だけした。露天風呂もついているが、ぬるい。一方、内湯は熱い。他の客もほとんどいなくて、貸し切り状態だった。

紅葉           駐車場にて

 どこかで食べなきゃいけない。ということで3人で歩く。ちょっと入りこんだところにくいもんやがあったのでそこにはいる。高い。自分はもう何でもいいやという気になりそこでいい。結局そこで食べることになる。たしか”ゆかわ”だったろうか。ビールを飲みながらあまごのコースを食べた。いやぁ、うまいうまい。写真を撮ろうと思ってカメラ持参できていたのだが、すっかり忘れて食べてしまった。(途中で気づくも結局撮らなかった。)それが15時過ぎだったろうか。たらふく食った後、他の二人は再び風呂へ入りに行く。料理の高いのは入浴料も込みだからだそうな。どうも混浴らしい。それを聞いては自分も入らずにいられない。(実は体が冷えていて、寒くなった)二人が出てきた後、入浴した。(結局は男ばかりだった。)

 こうして過ごすうちにもう17時も過ぎてしまった。車に乗っているうちに虹衛門も隊長もぐっすり眠ってしまった。結局、山本氏にずっと運転させてしまった。お疲れさまでした。

 19時過ぎに隊長実家に到着。あーくたびれた。

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