ニキビと角質の状態

皮膚の最外部にある厚さがわずか0.02ミリしかない『角質層』は皮膚表面だけでなく、毛穴の中まで角質が存在し、細菌、カビ等の侵入をさせないバリア機能の重大な役割を担っています。また、正常な皮脂分泌にも大きな関係があり角質が正常に形成できないと皮脂の質にも大きく関係してきます。

■ニキビ肌にならない角質の状態

毛穴の中の角質細胞が、隙間なく並んでいる状態のため、水分は蒸発することもなく常に潤っており、毛穴内の脂の質の変化も起こらず、ニキビ菌の増殖は起こりません。

 

正常な角質の画像

■ニキビ肌になる角質の状態

角質は剥がれ落ち、隙間だらけで痛んだ角質状態の場合、脂の質も変化が起こり、それにより周囲の角質を傷めます。傷んだ角質の隙間から細菌やアレルギーを引き起こす化学物質などが入り込み、炎症や化膿が増悪します。更に毛穴の中の角質は水分の保持機能を失うため硬くなり、毛穴はふさがります。

壊れた角質層の画像

■角質のまとめ

角質層がキチンと作られ、その上を弱酸性の皮脂膜が覆うことによって、外見的にも潤いのある、艶やかでみずみずしい正常な機能を持つ肌が作られるのです。

逆に、角質層や皮脂膜がキチンと形成され難い体質であったり、過剰な洗顔行為やスクラブ洗顔剤、アルカリ度の高い商品・ピーリング商品等の連用・常用を行えば、当然の如く角質層が破壊され体内から水分は蒸発していきますから、ますますニキビ、ニキビ跡(痕)、赤ら顔などの様々な肌トラブルが悪化する悪循環を生み、最終的にはニキビ跡クレーター・慢性湿疹、超敏感肌等の難治性の肌トラブルを抱えることになるのです。

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