今年の伊勢参りなど 宮司 2002/07/30 (火) 12:39 No.34
今年も何度目かの伊勢参りを致しましたが、何度参拝しても良いものです。内宮宇治橋前のおかげ横丁は少しづつ様変はりを見せてゐますが、これも愉しいものです。
神宮の皇大神宮(内宮)は、今から2005年ほど前にあの五十鈴川の川上に御鎮座になったといはれ、天照大御神の八咫鏡を祀られてゐます。
この鏡は、日本書紀では皇室の御先祖が「可同床共殿」の言葉とともに天照大御神から授かったものと書かれます。「可同床共殿」とは、皇位にあるお方に限って鏡との同床共殿を許可する、許可しても良いといふ意味です。他の者には許可しない、またこの鏡によって皇位を保証し、この鏡を祀ることによって皇室の安泰と国民の繁栄を天照大御神が保証してくれるといふ意味なのです。いつも側に置いておけといふ指示や命令ではなく、しっかりまつりなさい、といふ意味です。「同床」の「床」とは祭壇の意味になります。
われわれ国民にとっても、毎年、大神宮様の御神札(「天照皇大神宮」)を鎮守様から受けておまつりすることが、重要なことであると考へます。