■海へのアクセシビリティを考える

 海洋レジャー問題(仮オープン中)

 
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2001年5月19日更新

 海に囲まれた日本ですが、個人がボートやヨットに乗って海に親しむにも、お金は掛かるし、日本の周りの海はちょっと恐いし、第一、時間の余裕がなかったりします。ボート、ヨットが普及している欧米と比べて、

・荒れた海に囲まれていて静穏水面が少ない、船酔いしやすい、転覆しやすい
・海の荒波、河川の洪水を防ぐ高い堤防に囲まれていて、船の揚げ降ろしと係船ができる場所が少ない。
・港は商船と漁船が優先されていて個人のボートやヨットが使える港が乏しい。
・泊地に適した静穏水面が少ない。
・つまり、ボート保管のためのコストが高い。あるいは、近くに保管場所が確保できない。
・検査制度、免許制度がある。外国製品をそのままでは使用できない。
といったことがよく言われます。余談ですが、日差しがきつくてお肌によくないなんてのも、結構重要なポイントかも。

 英国では王家が自らヨットを持っていて、国民が海に出ることを奨励していると、田辺英蔵さんの「日本人は海が嫌い」(光文社文庫)に書かれています。日本ではまず漁業と商船のためにさまざまな制度やインフラが造られ、後発である海洋レジャーにはさまざまなハンデがありそうです。

 このことについて、痛烈に批判したものに、以下の論説があります。小林則子さんを通じて転載許可を頂きました。

「窮屈な海」☆マリンスポーツの暗闇(RONZA(朝日新聞の月間オピニオン誌)1997年8月号)

 「海洋国」ニッポンの海洋レジャーが窒息しかかっている。海のさまざまな規制が、マリンスポーツの現実に即していないからである。一方で天下りはひきもきらず、行政主導の権益拡大も着実に進んでいる。
 いったい、この国の海洋文化はどこにいこうとしているのか。愚かしい海の現状を海洋ジャーナリストたちが徹底報告する。
(コーディネート・小島敦夫)

「行政の驕り」が透ける強引な公共マリーナ開発(小林則子)
免許に船検、法定備品−海を狭くする超規制(徳岡良介)
日本のトップ・ヨットマンはなぜ遭難したのか(小島敦夫)

 手厳し過ぎると思われる部分や、すでに改善されている部分などもありますが、官公庁とボート/ヨット・ユーザーとの間の相互理解がまだまだ不足しているといえます。
 もともと、ボート・ヨットに関して人材や伝統も含めて社会インフラがまだまだ整っていないこと、その結果、陸上と同じ経験・発想で制度・規制を導入してきたことが、いろいろなあつれきを生み出してきた原因と言うことができるのではないでしょうか?
 ですが、まだまだ不十分ながらも、その溝はわずかずつでも埋まりつつあり、ボート、ヨットを取り巻く環境は少しずつ変化しているような気がします。以下のリンク集からも、その変化をうかがい知ることができます。これまでのあつれきは、新しい海洋レジャーの文化・伝統・インフラが根づくまでの、産みの苦しみと考えて、ユーザー・官公庁双方の相互理解を進めていきたいものです。
【総合サイト】
=>THE 海の会(マリン関係総合コンテンツBoating HOT Search、よろず相談室、個人売買掲示板、ほか)
=>マリンスポーツフォーラム(@niftyのFMARINE公式サイト。ヨット入門、輸入した無線機器での開局申請、小型船舶免許の取得・更新)
=>(行方不明)J-Marine Net(海上レジャー関係のリンク集)
=>Total Marine Information Web(廃船・沈船処理、中古艇情報ほか)
=>i-marine(マリンに関する情報発信基地)
=>X:海遊短艇団(小型ボートによるフィッシングの情報サイト)
=>X:Windcraft((有)ウインドクラフトのサイト。航海前チェック、放置艇問題、トレーラーボート、保管場所、全国マリーナの情報)
=>WaterSide(横浜を中心とした関東エリアマリン情報。マリーナ、ボート免許、クルージング、輸入艇、中古艇ほか)
=>infoseaz(海の情報専門検索エンジン)
=>KAJI PACWOW(舵社)/マリン情報
【相談窓口、官公庁】
=>How to Enjoy Marine Sports!!(関東運輸局)
=>プレジャーボートとは(中部運輸局)
=>プレジャーボート相談窓口(近畿運輸局)
=>神戸海運管理部
=>マリンレジャー情報(中国運輸局)
=>プレジャーボートの役立つ情報(四国運輸局)
=>日本海洋レジャー安全・振興協会 HOME PAGE
=>安全情報提供コーナー(海上保安庁。サメ、イルカ、潮流情報ほか)
=>プレジャーボートを操縦するためには(運輸省のサイト。小型船舶操縦士免許)
=>3省庁合同の「プレジャーボート全国実態調査」について
【建設省河川局関係】
=>河川審議会提言 961204(建設省河川局)
=>新しい河川制度の構築(中部地方建設局河川部のサイト。不法係留対策など)
=>プレジャーボートをお持ちの場合には(岡山県)
=>プレジャーボート対策の推進について(広島県)
【その他】
=>Marine Showcase((株)プロジェクトケーのマリン用品通信販売サイト)
=>マリンメイト(中古艇情報ほか)
=>Blue Water World(Blue Water World Co., Ltd.)
=>中古艇(ボート&ヨット)の鑑定と価格情報(パシフィックカレント)
=>Mariners Web(Mariners Ltd.の特選中古艇情報など)
=>トーハツ
=>劉備マリンインフォメーション(全国各地から選りすぐりの艇情報)
=>サルガッソーサウスコースト(港屋商事)
=>マリン機器(ICOM)
=>玉ちゃんのヨットライフ
=>ESPRIT DU VENT(風の精)
=>目指せ! アメリカズ・カップ: 日本艇はこうして誕生した〔前編〕 - MSN ジャーナル
=>目指せ! アメリカズ・カップ: 日本艇はこうして誕生した〔後編〕 - MSN ジャーナル

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